1.自己紹介

2.東大受験 ―勉強方法

3.センター/併願校について

4.模試成績と入試得点開示

5.東大入試本番について

6.ひとこと

・ペンネーム:マッシー
・科類:文科一類
・現浪:現役
・出身:長崎県立佐世保北高等学校 卒
・出身高校の例年合格者数:現役・浪人ともに一桁前半

〈本格的に東大をめざした勉強を始めた時期〉
東大を意識したのは高3の6月(部活引退後)。
それまでは先生に東大を勧められ、なんとなく第一志望に東大と書いていた。受かればラッキーくらいな感じで。だから部活を引退して本格始動してから東大に行きたい気持ちが強くなった。

〈生活パターン〉
平日:学校→部活→家で課題と予習
休日:部活→家で課題と予習
あとはテレビ見たり、パソコンで動画見たり。

〈各教科の勉強法〉

◎国語
高3になってから国語科の先生に東大の過去問の添削指導をしてもらった。

◎数学
高1,2のときはチャートに載ってる解法を憶えまくった。高3のときは東大向けの特別授業で東大と京大の過去問を解いて、その解法を理解するように努めた。クリスマスの時くらいから河合塾と駿台の東大プレの過去問を20回分以上は自分で解いた。わからないところは先生に尋ねた。

◎日本史
校内定期テストや模試のたびに復習して暗記した。東大対策は高3の6月ごろから学校の特別授業で東大の過去問を使って行った。14年ぶんくらい(先生がバラバラな年度から選んで解かせたのでよくわからない)。自分で解くのは無理なので、授業での先生の添削と友人たちとの議論が頼りだった。

◎世界史
校内定期テストや模試のたびに復習して暗記した。東大対策は高3の6月ごろからの学校の特別授業で東大の過去問を使って行った(先生による添削)。センター後は自分で東大プレの過去問から小論述と一問一答だけを解いて、先生に添削をお願いした。

◎英語
高1のときは単語(4000語レベル)と文法をマスターすることが目標だった。後からやる時間はないと思ったからだ。単語は発音やアクセントを意識しながら、20分程のバス通学の中で暗記した。文法は簡単な英作文を作りながら頭に入れた。高2のときは単語(4000語レベル)と学校の課題の長文読解くらい。高2の秋から「キムタツ」のリスニングを始めたが、やる気が続かず苦手なままだった。高3の7月からヤバいと思って本格的にリスニングをし、毎日一問ぶん(5分くらい)聴きつづけた。そのころから学校の特別授業で東大対策を行い、英作文と要約と和訳は先生に添削してもらった。秋ごろから東大プレの過去問を使って自学した(リスニングを除く記号問題のみ)。

◎生物
校内定期テストや模試のたびに復習して暗記した。センターのみなので特に対策はしていない。

〈過去問の利用について〉
過去問は自分では使わず、先生が授業で使うのに委ねたが、ほとんど高3の6月からの利用であった。東大プレの過去問は高3のクリスマスから数英、センター後から世界史を利用した。

〈併願校とその合否〉
私立は行くお金がないので受けてない。国立後期は大阪大学法学部。

〈センター対策〉
学校が二次重視だというので、自分でやったセンター対策は数学の過去問を2006~解いたくらい。あとは学校でセンター過去問を利用した授業を行ってくれるので、その予習として解いた。

〈模試成績〉
センターの模試(高3の6月から10回くらい受けた)は780台~840台。東大プレ(河合・駿台・代ゼミを2回ずつ)は180台~230台で判定はA,C,D一つずつとB三つだった。高1,2のときの進研模試や駿台模試(秋)、学研模試、東大レベル模試(高2の2月)は大きな推移なくまぁ東大目指せなくもないかな、くらいの順位だった。

〈センター得点開示〉
国147、数ⅠA100、数ⅡB100、英(筆記)200、英(リス)46、世97、日97、生94、計832(東大はリス除いて835→110点に圧縮して約102)

〈東大得点開示〉
国59、数50、英89(リス24)、世39、日37、計274、
センター+二次376(小数点無視)

〈当日の過ごし方〉
ホテルでは友達(東京の大学を受ける同じ高校の人たち20人+引率の先生2人で宿泊)と話したり、部屋でスキマスイッチ・ももクロ・「キムタツ」を聴いていた。一応次の日の科目の確認もしたが、リラックス優先だった。雪見大福買って冷蔵庫で溶かしてしまったのは良き思い出(笑)

〈自分の受験会場こんなところでした〉
受験会場は駒場キャンパスの5号館っていう新しくきれいなところだった。特に冷暖房では困らなかった。トイレも普通に使えたが、できるならキャンパス内でトイレに行くのは昼休みの一回だけになるよう調整するほうが無難。

本番までは焦って勉強していいと思うけど、本番は絶対に焦っちゃダメ。数学・英語は時間との戦い感が強いので、問題にのまれないようにしよう(私は数学のアプローチミスと英語の英作文のとっつきにくさとリスニングの眠さにダメージを食らわされました)。周りの頭良さそうな受験生とか会場にのまれそうになったときは、受験票の自分の写真を見て「いや、こいつが一番賢いわ。」と周りがバカに見えるレベルまで自惚れましょう(私はそうしてた)。毎日少しずつでもコツコツやってればいつの間にか力になっているので、模試には反英できなくても本番を見据えた長期計画で頑張ってください。