気象予報士試験

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小学5年生の社会科で「気候と暮らし」について学びます。

寒い地域で暮らす人々の例として北海道が、暖かい地域で暮らす人々の例として沖縄県が挙げられ、

「北は寒くて、南は暖かい」ことを知ります。



ところが、中学校の社会科で、視点が日本国内から世界に広げられ、地球規模で考えるようになると、

ふと、素朴な疑問が湧きます。

アメリカのアラスカ州が寒くて、シンガポールが暖かいのは、

アラスカが北に位置し、シンガポールが南に位置するからで合点がいくのですが、

シンガポールより、さらに南にある南極は、暖かいどころか、むしろ寒いです。

「北ほど寒く、南ほど暖かい」と思っていたが、実は違う?



ここで、軌道修正です。

「北ほど寒く、南ほど暖かい」ではなく、「赤道から遠いほど寒く、赤道に近いほど暖かい」

となります。



こうして、軌道修正を行った後、また、疑問が湧きます。

「赤道から遠いほど寒く、赤道に近いほど暖かい」のは、なぜか?・・・一緒に学びましょう!



【気象予報士試験に関する素朴な疑問】・・・以下のようなことも、一緒に考えていきましょう!


Q1:天気予報で、気温に関する予報士のコメントに

   「平年並み」とか「平年より高い」といった言葉を、しばしば耳にします。

   このときの「平年」って、いったい、何なんでしょう?

   気温に関する、ある平均値であろうことくらいは予想できますが、具体的には?



Q2:小学3年生の理科で「日なたと日かげ」について学び、

   日なたが温かいのは、太陽が当たっているためであることを知ります。

   小学4年生の理科で「気温や地温(地面の温度)の変化」について学び、

   地面の温度は、13時頃に最も高くなることを知ります。

   ここで、素朴な疑問です。

   太陽が当たっている時間が長いほど、地面の温度が高くなるのであれば、

   なぜ、日の入り直前に最も高い温度ということにならないのでしょうか?



Q3:太陽の高度が最も大きくなるのは12時頃で、地面の温度が最も高くなるのは13時頃、

   そして、気温が最も高くなるのは14時頃・・・と、小学4年生の理科で知ります。

   太陽光は、地面に達する前に空気の層を通過しているのに、

   なぜ、地面よりも空気の方が、最高温度に達する時刻が後なのでしょうか?



Q4:地球大気の循環を、「緯度0度〜30度」「緯度30〜60度」「緯度60度〜90度」に分けると、

   「緯度0度〜30度」は「ハドレー循環」で、「緯度60度〜90度」は「極循環」で、

   それぞれ説明がつきます。 これらと「コリオリ力」を考え併せることで、

   「緯度30〜60度」を説明したのが「フェレル循環」なのですが・・・。

   フェレル循環だと、地表付近の偏西風を説明することはできますが、上空の偏西風を説明できません。

   中緯度では、高度によって、風の強さは異なるものの、西風であることは共通です。

   上空の偏西風を説明するには、どのような考え方が必要なのでしょうか?



Q5:誰しも、極端に暑いところや極端に寒いところは嫌い、気候のマイルドな地域に住みたがります。

   したがって、5つの気候帯(A:熱帯、B:乾燥帯、C:温帯、D:冷帯、E:寒帯)の中でも、

   温帯地域に住む人の数は多く、その都合でしょうか、温帯気候が、最も細かく分類されています。

   地球規模で大きく見ると、大陸の東側に温暖湿潤気候が、西側に西岸海洋性気候がありますが、

   細かく見ると、不思議な地域を、ちらほら見かけます。

   ハンガリーの首都ブダペストや、セルビアの首都ベオグラード、ルーマニアの首都ブカレストは、

   温暖湿潤気候ですが、どうして、これらの地域は、温暖湿潤気候なのでしょうか?

   地中海沿岸地域やカリフォルニア半島が地中海性気候になるのは、なぜでしょうか?    ・・・など。



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