中学生・高校生の心構え
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小学生の頃は、子供の意思に関係なく、親が指図して、子がそれに素直に従っている場合が多いです。 しかし、反抗期を迎え、徐々に親離れの準備が始まりつつある中学生や高校生になると、 親が指図しても、子が素直に従わない。 あるいは、我が子の意思を尊重する・・・と主張し、敢えて子を指図しない親もいます。 こうなると、子は、自分の言動に意識を持たねばなりません。 中学生や高校生は、次の3つのこと(@〜B)を意識しましょう! @「作業」と「勉強」の区別・・・「作業」だけで終わり、「勉強」していない人は、結構多い。 同じクラスの中で、テストの点数が高い子と低い子がいるのに、どういうわけか宿題は同じ量。 「おかしいな。」と感じたことはありませんか?・・・実は、宿題(提出課題)は「勉強」ではありません。 単なる「作業」です。 したがって、宿題を終えても、ちっとも勉強していないことになります。 この意識がないと、宿題をまじめにやっても平常点が良いだけで、テストの点数は良くなりません。 では「勉強」とは何なのか? 「作業」である宿題をひと通り終えたとき、“自力でできなかった問題”が生じることでしょう。 その“自力でできなかった問題”を、自力でできるようにすることが「勉強」です。 “自力でできなかった問題”の量には個人差があるでしょうから、勉強量に個人差が生じ、 自力でできない問題が多い子ほど、勉強量が多くなります。 皆さんは、ちゃんと勉強していますか? A実力を発揮するための勉強・・・問題を解くことばかりに意識が偏ると、実力は発揮できません。 満点が取れていないとき、当たり前ですが必ず失点しています。 失点は、大きく分けて「ケアレスミスによる失点」と「正味、実力不足による失点」の2種類からなります。 ケアレスミスは、“本来ならできたはずなのに、うっかり間違えてしまった”ときに発生します。 これは、そのときの実力を十分に発揮できていない状態にあり、非常にもったいない。 また、周りの人からは「実力がないんじゃないの?」と誤解され、誠に悔しい限りです。 ケアレスミスをなくし、もっている実力をすべて出し切るための勉強をしましょう! 秘訣は“日常生活における所作を意識すること”です。 B実力を伸ばすための勉強・・・“問題を見る目”を、ちゃんと養えていますか? ケアレスミスがなくなったなら、それは、現状の実力を十分に発揮できたことになるわけですが、 どういうわけか、それでも満点ではないとき、それは、正味の実力不足です。 基本問題は大丈夫だけれども、まだまだ応用力がなくて、ひねった問題になると手も足も出ない・・・。 平均点辺りでさまようのではなく、高得点を狙うならば、何としても正味の実力を伸ばさないといけません。 秘訣は“見る目を養うこと”です。 「塾での授業」に戻る |
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