「イントゥ・ザ・ストーム」

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映画の中に自然科学を見出すことが時々あります。

鑑賞することで、自然科学に対して新たな発想が芽生えることがあるかも知れません。

・・・というわけで、【自然科学と映画】では、自然科学に関する映画を取り上げ、

その映画のキーワードになる自然科学について、少し考察してみたいと思います。



2014年8月22日、映画「イントゥ・ザ・ストーム」が公開されました。

「ストーム」の和訳は「嵐」ですが、

映画のあらすじや予告編を見る限り、むしろ「トルネード(竜巻)」のようです。

竜巻を解明するためには、竜巻内部を観測することが有力な手段であり、

竜巻内部の観測を試みる話などが出てきます。



アメリカでは、1年間に約1000個もの竜巻が発生するらしく、

毎年50人ほどの人が犠牲になっています。

世界で起こる竜巻の約8割がアメリカで発生しているそうですが、

なぜアメリカで多く生じるのかは、解明されていません。

日本でも毎年数個は発生し、場合によっては竜巻注意情報が発令されています。

記憶に新しい竜巻は、2年前の2012年5月6日、茨城県で発生したものです。

1人の犠牲者が出てしまいました。



日本でも実際に発生しているので、まったくの他人事として放っておくわけにはいきません。

この映画を機に、何かヒントが見えてくると良いですね。


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