1.自己紹介
2.勉強方法
5.入試本番について
6.ひとこと
・ペンネーム:キクガシラオオコウモリ
・大学/学部:大阪大学医学部医学科(前期)
・現浪:一浪/予備校生
・塾/予備校:河合塾福岡校(寮住み)
・出身高校:昭和薬科大学附属高校(沖縄県)
〈本格的に第一志望の大学のための勉強を始めた時期〉
浪人決定後。
実質的に受験勉強が始まったのも浪人決定後。
〈1日の生活パターン〉
かなり不健康。3時頃bed in→10時頃起床はザラ。
体内時計が狂うと、思考過程にも色々支障がでてきます。受験生は可能な限り規則正しい生活を心がけるべき。
〈各教科の勉強方法〉
◎国語
センターでだけ必要。現役の時のセンター対策でほぼ国語の勉強は終了していた感はある。
◎英語
nativeによる英文は何であれ、立派な教材と成りうるので、日頃読むレベルのテキストから大事にすればいいと思う。知らない単語や成句はその場で覚え込んだうえで数回音読して、感覚的に掴めるようにする。河合のテキストだけで大体は事足りた。
リスニングは東大リスニングの過去問をやって、脳内でスクリプトを再生できるようにした。リスニングは読解でも活きるので、絶対に大事。
英作は添削してもらうのが大前提。個人的に、英語は1人で根詰めてやるものではないと思う。何故one phraseよりanother phraseが好まれるのかということについて合理的な説明などないので、それは誰かに指摘されなければ分らない。
◎数学
基本的に同じ問題を繰り返し解く、ということを知らなかったので、手当たり次第に問題を消費し続けた。これが正しかったかどうかは分からない。
浪人中は河合のテキスト、やさしい理系数学、新数学演習、あと東大の理系数学25年を半分ほどやった。東大数学以外は一周した後、気になった問題をマークしておいて合間合間に研究した。
東大で毎年1~2題でるような難問を除けば、ほとんどの入試問題は30分程度できちんと解けるようにつくられている。一見ゴツく見える解答例でも、実際には典型アプローチの組み合わせに1,2回の思考の転換を加えただけ、というのはよくあること。1通りの定石を身につけたら臆せず色々な問題にあたろう。
個人的には、典型問題を25分以内に解く訓練と、時間制限をつけずに難問を解ききる訓練の両方をやるといいと思う。後者は東大数学とか大数とかにいい感じの問題が載っている。
◎化学
現役のときは重問を一通りやった程度。
浪人のときは時間に余裕があったので、興味本位で色々な問題集に手を出した。(新演習、新理系科学100選、河合のテキスト等。)
後半では東大京大の問題を手当たり次第に解いていた。題材が高度で興味深かった。ただし入試問題を解く限りでは重問+αの基礎力に過去問をやりまくれば充分かと。
入試理科は絶対的に時間との勝負になるので、普段から計算をミスなく効率的に行う工夫を積んでおくこと。
◎物理
大体は化学と同じ。現役のときは名門の森を一通りさらった程度で、浪人してからは主に難系の例題・演習をやっていた。
〈過去問の利用について〉
阪大のはセンター終わってから全教科10年分ぐらいやった。「過去問解く→穴をみつける→埋める」の繰り返し。
〈併願校とその合否〉
現役:
広島大学医学部(前期)×
宮崎大学医学部(後期)×
浪人:
大阪大学医学部(前期)○
早稲田法(セ)○
琉球大学医学部(後期)未_
〈併願校の対策〉
後期は小論で、ある程度医学の社会的常識がないと書けないようになっている。河合で小論の講座をとっていた経験に加えて、駿台文庫の「医系小論文 テーマ別課題文集」を読みながら過去問を解いていた。もちろん前期終了後。
〈センター対策について〉
センター対策は現役のときでほぼ完成していて、4~5回マーク模試を受けた経験に加えて、文系科目は国語15年分・地理10年分ほどの過去問。英数理は4~5年分ほど。
現役生ならセンター程度の知識でも意外と抜けていた、ということがあるので二次対策の一環のつもりで舐めずに対策するべき。逆に浪人した時は1月に入ってからさらっと見返した以外にはノータッチ。
〈センター対策について〉
センター対策は現役のときでほぼ完成していて、4~5回マーク模試を受けた経験に加えて、文系科目は国語15年分・地理10年分ほどの過去問。英数理は4~5年分ほど。
現役生ならセンター程度の知識でも意外と抜けていた、ということがあるので二次対策の一環のつもりで舐めずに対策するべき。逆に浪人した時は1月に入ってからさらっと見返した以外にはノータッチ。
〈模試成績〉
阪大模試は秋のOPだけ受けた。志願者中34位で判定はB。その他各大学別模試を暇つぶしで受けていた。
全国模試は大体全統記述が偏差値75~78。駿台全国が75とか。結果はすべて処分したので詳しくは分からない。
〈センター自己採点〉
現役 791/900
浪人 848/900
〈二次得点開示〉
(手ごたえ)
自己採の感触は、
・理科で予想外の大惨事。物理65~70%、化学55~60%
・数学は4完1半、英語は8割程と無難な感じ。
〈試験前日や当日の過ごし方〉
受験の際の宿は少し奮発していいと思う。特にホテルの中だけである程度の用が片付くようになっていれば(ちゃんとしたディナーがついている、等)ベスト。
友達がいなかったので応援メッセージなど届くこともなく、前日も前々日も一人孤独に過ごす。何か新しいことをやってないと不安で、前日に至っても鬼の形相で問題を解き続ける。
これは各人状況が違うと思うので、自分なりに不安が解消できるやり方で過ごせばいいと思う。ただし睡眠時間の確保は絶対、不安で眠れない自信のある人は予め睡眠導入剤などを処方してもらうのも策。
当日は数学・英語は無難にこなすも、特に苦手でもなかった理科でまさかの大失敗。全力を出し切れなかった後悔と、受験が終わったという安堵の入り混じった複雑な気持ちのまま夜を過ごす。翌日は気を取り直して面接に向かう。帰り道に気のいい大阪のオバハン達と出会い、いい感じに気が紛れる。
〈自分の受験会場こんなところでした〉
暖房が効いていて結構暑い。トイレはやはりアホ程混む。阪大は洋式便所がなく、慣れない和式での用足しを強いられた結果、携帯を下にドボンするハプニング。
また机の奥行きが狭く、未作業の解答用紙の置き場に困った。自分は横に積み重ねていった。
当日は天気が良く昼休みは一人で日光浴。
受験の際の宿は少し奮発していいと思う。特にホテルの中だけである程度の用が片付くようになっていれば(ちゃんとしたディナーがついている、等)ベスト。
友達がいなかったので応援メッセージなど届くこともなく、前日も前々日も一人孤独に過ごす。何か新しいことをやってないと不安で、前日に至っても鬼の形相で問題を解き続ける。
これは各人状況が違うと思うので、自分なりに不安が解消できるやり方で過ごせばいいと思う。ただし睡眠時間の確保は絶対、不安で眠れない自信のある人は予め睡眠導入剤などを処方してもらうのも策。
当日は数学・英語は無難にこなすも、特に苦手でもなかった理科でまさかの大失敗。全力を出し切れなかった後悔と、受験が終わったという安堵の入り混じった複雑な気持ちのまま夜を過ごす。翌日は気を取り直して面接に向かう。帰り道に気のいい大阪のオバハン達と出会い、いい感じに気が紛れる。
〈自分の受験会場こんなところでした〉
暖房が効いていて結構暑い。トイレはやはりアホ程混む。阪大は洋式便所がなく、慣れない和式での用足しを強いられた結果、携帯を下にドボンするハプニング。
また机の奥行きが狭く、未作業の解答用紙の置き場に困った。自分は横に積み重ねていった。
当日は天気が良く昼休みは一人で日光浴。
受験が終われば実感すると思いますが、受験の合否なんて、本当にどうでもいい些細なことで決まるものです。とは言え、今その渦中にある皆さんにとって、そのことを理解するのは困難でしょう。変に達観せず気負いすぎることもなく、まずは目の前の問題に集中することを心がけてください。結果がどうであれ、全力で足掻いた経験は絶対に無駄にならないはずです。
あと本番が近づくにつれ、模試の成績や過去問演習で一喜一憂してしまいがちになりますが、そういうときは大抵客観的な視点が失われて(≒自分を見失って)います。意識の乱れは案外答案に出てくるもので、あり得ない論理的飛躍を許容してしまっていたり、最後の最後で計算ミスしてしまったりと、メンタル面の不安だけに留まらないのです。明らかにいつもの自分じゃないな、と感じた場合は信頼できる人と話すなどして、早めに客観性の回復を図ってください。