期待値と分散

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1枚300円で買える、次のような宝くじがあります。

300円払って、この宝くじを1枚買ったとき、戻ってくると期待できる金額は129円です。



学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。

「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。

自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。

カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。



【期待値】


(01)
表や図・・・視覚的には分かりやすいですが、主観的になりがちです。

(02)
数量的扱い・・・客観性を持たせた情報伝達には必要です。

(03)
期待値(高2)・・・確率変数Xの“重み付き平均”を「 E(X) 」で表します。

(04)
期待値の性質@(高2)・・・E(c)=c。(cは定数)

(05)
期待値の性質A(高2)・・・E(X+c)=E(X)+c。(cは定数)

(06)
期待値の性質B(高2)・・・E(cX)=cE(X)。(cは定数)



【分散】


(07)
期待値の限界(高2)・・・期待値が同じでも確率分布が異なる場合は、どうしよう?

(08)
偏差(高2)・・・各値と平均の差です。

(09)
分散(高2)・・・偏差の2乗の平均です。 確率変数Xの分散を「V(X)」で表します。

(10)
分散の性質@・・・V(c)=0。(cは定数)

(11)
分散の性質A・・・V(X+c)=V(X)。(cは定数)

(12)
分散の性質B・・・V(cX)=c2V(X)

(13)
期待値と分散の関係・・・V(X)=E(X2)−{E(X)}2

(14)
標準偏差(高2)・・・分散のままだと単位も2乗されているので、分散の平方根をとります。



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