テロメア
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ヒトの細胞は、ヘイフリック限界(分裂回数の限界)が50回ほどです。・・・なぜ? ![]() 学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。 「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。 自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。 各項目がマスターできているか、自分では分からない・・・という方も御安心を! こちらで診断(テスト)していき、まだ理解できていない項目は補強します。 カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。 先取りしたい方は、その学年に到達する前に学べば良いでしょう。 【DNAの複製】 (01)エルビン・シャルガフ・・・1950年、「シャルガフの経験則」を発見しました。 (02)シャルガフの経験則・・・DNA中に含まれるAとT、GとCの割合が、それぞれ等しい。 (03)モーリス・ウィルキンス・・・1953年、DNAのX線回折写真を撮影しました。 (04)ロザリンド・フランクリン・・・1953年、DNAのX線回折写真を撮影しました。 (05)ジェームズ・ワトソン(高2)・・・1953年、DNAの二重らせん構造を提唱しました。 (06)フランシス・クリック(高2)・・・1953年、DNAの二重らせん構造を提唱しました。 (07)アーサー・コーンバーグ・・・1956年、DNAポリメラーゼを発見しました。 (08)半保存的複製(高2)・・・DNAの複製方法として、ワトソンとクリックによって考えられました。 (09)マシュー・メセルソン(高2)・・・1958年、「メセルソン・スタールの実験」をしました。 (10)フランクリン・スタール(高2)・・・1958年、「メセルソン・スタールの実験」をしました。 (11)メセルソン・スタールの実験(高2)・・・仮説であった半保存的複製を証明しました。 (12)DNAヘリカーゼ・・・複製起点での最初の出来事は、DNAの巻き戻し(解きほぐし)です。 (13)1本鎖結合タンパク質・・・解けた一本鎖が二重らせんに戻らないようにはたらきます。 (14)DNAポリメラーゼ(高2)・・・鋳型のDNA鎖の塩基に対して、相補的な塩基を連結していきます。 (15)5’末端から3’末端へ・・・DNA鎖の複製方向は一方通行です。 【テロメア】・・・テロメアが短くなり過ぎると、細胞分裂できなくなるのです。 (16)プライマー・・・DNAの複製開始点を与える一本鎖RNAです。 (17)染色体の短縮・・・プライマーが結合していた部分は複製されないので、その分だけ短くなります。 (18)テロメア・・・染色体の末端に存在する繰り返し配列です。 ヒトの場合、TTAGGG×2500回。 (19)テロメラーゼ・・・失われたテロメア配列を補充する酵素です。 (20)がん細胞・・・テロメラーゼが発現していて、絶え間なく分裂しています。 (21)不老・・・“老化”を選ぶか、“がん化”を選ぶか。 「分子遺伝学」の一覧へ |
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