測量士・測量士補試験

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山登りをしていると、次の写真に見られるような、地面に埋まっている石柱を、しばしば目にします。



「三角点」です。



石柱は四角いのに、どうして“三角点”と呼ばれているのでしょうか?

山のトンガリが三角形だから・・・ではありません(笑)。

いくら山の頂きに三角点が多いからと言っても、それ以外にも三角点はありますので・・・。



“三角点”という名がついたのは、

位置を決めるのに用いた測量技術が、図形でいう三角形の角度を測ることに相当し、

高校数学に登場する「三角比」の知識を使って計算していた「三角測量」と呼ばれる方法だったからです。



【測量士補試験に関する素朴な疑問】・・・以下のようなことも、一緒に考えていきましょう!


Q1:「三角点」の情報には、緯度・経度・標高の3つがありますが、

   本来、三角点とは、緯度と経度の情報を提供するものであり、標高の情報を提供するものではありません。

   標高の情報を提供するものは「水準点」と呼ばれています。

   では、山頂にある石柱は、なぜ、「水準点」ではなく、「三角点」なのでしょうか?



Q2:地球の半径は「6371km」と言われます。 この値、どこから出てきたのでしょうか?



Q3:2万5千分の1地形図、1枚の大きさは、縦42cm×横51cmです。

   なぜ、この大きさなのでしょうか?



Q4:高速道路のカーブは、円軌道ではありません。

   もし円だと、カーブに差し掛かった瞬間に、車のドアへ叩きつけられてしまいます。

   実際は、直線からカーブに入る区間に「クロソイド」という曲線区間が設けられています。

   さて、この「クロソイド曲線」は、どのような式で表されるのでしょうか?



Q5:トータルステーションで距離を測るとき、光波を利用します。

   光速は既知なので、光が目標物に反射して戻ってくるまでの往復時間を測れば良いと思いきや、

   光は、どんでもなく速いので、往復時間が短すぎて、実際に往復時間を測るのは不可能です。

   では、光波測距儀で距離を測る場合、実際には、何を測っているのでしょうか?      ・・・など。



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