渚の駅 たてやま

館山にある「渚の駅たてやま」をご紹介します。

館山湾(鏡が浦)内にある道の駅の海版といった感じの施設で、物産市と食堂というお決まりのメニューの他にミニ水族館や郷土資料館も併設されている、ちょっと変わったところです。

隣接する桟橋では海中観光船が出ています。
（正確に言うと海中観光船は渚の駅たてやま内の施設ではないのですが、すぐ隣なので一緒と考えてしまってもいい気がします）

建物の前には昔の商船や漁船に使用されていた焼玉エンジンなどもあって興味をひかれます。

こちらはミニ水族館である「海辺の広場」です。

中に入ると大きな水槽がお出迎え。ここが海辺の広場です。

水槽の中にはイシダイ、クロダイなどの魚が悠々と泳いでおり、ミニ水族館といった感じです。

この大きな水槽の脇には小さな水槽がずらりと並んでおり、ここにもさまざまな魚たちを見ることが出来ます。

無料で入れるミニ水族館。小さな子供を連れて来るには楽しくでいい場所ですよね。

また、写真家である館石昭氏の写真が常設展として設けられており、世界中の美しい水中の世界に浸ることが出来ます。

更にはダイバーとして有名なジャックマイヨールのコーナーもありました。

ジャックマイヨールは酸素ボンベなしで水深100メートルまで潜るという人類史上初の記録を打ち立てた伝説のダイバーです。

私は全然知らなかったのですが、1988年の映画『グラン・ブルー』で世界的に有名になり、映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー)』でも取り上げられたとのこと。
呼吸をするのにヨガや禅の手法を取り入れていたそうで、ダイバーというよりもヨガの聖者といったイメージです。

「そもそもなぜ館山に？」と思ったのですが、彼は館山に別荘を持っており、館山の太平洋側、平砂浦海岸がお気に入りだったとのこと。日本とも縁の深い人だったのですね。

ちなみに保田にあるイタリアンレストランのジェノバは、ジャックマイヨール直伝のパスタが有名で、知る人ぞ知る秘境グルメです