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カタラクト渓谷
(Cataract Gorge Reserve)



タスマニアで一番大きな町ホバート (Hobart) は南端にありますが、2番目に大きなローンセストン (Launceston) は北端です。写真はホテルの部屋から見たローンセストン市街のほんの一角です。

カタラクト渓谷はローンセストン市街から車で僅か10分ほどの距離です。


カタラクト渓谷(保護区)の案内板です。

えっ!街からこんなに近いところに「渓谷」があるの?とびっくりです。東京に例えるなら、銀座四丁目角から車で10分ほどのところに、奥多摩の秋川渓谷があるようなものです。羨ましい限り。


カタラクト渓谷は街から近く、歩いてでも来れる距離にあり、市民の憩いの場所になっています。美しい渓谷の眺めを楽しみながら渓流沿いの遊歩道を歩いていると、一人あるいは数名のグループとすれ違ったり、後方から追い抜かれたりします。緩やかなアップダウンがある遊歩道なので、ジョギングやウォーキングの格好のコースとなっているようです。

途中、初老のご夫婦から「カメラのシャッターを押してくれませんか?」と頼まれました。おやっ?地元の人にしては珍しいな!と思いながら聞いてみたら、オランダから観光に来たとのことでした。



上流方面。周囲に高い山はないのに、どこからこんなに豊かな水量があるのだろう?と不思議です。
ピクニック・エリアもある渓谷の真ん中辺。この辺りは流れも緩やかで川で泳いでいる人もいます。


上の2枚の写真と比べてみてください。上がったり下がったりがある遊歩道というのが分かると思います。


11月末、タスマニアは春の季節です。遊歩道沿いに、いろんな種類のかわいい花が咲いています。私の身長の2倍はある大きなシャクナゲの木も沢山の花を咲かせていました。




ベニハナカノコソウ


フレンチ・ラベンダー


流れの速い浅瀬、緩やかな淵。どこを見ても素晴らしい景観です。







渓谷の最尾部。遠くに見えるのは
ローンセストンの街です。



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