1.自己紹介

2.東大受験 ―勉強方法

3.センター/併願校について

4.模試成績と入試得点開示

5.東大入試本番について

6.ひとこと

・HN:ゆきだま
☆ブログ:
Spirit dreams inside
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・科類:文科三類
・現浪:現役
・塾/予備校:駿台(高1から英語、高3から世界史・センター地理も)、東進の東大特進(高2から現代文)

〈本格的に東大をめざした勉強を始めた時期〉
東大を目指そう!という意識を持ったのは高2の四月でしたが、それ以前は私文にしようと思っていたので数学が全く分からず、中3の時の教科書からやり直していました。

〈生活パターン〉
高1…普通に高校生活を送り、勉強は英語のみ週2時間ほど。
高2…平日は放課後毎日4時間勉強(英数)。平日しっかりやった分土日は勉強しませんでした。
高3…毎日6時間。これ以上の日もこれ以下の日も殆どありませんでした。模試の日は模試以外はなし。12時から7時くらいまでが睡眠時間でした。高3の時は学校での拘束時間が短かったので、逆にそれを利用して昼間に勉強するという健康的な生活を心掛けていました。年末までは気分転換の為に金曜日や日曜日に街に出かけることもありました。

〈各教科の勉強法〉
数学以外の各科目について、この文章量と総勉強時間はほぼ比例関係だと思ってください。笑

◎国語
現代文は某林先生の講座をとっていたのでそれのみ、というかそれすら消化できず本番へ…。古文は高2の後半に古文上達シリーズをこなしました。高3では鉄緑の過去問集で東大の過去問を解くのがメインでした。それが尽きると東大模試の過去問集を購入して解きました。漢文は高2でZ会のSPEED攻略10日間を繰り返しつつ漢文道場を終わらせ、高3では古文と同様に過去問と模試問を解きました。

◎数学
苦手でした。一番時間をかけざるを得なかった科目です。高2が終わるまでに文系の全範囲を復習し、春休みにチェックアンドリピートを三回解いて、夏までに一対一をやり、夏に新数学スタンダード演習を頻出範囲のみ解き、9月半ばからは古い25か年をネットで探してやりました。直前期は苦手な部分だけピンポイントで青チャートの例題を引っ張ってきて解いたりもしていました。どの時期についても、毎日取り組むことと分からないところは学校の先生に聞くことは共通でした。

◎世界史
高3になる春から駿台で授業を受けました。高校では試験の当日朝のみ勉強していたので知識のストックは皆無。かなり焦った科目です。複数の問題集で毎週復習し、夏からは習った範囲の過去問も解きました。年明けにやっと通史が終わってから一問一答などで総復習し一気に完成させました。

◎地理
ほぼセンター対策で終わりました。東大二次のための正しい勉強法は未だによくわかりませんが、駿台の宇野仙先生のセンター向けの講習を何回かとってお手製プリントを何度も復習するうちにセンターも二次もそれなりの成績がとれるようになったのでお勧めです。本番は発電のことをほとんど全部ど忘れしてしまって苦しかったです(;O;)。

◎英語
時間をかけて基本事項をひたすら固めることと、リスニングにも気を配ることが大切だと思います。過去問をやったことがない状態で夏の実戦で100点近かったので高3では放置気味でした。どの教科もそうですが東大の対策としてやったことは過去問くらいしかないので普通の勉強について書きます。
高1…自動詞と他動詞の存在を知る。文法理解とその例文暗記を併行して行い、その中で出てきた基本的な単語を辞書でも調べて発音・アクセント、意味、語法、派生語、対義語まで暗記。長文は駿台Sαのテキストに載っていたレベルの高いものを、辞書を使って自力で読めるように毎週必ず予習していきました。その際and,but,orのつなぐものは何か、asの品詞は何か、などといういくつかのポイントを強く意識しました。あとは短い英作文にも取り組み、不定冠詞のaや三単現のsを付け忘れるようなつまらないミスをしないように徹底的に訓練しました。
高2…基本的には高1と同じでしたが、システム英単語basicを隅々まで全て暗記するようにしていました。リスニングの時間を意識して作るようになったのも高2だったと思います。CNN ENGLISH EXPRESSを使っていました。

〈過去問の利用について〉
現役だったこともあり過去問はあまり研究できませんでした。苦手な数学は高3後半に30年分解きましたが、国語は2000年以前の問題が難しすぎたのでそれ以後のみ、他の科目はいずれも高3後半でつまみ食いした程度です。特進から送られてくる模試の解答用紙で解くと楽しくはなりました☺。

〈おすすめ参考書〉
勉強法で挙げた参考書はすべてお勧めです。あとは紙辞書を推しておきます。因みに最もお世話になったのはシステム英単語ベーシックです。

〈併願校とその合否〉
早稲田政経政治…合格
慶應法政治…合格
上智文英文…合格
(すべて世界史選択の一般受験)

〈併願校の対策〉 
一回ずつ過去問を解きました。慶應の小論文は一回も書かずに本番を迎えてしまったため原稿用紙の使い方(タイトルをつけるかどうかなど)が分からず困ったので、小論文も一回くらいは書きましょう。あとネット上の解答はどれも間違いだらけなので、赤本の解答を参考にしてください。解答速報なんてもっとひどいです。

〈センター対策〉
センター弱者だったので語れることはありません泣。センター模試は早めに一度受けましょうとしか。泣

〈模試成績〉
〜高2夏 DE
高2秋B(駿台全国)
高3春C(駿台全国)
高3夏 実戦B プレC
高3秋 オープンA 実戦B プレB
点数は、確か夏の東大模試がともに200点ちょっと、秋のオープンが250点くらい?
英語が得意だったので判定は出やすかったと思います。

センター模試は受け始めたのが高3の10月で(これは失敗でした) 10月E 11月はじめD 12月中旬の駿台センプレA でした。かなり焦りましたし結局センターは最後まで苦手で本番も悪かったです。センターリサーチで文三700位くらい。

〈センター得点開示〉
英語196、数学①79、数学②54、国語126、世界史97、地理94、生物91、英語リスニング50
国語以外はこれでも想定の範囲内でした。国語はセンプレが200点だったので得点源にするつもりでいたのですが、本番はこんな有様でセンター1日目が終わって帰宅したときは某議員並に泣き乱しました。笑

〈東大得点開示〉
275点
英語94、数学43、国語60、世界史40、地理38
1日目の数学で2完できたときに合格をほぼ確信して、2日目の朝は合格する夢をみてから目覚めました。世界史の大論述が全然分からなくて結局焦ったのですが。

〈当日の過ごし方〉
東京の隣県にある実家から向かいました。実家生はだいたい一人か友達と行くようですが、私の場合は不安すぎて母に駒場まで送ってもらい、開場よりかなり早く着いたので駒場のマックで一緒に少し食べました。開場してからも不安でなかなか足を踏み出せなかった私に、しっかりしなさい、もう今日は怖がってる場合じゃないのよと言って送り出してくれたことには本当に感謝しています。

〈自分の受験会場こんなところでした〉
緊張していたせいか暖房に関しては記憶がありません、が、記憶がないということは特に困ったことは無かったのではないかと思います。机はだいたいどの教室も長机です。高校生からすると慣れないと思いますが、隣の人との間隔はちゃんとあいていますしあまり心配はいりません。
トイレは少ないですが休み時間は長いので大丈夫です。それから、みんな東大模試では試験中トイレに行ったりしないので150分の国語の時に行きたくなったらどうしようと気がかりだったのですが、なぜか本番はたくさんの人が挙手してトイレに行っていました。
それから東大の試験監督はこわくないのでご安心を。笑 センターの試験監督のほうがピリピリしていた印象です。全国一斉に行う試験ですからマニュアル通りに進めようとあちらも必死だったのだと思われます。

◎英単語は数より質!!!!!
模試の成績が悪くても、センター本番が悪くても、泣いてもいいのでまた立ち直ってしっかり勉強してください。勉強自体は楽しいはずです☺