Click here to visit our sponsor

第十一回 時頼絶命


坊主って出てこないよね、全然。時頼と日蓮と重ちゃんぐらいで。
つーか本物の坊さんって、本来ならもっとたくさん出てこなきゃいけない筈なのよ。
時頼は禅宗に帰依していて、元々子供の頃から武芸よりそういう方面に行きたいと思ってたらしいので
(嫡男じゃなかった訳だし←シツコイ/笑)
大河ドラマでは師となり得る坊さんってよく出てきてたじゃない?何で今回は無いの??大体不自然だわ・・・
蘭渓道隆や兀庵普寧、出てきても良かったよな。
しかし又毒かいな・・・等細かい事は云わずが花?(笑)
毒殺か〜正史に描かれてないからそういう事は無かった、とは云えないのでこれも又アリかも、とは思いますが
単純にこれを見て、時頼って毒殺されたんだ〜と思われるのもイヤかも(苦笑)
吾妻鏡を読んで自分で判断しましょう・・・ってまず自分が読めよ、コラ(笑)
三人の息子たちを前に遺言を残した時の健さん、倒れ方といい表情といいスゴイの一言に尽きます(溜息)
謝国明との対話はちょっと疑問。商人に時宗の事を頼んでどうするの?
戦が銭になるって前回云ったのに、その変わり様はどうよ(笑)太郎に入れ込み過ぎなんて云えないだろ、とーちゃん。
百歩譲ってそれはよしとしても、謝国明に諭されて涼子と会うなんて納得いかんっっ会えよ、素直に。
この辺り、本来なら坊主の役目だよな〜と思った次第です。
で涼子との対面ですけど・・・泣いたなぁ。。。
御簾が落ちたのも印象的で演出の勝利。眼が見えない?時頼の手。その後の抱擁シーンは綺麗でした・・・うっとりしながら
わかりあえてホントに良かったね〜と涙しました・・・少女マンガでスミマセン(苦笑)
長時と時輔を殺せ、とのたまった時の健さんは迫力。棒読みっぽいけどそれが反対にコワイ。
至極あっさりと云ってるのに、言葉が重くて・・・枯れた声なのにちゃんと聞こえる・・・
それに当惑しまくってる時宗との対比が凄かった(苦笑)
長時を殺せってのはわかる気がするの。北條一門でありながら、それも執権眼代の身でありながら足利や将軍と通じてるし。
執権として日の目を見たいなら、他のやり方をせなあかんでしょ。
だけど時輔は何故なのか?ちょっとわかんない。アタマでガンつけあってたからか?(爆)
最初に大河ムック本を読んでしまったので、この遺言やあらすじはほぼ知ってたんですよ。
この遺言の内容を知った時は、読むんじゃなかったと心から思ったね(苦笑)
でも映像で見たら、ちゃんと見てたらわかるのかも、と期待しながら見てたけど結局わからなかった。
自分と一番似てて危険な人物だと思ったからか?そんな事で息子を殺せと云っていいのか。
どうしても納得出来ない。だってどう考えても時頼が時輔をそこに追い込んだんじゃないか??
結局時頼の人間像が曖昧だったと思う。時頼を悪人にしたいのはわかるけど・・・数分前の涼子とのシーンは何だったんだと(苦笑)
周りと時宗との対比を作りたいが為の、無理で強引なストーリーなんだよね〜
ところどころ、話を作っていくって云うよりエピソードを一個ずつ羅列してるみたいな所があるから
全体として繋がり難いのよ。繋がってりゃ史実として知られてる事を無視しても構わないんだけど、そうでもないしさぁ(苦笑)
北條時頼の事だと思うからイヤなんだわ、きっと。時頼って云う名の違う人だと思おう・・・
この大河ドラマを見て、もし鎌倉に興味を持った人が史実関係の本を見たら何と思うんだろう。
それ位、「北條」や「鎌倉武士」「時代」に関して描かれてない、私はそう思う。
確かに今回私は泣きました。けどそれはシーンとして美しかったり、唯一連綿と続いてた涼子とのエピソードだったから
そして健さんの演技力が卓越していたからなのかなぁ。。。
そうか・・・涼子との純愛(笑)が本筋なら、この話が繋がる訳がないんだ〜
だって純愛なのに側室が居る矛盾。愛を立てたいが為の戦をしない発言(そんなんこの時代にムリだってば、三浦に失礼だわ(-_-メ)
健さんと温子さんのからみ・・・別ワクのドラマで見たかった(爆)
消えた命あれば宿る命あり。
人はみにくき者と思ってる時輔に子供が授かるなんて皮肉。愛しき者はそこに居るのに
自分でもわかってるのに、もうどうしようもない流れに翻弄されてる時輔。
時輔の表情が色んな事を語ってるなぁと思う。ちょっとどっち??って思う時もあるんだけど。これでどこ迄引っ張っていけるか。
かなり不安を抱いております・・・あぁ健さん、回想シーンを新たに撮ってくんないかなぁ(爆)結局健さんに翻弄された3ヶ月でしたわ(笑)

top鎌倉北條一族大河top前頁次頁

Click here to visit our sponsor