1.自己紹介

2.東大受験 ―勉強方法

3.センター/併願校について

4.模試成績と入試得点開示

5.東大入試本番について

6.ひとこと

・ペンネーム:レット・バトラー
・科類:文科三類
・現浪:一浪/河合塾福岡校
・出身:長崎 (青雲高校)
・出身高校の例年合格者数:10名

〈本格的に東大をめざした勉強を始めた時期〉
高2冬

〈生活パターン〉
◎高校時代
授業→(部活)→19時から0時まで寮で自習
◎浪人時代
授業→空きコマ、夜に自習
休日は半日勉強
(入試直前は1日中)
だが生活パターンはまちまち

〈各教科の勉強法〉
予習中心。復習は基本しない。(これは筆者の怠惰のためなので参考にしないよう)
苦手科目の数学はほぼ毎日やっていた。数学が多少なりとも(2完)解けるようになったのは、基本問題集を1冊仕上げたのがよかったかもしれない。全統模試で8割が出来不出来の目安だが、それをクリアすれば自信がつく。簡単な目標でいい。乗り越えていってほしい。やってはいけないのは、難しい目標、計画を立ててすぐ挫折すること。(私はこれをかなり後になってもやった)
それよりは自分が今いちばん気になっている科目・分野にしぼった方がいい。
苦手な計算をした後は単語の暗記をするといったように、メリハリをつけるのも大事。

〈過去問の利用について〉
眺めないのは論外だが、やりすぎも危険。解いてみて、自分が解けるレベルにないとわかったり、明らかにいつも点を落とす分野があるときは、いさぎよく撤退し苦手分野を最初からやり直すこと。これはかなり有効。あと答案の添削にすごくこだわる人がいるが、実力がないのにそれで一喜一憂しても仕方ない。1点にこだわらず、10点、20点あとで取り返すんだという気持ちで。
なお、添削の際には必ずどの要素が何点か決めてもらうこと。どの要素が足りないか知ることで、的確に復習できる。

〈おすすめ参考書〉
買ったとしても大半の人(私も含め)は本棚の肥やしにするだけなのでいらない。(教科書が全てと言える)
自分に何が足りないか見抜く力があれば適切な参考書を1,2冊選べるはず。見抜く力がなければ東大は1年早い。何をやったらいいかわからないくらい苦手な科目がある人はその科目の先生に相談すること。それでも納得いかないときはとりあえず教科書を熟読し、簡単な問題集を買って1冊やる。
分厚いのはダメ!
・『東大英単語熟語鉄壁』
・『古文単語315』
私がいつも使ったのはコレ。あと河合塾のテキストは全てよくできているので、裏ルートでも何でも使って入手してくれ。

〈併願校とその合否〉
早稲田政経(政治) 合格
中央法 政治単独 合格
以上センター利用。
慶應 法 不合格

〈併願校の対策〉
過去問を解く。東大に行きたい人は、センター後に対策をはじめるくらいでよい。そうすれば併願校は落ちても東大は受かる。

〈センター対策〉
センター模試(必須)
問題を解く時間の2倍復習する。解説はスミまで読む。
知らないと思ったら線を引き、教科書に戻り教科書にも印をつける。
センター問題集 12月~
各教科、どんな簡単でも難しくても1冊ずつ仕上げる。
河合塾ので十分。難しいのを選んでやる必要はない。
センターに時間をとられないことが大事なので、800点越えた人は11月まで2次に集中してよい。筆者は12月末からセンターのみにシフトした。

〈模試成績〉
東大模試は230~270点くらいを推移した。判定は現役時代はB、浪人時代は常にAだった。個人的な印象だが、常にAでないと「確実に」は受からない気がする。
センターは浪人時代常に800点以上とっていた。(最高831)

〈センター得点開示〉
計815

〈東大得点開示〉
計280
英71
国73
数39
日42
世45
センター・二次合計380

〈当日の過ごし方〉
友達が部屋に来て、紙ひこうきを作って飛び方を録画した。その一人は合格し一人は落ちたので、ホテルの過ごし方は特に関係ない。

〈自分の受験会場こんなところでした〉
トイレが少ない。仮設トイレに列ができる。

つらいと思いますが耐えてください。途中で(何やってんだろう…)とか思いますがそうして哲学した時間はあとあと思い出になります。
東大で何をしたいか考えてください。その気持ちが強ければ勉強できます。