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ボノロング野生動物園
(Bonorong Wildlife Park)



ボノロング(Bonorong)は地名ではなく、アボリジニの言葉で「自然の仲間」という意味です。

ボノロング野生動物園では、できるだけ自然に近い環境の中で、カンガルー、ワラビー、タスマニア・デビル、ウォンバットなどオーストラリア特有の動物を飼育しています。また、親とはぐれたり怪我をした野生の動物を引き取って手当てをし、原則として再び野性に戻すという「保護」活動もしています。


 
タスマニア・デビル。小型犬ほどの大きさ。肉食・夜行性の有袋動物。黒色の毛で獰猛そうな顔。
 
飼育係りの人におとなしく抱かれ、気持ちよさそう。こんな姿を見ると、これがデビル?って思ってしまいます。


タイガー・キャット(Brown Tiger Cat)。

昼間は灌木地や草叢などに潜み、夜に活動する、肉食・有袋類。体にある白い斑点模様が特徴です。

この写真のタイガー・キャットは、タスマニア・デビルと同じような大きさでしたが、購入した本には、「オーストラリア固有で、ヤブ地に生息する夜行性・肉食・有袋類の動物のなかでは、一番大きい」と書いてありました。

タイガー・キャット(Tiger Cat)


グレー・カンガルー(Grey Kangaroo)の親子
ワラビー(Wallaby)。カンガルーより二回り三回りも小さく、耳先の形がシャープなのが特徴。


  コアラ (Koala):   
今では世界各地で可愛がられている人気者ですが、現地で購入した本に次のようなことが書かれていました。

●1953年に発見された化石を調べたところ、コアラは1500万年以上もの大昔から棲息していたと思われる。

●オーストラリアに白人が定住し始めた18世紀後半以前は、アボリジニ(原住民)あるいはディンゴ(オーストラリア原産の野犬)が食用としていたため、コアラの生息数は現在よりも少なかった。


名前を忘れてしまいました。体長(頭の先〜尻尾の端)120センチほど、全身白い毛で、動きの素早い、一見は大型の猫のような動物です。
オオトカゲ(Dragon)。動物だけでなく、このような爬虫類や鳥類も数多く飼育されています。


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