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第ニ十九回 さらば兄上


どうも買い被ってたね、アタシは。
時宗、そこ迄は考えてなかったんだ。謀反を起こしたと思ってたんだなぁ。少しびっくりです。
犠牲を最小限にする事。これって彼の立場からしたら凄くよくわかるんだけど、今回聞いてて空回りしちゃったよ。
信じるか信じないか、と云ったら時宗には信じていてほしかった。
それをずっと願っていたんだから。
父の前で2人、二つの鼎になれる事なんて夢だけど、お互い別の道だけど、自分の志のままに生きていけたらいい。
今回の騒動は確かに時輔に非があり、政治を考えずに起こした無分別な行動で、罰せられるのは当然。
だから時宗は討った。執権としたら正確な判断だと思う。
だからここで時輔を討った事を後悔しちゃいけないんじゃない?
泰盛の云った通り、黒か白かじゃないんだから。
心情的には謀反ではないけど、起こした行動は謀反に等しいもの。
だから時輔を信じてるけど、討つしかないと判断したんだ、と私は思ってたわけです。
なのに〜単に兄を信じきれずに討っただけだったとは。と云って夜叉になる、と云ってもなりきれない。
それなのに、謀反がなかったとわかったらあんなに苦しむなんて。。。何の為に討伐したのか。
余りにヴィジョンが無さ過ぎるっ!この過程を成長していくんだからと思っていても辛いです。
時頼が宝治合戦を起こしたのは20才そこそこの頃なのよっっ
ただ悩むのは当たり前だと思うよ。兄を討つんだもの。でもそれだけ、に思えてしまう。悩む所と決断する所の曖昧さが鼻につく。
それって構成演出ミスじゃないかと思う。見せ方一つでニュアンスが大分変ると思うなぁ。
今回は一つの山場だった訳だけど、果たしてかなり?と思ったシーンも多かった。
前回と今回はいわば前後編みたいなものなのに、妙に区切ってるし。相変わらず時間の流れや距離感はおかしいし(苦笑)。
そう時輔の見せ場であって、総髪になった時や祥子との別れ(これは切なかったなぁ…)の後振り返った表情とか
凄くカッコよかったのに、何故か義宗の行動の方に眼が行ってたの(苦笑)
やるべき事をこなしてるだけ、にも見えたけど(とは云え執権の下知に異を唱えるのは難しいか)
所々見える表情や言葉が意味ありげで。お、割と見せる人だな、と思いましたわ♪
祥子に云った「時輔殿の為じゃ」ってやっぱそういう事だよねぇ〜〜とかさ。
ただ時宗に対しても秘密にしてるって事で、その辺りが少し腑に落ちないんだけども。そんな剛毅なヤツだったか、義宗(笑)
だって遺髪があるんだよ。何時の間に手に入れたんだ、とかフツー燃え尽きてしまってないか、とか突っ込み所は満載なんだけど(^^;)
て事は彼が助けたとしか思えない訳で。
首も取ってないしさ〜(どうして鎌倉はこれで納得したんだろか?甘いな/笑)うむむむむ。
で、凄い妄想が浮かびました。
時輔を助けた罪で、頼綱に暗殺されてしまう義宗ってどうっスか?(爆)
時宗に時輔の文を託された服部。無言で涙が一杯の表情が良かった。
こういったワキの活躍は今後期待出来るんだろうか。政村も来週お亡くなりになるみたいだし
宗尊親王さまも最後の最後にかましてくれたけど(あのモヒは狙ってやったのか、ああいう剃り方をするのかどっち?)
もう出ないし〜時宗は暴れる?みたいだしなぁ〜〜青春しちゃうのかしらん(苦笑)
そういや祥子はもう出てこないのかな。
ただ義宗と相対してるシーンで祥子が涼子に見えちゃったりして(苦笑)
その涼子はこれこそご乱心か?てな感じで。
あのシーンだけ見ると、わかるのよ。子供が殺人を犯したようなモノな訳だし、自分も戦では辛い思いをしてる訳だし。
時代的に考えると?マークだけど、このドラマでは禁句だから(笑)
でも、そうなる前に何かしたか?と云ったら何もしてないじゃない?その辺りがイマイチ納得出来ないっす。
何かこう〜〜上手く人を回してないなぁ、と思ってしまった。
でも涼子の必死の表情にはちょっとうるっとしてしまいました…

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