十字軍

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イスラム系のセルジューク朝が、キリスト教の聖地エルサレムを支配し、

小アジアに進出して、ビザンツに迫ったので、ビザンツ皇帝は、ローマ教皇に助けを求めました。

・・・これが「十字軍」のきかっけで、1096年から1270年にかけて、計7回の遠征が行われました。

結果として、エルサレムの奪還は叶わなかったので、十字軍の遠征そのものは失敗に終わったのですが、

西ヨーロッパ社会が外側の世界を知るきっかけになり、この後、歴史が、再び大きく動いていくことになります。



学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。

「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。

自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。

カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。



【社会の安定】


(01)
圃場・・・作物を栽培する畑です。 単に「圃」とも言います。

(02)
二圃式農業(高1)・・・2つの圃場を用意して、1年ごとに穀物栽培と休閑地を繰り返す農業です。

(03)
休閑地・・・連作障害を防ぐために、何も栽培しないで、農地を休ませておきます。

(04)
古代ヨーロッパ・・・地中海沿岸は、夏に雨が降らないので、冬作物を用いた二圃式農業でした。

(05)
領土拡大(高2)・・・古代ローマ期、1年中の降水が期待できるアルプス以北にまで進出しました。

(06)
中世ヨーロッパ・・・降水期が増えたので、三圃式農業を行うようになりました。

(07)
三圃式農業(高1)・・・農業生産力が向上し、社会が安定していきました。



【十字軍への背景】


(08)
十字軍(高2)・・・内陸部に押し込められていた西ヨーロッパ世界の“外への膨張”です。

(09)
十字軍の推進力・・・やはり、ここでも“人間の欲”でしょうか?

(10)
背景@(高2)・・・ローマ教皇は、東西教会の統合を目指しました。

(11)
背景A(高2)・・・諸侯・騎士は、新しい領土と戦利品を期待しました。

(12)
背景B(高2)・・・商人は、東方貿易の拡大を望みました。

(13)
背景C(高2)・・・農民は、負債の帳消しや土地の確保を求めました。

(14)
疑問・・・人は、なぜ、安定すると、不安定(刺激)を求めようとするのだろうか?



【十字軍の影響】


(15)
ローマ教皇の権威が失墜(高2)・・・ 「宗教改革」へとつながっていきます。

(16)
諸侯・騎士の没落(高2)・・・中央集権化が進みました。

(17)
東方貿易の拡大(高2)・・・都市が急速に発達し、自治権を獲得。 「ルネサンス」へ。

(18)
東方への関心の高まり(高2)・・・「大航海時代」へとつながっていきます。



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