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第弐回 ふたりの母


前回も思ったんだけど、時頼と涼子の愛と憎しみの物語なのね(苦笑)
前の話だけど讃岐局がこれみよがしに宝寿丸をみせびらかして(笑)、その後時頼の寝所にお渡りになられ・・・
涼子は時頼を愛してるんだけど、仇には違いなく憎しみもある。その辺りの揺らめきみたいな感じで。
側室に対する正室の意地もあるしね。中々勝気な側室ですし。よくある話だけど。
ところで讃岐局@シノハラはああいう役、ミョ〜にはまってません?(苦笑)。けして上手じゃないけどさ。
で寝所。
云いたい放題の涼子に対して「もっと申してみよ」と云う時頼。あれは本音だろうね。誰も執権に対して本心など打ち明けないし
ましてや今は北條の天下。本音をぶつけてくる人間の方が少ないんだろうし。
愛し合いながら憎しみ合うしかない二人、中々そそられます。
それと時頼のはだけた胸!(爆)あのシーン、色気があってちょっとばばもドキドキしました(核爆)
すけべぇでごめんなさい(苦笑)
N〇Kにしてはかなり思い切った、と云うより健さんの勝ちって感じかなぁ。
出入り禁止になる位暴れた、とコメントしてたけどこれは序章ですかねぇ(にやり)
総髪であばれたのも凄かったけどね。
ところで今回は涼子の母、藤泉尼と桔梗のカラミが凄かった〜〜〜〜濃い、濃すぎる(苦笑)
これぞ大河ドラマ!(苦笑)
桔梗がどうしてあんなに得宗家を恨んでるのか。無理やり離縁されたからか。女子が家の道具とされてるからか。
まぁそれで通じるかもしれないか・・・けど桔梗は北條の出という設定です、名越流。
全然ドラマではそんなの出てないけどね(笑)そんなの必要ないくらいだし。
実際歴史のみを追っていると確かに北條家は非情で手段を選ばないと云う印象は拭えない。
時頼の妹、檜皮姫も9歳年下の頼嗣と、それ以前にも竹御所鞠子(弐代将軍頼家の娘)を頼経に娶せている。
これは年の差なんと15歳(汗)。そんなん夫婦じゃないよ・・・
どれも将軍家と北條の繋がりを強化せしめん政略結婚。
竹御所の場合は源家の血と北條の血と両方継いでるし。
(この辺りは中公文庫/杉本苑子さんの「竹御所鞠子」を読んで下さいまし。北條ファンのワタクシには辛い内容でしたが/苦笑)
まぁ将軍御台所って云ったら当時鎌倉の女人にとっては最高の栄誉だけれど
果たしてこの場合はどうだったのか?と思っちゃう。
まぁどこもやってますけど・・・建礼門院平徳子も6歳ぐらい年上だったよな、高倉帝より。
閑話休題。
原田美枝子さんは太平記でやっぱり足利と協力したりしてたけど、今回もか〜とキャスティングに笑っちゃったりしてます。
(因みに太平記では阿野廉子をやっていた)
謝太郎が登場しましたね〜、どこまで活躍するのかなぁ・・・結構原作の太郎くん好きなんだけど(^^)
でも親父殿が北大路氏だからな・・・きっと奪われてるだろな、見せ場は(苦笑)。
既に原作って云うより、原案?だし。ストーリー的にもかなり違ってるし・・・どうなるやら。映像として面白い作りになればいいけどね、原作無視でも。
母の死に関して、最期の言葉を涼子は知らないのだろうか。
あれは涼子に対する愛情だと思うけど。それでも自害に追いやったのは時頼だもんね・・・
張り倒された後の時頼が何とも情けなくて良かった(苦笑)
得宗を背負っていても彼も人間だから。
福寿丸を抱かせてもらえなかった所での、拗ねた様な表情の時頼も良かったですわ(苦笑)。
讃岐に対する態度はやはり同性として、時頼いい加減にしろ!と云いたくもなりますが。
全て得宗家の為。仕方ないのかなぁ・・・
しかし時頼自ら争いの種を蒔いてる様な気もせぬではない(苦笑)
母に負けるでない、と諭された息子は一体どう思うのか・・・・
ところで正室の子だから嫡子って云うのは当時一般的にどうだったんだろ??
見てて思ったのは参代執権泰時タロちゃんの件。
彼は義時の長男だけど、正室の子かどうかはっきりしないんだよねぇ・・・母不詳ってヤツで。
母がわからない執権は彼だけ。だから実は色んな事を妄想しちゃったりしてます(笑)
事実、大河ドラマ「草燃える」では頼朝の御落胤と云う設定だったのじゃ!!見た事ないので見たいよ〜〜総集編じゃなくて。
これを機に再放送して〜〜〜〜
あぁ、脱線しちゃった(苦笑)
歴史上でしか知らない人物がだんだん人間になっていく、そんな印象ですかね。
ドラマならではですな(^^)

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