時刻表で算数遊び

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算数で学ぶ内容は、足し算・引き算・掛け算・割り算といった計算はもちろんのこと、

割合・平均・単位量あたりの大きさといった、様々な数量を扱ったり、

棒グラフ・円グラフ・2次元表といった、色々な図や表からの読み取りもあります。

これらの学んだ内容を、実際の場面で使えると楽しいですよね。



「時刻表」には、全国の新幹線や特急がどこの駅を何時に出発するかが載っています。

さらには、ある駅を起点として、そこから各駅までの距離(営業距離)も載っています。

これらの情報を使うと、面白いことがたくさん分かりますよ〜♪



(01)特急の種類は、全国でいくつあるのだろう?


近畿地方だけでも、JRの「はるか」や「くろしお」、私鉄の「ラピート」「ひのとり」など、多数あります。

全国にまで広げると、いったいどれくらいの特急があるのでしょうか?

“数を数える”行為は算数の基本ですし、テキトーにではなく、キチッと網羅的にチェックするのは大切です。



(02)駅の数は、いくつあるのだろう?


南海高野線の駅の総数は?・・・という質問に対して、地元民でも、なかなか正確に知りません。

「そんなこと、どうでもよいこと」と片付けてしまうなら、それまでのこと。仕事でも勉強でも、

徹底的に調べ尽くすことで初めて、それまで気付かなかったことに気付くこともあるのです。



(03)駅と駅の間の距離が最も長いのは、どこ?


時刻表に載っている「営業距離」の情報に対して「引き算」を使えば、駅間の距離が求まります。

果たして、どの駅とどの駅の間が最も離れているのでしょうか?

また、逆に、どの駅とどの駅の間が最も接近しているのでしょうか?



(04)駅の位置を地図で確認してみよう!


算数の範囲を超えて、社会の地理みたいですね。

“離れている”とか“近い”とか言っても、ただ数値を見ているだけではイメージが湧きません。

地図上で駅の場所を探し、イメージを膨らませることも大事です。




(05)新幹線の速さくらべ


小学5年生で「単位量あたりの大きさ」を学んだら、6年生では、その例として「速さ」を学びます。

「営業距離」と「時刻」の情報があれば、例えば、新幹線の平均の速さを求めることができますね。

公式には東北新幹線が一番速いことになっていますが、本当にそうなのでしょうか?



(06)“おトクなきっぷ”は、どれだけ“お得”なのだろう?


電車の料金ですが、通常なら、乗る駅から降りる駅までの運賃を払います。

鉄道会社によっては色々な割引プランもあり、上手く利用すると安く乗ることができます。

いったいどれくらい安いのでしょうか?・・・「割合」について学ぶのは小学5年生です。



(07)電車の写真を撮りたい!・・・この場所を何時頃に通過するのだろう?


地元の通勤電車をはじめ、特急や新幹線の写真を撮ってみたい。

でも、この場所を何時頃に通過するのか分からない・・・。

時刻表と地図を使って、通過時刻を計算してみましょう!



(08)旅行計画を立ててみよう!


自分の家から、ある目的地まで、電車を使って行くとすると、

どの路線を使えば、速く行けるのでしょうか? また、安く行けるのでしょうか?

計画を立てることは楽しいですし、頭をすごく使います。


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