火山に対する畏怖感

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2016年10月8日、阿蘇山が噴火しました。



私は大阪府出身なのですが、なぜか縁あって阿蘇山にはよく行きます。

幼い頃、親に連れられて3度、大学生になって自分で行くようになってから6度、

学生を終え、働き始めてからも4度行っています。

このように、通算13度も阿蘇山に行っているのですが、中岳の火口を覗くことができたのは、わすがに1回。



もちろん、雨で、火口部に行っても、雲で見えない・・・というケースもありますが、

多くの場合、火山ガスが多量に発生しており、火口部の立ち入り禁止です。

 

それほど、火山活動が活発な山なのです。



火口を覗けた、あの貴重な1回、自然に対する畏怖感を持ちました。

圧倒的で、こちらが飲み込まれてしまうのではないかという感覚。

富士山の山頂に立ち、火口を覗いたときも、同じ感覚にとらわれました。



日本は、国土面積が小さい割に火山が多い国です。

そこで生きていく私たち日本人は、火山と付き合っていかねばなりません。

“ピークハンター”として山を登るのも良いでしょうし、

山頂からの素晴らしい景色を眺めるために山を登るのも良いでしょう。

もう1つの動機として、自然に対する畏怖の念を感じるため、

また、それを忘れないように登ってみてはいかがでしょうか。


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