天文宇宙検定
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狩猟・採集をしていた時代から、農耕・牧畜をする時代に移ると、人類は“富”という感覚を覚えました。 以降、この“富”を求めて、歴史が動いていくことになります。 土地の面積が広くなれば、それだけ多くの農作物を得ることができ、 結果として、より多くの富を得ることができます。 そこで、富を求めて、領土拡大を図ったのでした。 人類は、アフリカ大陸で誕生したので、陸続きであるユーラシアへは、歩くことで、領土を拡大していきました。 船を用いると、陸続きでない新大陸も発見しました。 20世紀の終わりまでに、地球上に存在するほぼすべての陸地に到達したのではないでしょうか? では、21世紀になって、人類は、さらなる富を求めて、どこを目指すのでしょうか? 地表面が終わったのですから、次なるターゲットは、地表面より上、または、下になります。 地表面より上への進出ということで、人類は、宇宙へ繰り出すこととなったのです。 20世紀初め、ライト兄弟による飛行機の発明で、人類は宙に浮く方法を得て、 20世紀半ばには、宇宙空間へと飛び出しました。 21世紀になり、宇宙開発のための拠点作りとして、月への探査を始めています。 第2次大航海時代の幕開けです。 【天文宇宙検定に関する素朴な疑問】・・・以下のようなことも、一緒に考えていきましょう! Q1:月での重力は、地球での重力の6分の1と言われています。 月面でジャンプすると、飛距離が6倍になるのですが、これは、なぜでしょうか? Q2:電波を受信するアンテナは、どうしてパラボラ(放物面)なのでしょうか? Q3:地球以外の惑星の公転周期を直接観測することはできません。 では、どのようにして公転周期を求めているのでしょうか? Q4:近い星までの距離は、年周視差を用いて求めます。 どのような方法なのでしょうか? Q5:宇宙が現在進行形で広がっているとは、信じがたいけれども、どうやら間違いなさそう。 この“膨張宇宙”説は、何を根拠としているのでしょう? ・・・など。 「塾での授業」に戻る |
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