人口密度
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滋賀県の人口は141万3943人(2019年)です。 滋賀県の面積は4017km2(2019年)です。 したがって、滋賀県の人口密度は1413943÷4017=352.0人/km2となります。 ・・・と、ここまでだと、ごく普通の話です。 ここから、少し考えてみたい! 滋賀県には、日本一の面積を誇る湖である琵琶湖があります。 当然のことながら、湖には住めません。 また、百名山として有名な伊吹山もあれば、西には比良山地が走っており、ここも住みにくいでしょう。 そうなると、人が住める土地は総面積よりも狭くなり、可住地面積は総面積の30.2%しかありません。 仮に、総人口を可住地面積で割ると、1164.7人/km2となり、3倍以上になります。 “人の混み具合”の指標である「人口密度」ですが、 割る数である面積として、どのような面積が妥当なのでしょうか? ![]() 学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。 「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。 自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。 カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。 【“一般的な”人口密度】・・・(総人口)÷(総面積)で求めています。 (※)事前に、「割り算」を学んでおくと良いです。 → こちら (01)人口密度(小5)・・・1km2あたりの人口です。 (02)日本の人口・・・1億2616万6948人(2019年)です。 (03)日本の総面積・・・37万2972km2(2019年)です。 ただし、北方領土を除いています。 (04)日本の人口密度・・・126166948÷372972=338.3・・・人/km2です。 (05)都道府県別人口密度・・・最も大きいのは東京都で、最も小さいのは北海道です。 (06)東京都の人口密度・・・6344.7人/km2(2019年)です。 (07)北海道の人口密度・・・66.9人/km2(2019年)です。 【“変則的な”人口密度】・・・(総人口)÷(可住地面積)で求めています。 (08)可住地面積・・・総面積に占める割合で、最も大きいのは千葉県で、最も小さいのは高知県です。 (09)千葉県の可住地面積・・・総面積の65.9%(2019年)です。 (10)高知県の可住地面積・・・総面積の14.6%(2019年)です。 (11)東京都の人口密度・・・10288.7人/km2(2019年)となります。 (12)北海道の人口密度・・・247.2人/km2(2019年)となります。 (※)人口密度と脳領域の関係が研究されており、 大きな都市に住んでいる人では、扁桃体の活動が活発になっているそうです。 扁桃体は、人の情動をコントロールする部分なので、 大都市におけるストレスの有無は、扁桃体の状態と関係があるのかも知れません。 「堺市の人口」に戻る |
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