電気主任技術者試験

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電気を供給するための発電所、変電所、送電線をはじめ、

工場やビル、住宅などの電気使用設備を総称して「電気工作物」と言います。

これらの電気工作物の保安監督、工事を行う人には、規模や用途に応じた資格が必要です。

電気工事の作業だけなら、「電気工事士」でも行えますが、

工事により設置した電気工作物の保安監督となると、「電気主任技術者」しかできません。



電気主任技術者には、「第一種」「第二種」「第三種」の区分があり、

それぞれ、扱うことのできる電圧の範囲が異なっています。

(「第三種」は5万ボルト未満、「第二種」は17万ボルト未満、「第一種」は無制限)

「第一種」になろうと思えば、「第二種」の免状を持っていなければなりませんし、

「第二種」になろうと思えば、「第三種」の免状を持っていなければなりませんので、

まずは、「第三種」の資格を取得することが最初の目標となります。



電気主任技術者を必要とする分野の例として、「鉄道」業界が挙げられます。

車両に使われている電気は機械系技術者が担当しますが、

電車線や変電器など、地上にある電気設備を取り扱うときには、電気主任技術者が必要なのです。

求人の段階で、「第三種」の有資格を求められることはありません。

しかし、鉄道会社では、最終的に「第二種」以上を持っていると、評価対象となるので、

皆、入社早々に「第三種」の資格を求められます。

良いスタートダッシュを決めるためにも、「第三種」の実力を持ち合わせていると、有利です。



第三種電気主任技術者になるための試験を「第三種電気主任技術者試験(電験3種)」と言います。

電験3種の出題内容は、工業高校で学ぶ内容とほぼ同じであり、普通科で学ぶ高校物理からすると、

「合成インダクタンス」や「Y−△変換」など、“はみ出した内容”が含まれています。

合格率は10%前後で、自力ですと、工業高校出身者でも、合格するまでに平均で3年かかると言われています。

当塾では、中学2年生で学ぶ「オームの法則」から始めますので、

中学・高校時代に物理が苦手だった方でも、入りやすいかと思います。

電気回路について学び、電験3種の合格を目指して、一緒に頑張りましょう!



【電験3種に関する素朴な疑問】・・・以下のようなことも、一緒に考えていきましょう!


Q1:電場や電位の式は、静電気力(クーロン力)の式から、導くことができます。

   では、静電気力(クーロン力)の式は、なぜ、あのような文字式になっているのでしょうか?



Q2:点電荷による電場は、点電荷から離れるほど、小さくなります。

   「面」は「直線」の集合体であり、「直線」は「点」の集合体なので、「面」は「点」の集合体です。

   コンデンサーは、言うなれば“面電荷”であり、“点電荷の集合体”なので、

   コンデンサーによる電場も、極板から離れるほど、小さくなるのでは・・・と思いたいところですが、

   実際には、そうではなく、距離に関係なく一定です。・・・これは、一体、どういうこと?



Q3:平行な導線に電流を流すと、互いに引き合ったり、斥け合ったりします。

   「電磁力」と呼ばれる力が働いているからなのですが、

   電磁力の式は、どのようにして導き出されたのでしょうか?

   磁場の式が、なぜ、あのような文字式で表されるか理解できたら解決します♪



Q4:発電所からの送電は、「三相交流送電」が一般的です。

   なぜ、「直流」ではなく、「交流」なのでしょうか?

   なぜ、「単相」や「二相」、「四相」ではなく、「三相」なのでしょうか?



Q5:半導体素子として、高校物理にも登場する「ダイオード」や「トランジスタ」。

   ダイオードには「整流作用」がありますが、どういう仕組みなのでしょうか?

   トランジスタには「増幅作用」がありますが、どういう仕組みなのでしょうか?      ・・・など。



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