説教要旨

日本イエス・キリスト教団香登教会

 聖 句

すべて疲れた人、重荷を負っている人はわたしのもとに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。わたしは心が柔和でへりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。(マタイ11:28、29)

 

2025年3月9日(日) 第2主日 特別礼拝

題:「世のくびきからイエス様のくびきへ」
説教:上森泰造師(香登教会出身)
聖書:マタイ 11章16〜30節
讃美:20、426、181
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  ◯人の価値判断や期待ではなく(マタイ11:16〜17)
  イエス様が、「大食いの大酒飲み」と呼ばれたのは、当時の人々の価値判断や期待に沿っていなかったためです。バプテスマのヨハネでさえ3節のように尋ねました。またイエス様が16、17節で語られたたとえは、ヨハネの厳格さを「悪霊につかれている」と言い、イエスにある喜びが「大食いの大酒飲み」と言った当時の宗教指導者たちへの皮肉となりました。
  ◯イエス様の祈り(マタイ11:25〜27)
  イエス様は25節で「天と地の主であられる父よ、あなたをほめたたえます」と祈ります。それは、そのような中でもイエス様を救い主と信じる人々も起こされていたからです。「神は、知恵ある者を恥じ入らせるために、この世の愚かな者を選び、強い者を恥じ入らせるために、この世の弱い者を選ばれました……肉なる者がだれも神の御前で誇ることがないようにするためです」(Tコリント1:27、29)。
  ◯わたしのもとに来なさい(マタイ11:28〜30)
  「疲れる」とは「くたびれる」という強い疲労感を。「重荷を負っている」は誰かによって「重荷を負わされている」状態を意味します。イエス様は「取税人や罪人の仲間」(19節) となってくださり、「わたしがあなたがたを休ませてあげます」(28節) と言われました。それは、「わたしは心が柔和で、へりくだっているから」(29節)と言われました。
  The Message の著者ユージン・ピーターソン氏の現代的翻訳を紹介いたします。
「あなたは疲れ、消耗していないだろうか?宗教に燃え尽きていないだろうか?わたしのもとに来なさい。わたしとともに脱出しなさい。それによってあなたは、自分の人生を回復できるのです。わたしはあなたに、どのようにしたら真の休みを得られるかを見せてあげよう。わたしとともに歩み、わたしとともに働きなさい。わたしがどうするかを見ていなさい。強制されることのない恵みのリズムを学びなさい。わたしはあなたに重すぎる重荷やあなたに合わない重荷を負わせはしない。わたしとの交わりのうちに歩みなさい。そうするとあなたは自由に楽に生きられることを学ぶことができます」

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