1.自己紹介
6.ひとこと
・HN:けんと
☆ブログ:『東大理二へと這い上がるブログ』
・科類:理科二類
・現浪:現役
・塾/予備校:駿台予備校
・出身高校の例年合格者数:数十人(はっきり書くとバレちゃうので)
〈本格的に東大をめざした勉強を始めた時期〉
高2の春休み
〈生活パターン〉
12時就寝6時起床。学校行って放課後は友達と一緒に学校所有の施設で7時〜8時くらいまで勉強。家帰ってご飯たべて風呂入って12時まで勉強。
睡眠は削っちゃダメですよ〜
〈各教科の勉強法〉
◎現代文…採点基準が不明確で、個人的な所感ですが予備校の授業や赤本の解答や模試はアテになりません。よって国語が得意な人でも高得点を狙いにいくのは危険です(僕が実際そうでした笑)
ただ東大の評論はとても論理的で本当に「読解」して「記述」する能力が問われるので、オーソドックスな勉強法で外れはしないと思います。
◎古典…理系ならばこちらで稼ぐ人が多いでしょう。古文にしろ漢文にしろ、そこまでレベルの高い知識は求められていないものの、いまいち訳しづらかったり何言ってんのかわからなかったりすることが多々あります。
古文単語や基本句形、助詞助動詞などの基礎知識は入れた上で、東大の古典で点数とるためには「余計な妄想をしない」「訳抜けしない」「文章の主語と述語の対応を常に意識する」ということを心がけた訓練をこなすべきかなと思います。
◎数学…自分がとても苦手だったので苦手な人向けに書きます。
東大理系志望で数学が苦手な人が目指すべき点数は40〜50点です。得意な人にとってはちょろいと思えるかもですが、苦手な人にとって40点はなかなかキツいものです。
それでもとりあえず40点とるにはどうすればいいか。
①問題演習
レベルが中〜やや難程度の問題をひたすらひたすら解きます。
漫然とやるのはアウト。自分が持ってない引き出しを新たに作るため貪欲に繰り返してください。この段階が最も長く、この段階で東大数学に立ち向かうための基礎が構築されると自分では思ってます。
②東大の問題に触れてみる
25ヶ年とかなんでもいいです、始めは易しめのを解いてみてください。①を乗り越えたなら東大数学とはいえ普通に解けるものがあると実感できるはずです。この感覚が大事です。
その後レベルを上げていき、色々な分野に触れてから、あーやっぱ東大数学難しいな、と思ってください笑
③選球眼と時間配分
易しい問題が解けるようになっても、それを見極められなければ意味はありません。
40点は1完+部分点をとれば超えられます。
その1完する問題を見極めて、そこに一時間かけてもいいから絶対にとる。
また部分点稼ぐにしても、難しい問題にぶち当たっていろいろ考えた結果その問題が0点なんてのは目も当てられません。とれそうな問題に時間をかけ、そうでないものは潔く捨てる。
そういうことを意識しながら必ず6問セットの過去問演習をしてください。
◎物理…現象の根本を理解しようとする姿勢が大事だと思います。公式暗記では俺は無理でした。
物理は個人的に最も理解に時間がかかり、最も悩みが出てくる科目ですが、焦ってその悩みを無視しないことが肝心かなと。
問題集ですが、重要問題集一冊と過去問だけでいいです。急ぐことよりじっくり解くことを考えたほうがいいかと。
◎化学…東大化学は化学への深い理解、計算力、処理スピードと色々な側面の能力が試されます。
前述の通り俺は数学が苦手で、従って計算力も低く計算問題はことごとく間違える、という状態でしたが、図を書いたり単位をいちいち確認したりすることで多少は緩和されたように思います。
化学の知識インプットはみなさん御用達の「化学の新研究」という分厚い参考書を舐めるように読みました。あれには高校化学の疑問点がかなり詳しく書いてあるのでとても助かりました。
〈過去問の利用について〉
過去問の最大の意義は慣れることです。
東大形式の問題に慣れているか慣れていないかでは同じ学力でもとれる点数がまるで違います。
だからあんまり先にやってしまうのはどうかと思います。直前期まで最後の伸びしろはとっておいた方がいいと思うし。
ちなみに俺は過去問をやるレベルになかなか達せなくて、ほぼ直前期にやったせいで25ヶ年とかは半分くらい終わりませんでした笑
使い方は様々ですが、俺は直前期だったので時間配分を試行錯誤したり取るべき問題を見極めるために必ず数学なら6問セット、理科なら物化セットで解きました。
〈おすすめ参考書〉
ブログ参照でお願いします。
〈併願校とその合否〉
慶應義塾大学理工学部学門3 不合格
〈併願校の対策〉
過去問一年やっただけでした。そりゃ落ちるわなあ
〈センター対策〉
理系で日本史選択はなかなかつらいです。
勉強しないとまったく点がとれないので、夏休み以降からぼちぼち日本史はやってました。
俺の場合は二次対策をギリギリまでしたかったので、センターに切り替えたのは年末でした。その後はセンター:2次=9:1のペースで。
あと、これは何の根拠もない俺の体験談なのですが、元からセンター国語得意な人は国語に関してはセンター対策(問題集やったり過去問やったり)はあんまりしないほうがいいかもしれません。なぜかやればやるほど点数落ちていきました。
〈模試成績〉
6月
東進第一回
英語54数学8国語37物理13化学6 計118
8月
第一回実戦
英語78数学30国語39物理26化学10 計183(B判)
第一回オープン
英語67数学33国語48物理26化学21
計195(C判定)
9月
第二回東進
英語81数学51国語37物理13化学8
計190
11月
第二回実戦
英語91数学18国語31物理15化学27
計182(C判定)
第二回オープン
英語80数学45国語40物理25化学25
計215(あたり) A判定
〈センター得点開示〉
英語192 リス42
数1A 91 数2B 85
国語 117
物理81
化学100
日本史91
計 757/900
〈東大得点開示〉
英語81
数学43
国語37
物理35
化学35
計 231/440
自宅から本郷までは電車で一時間半なので、辛いっちゃ辛いけどホテルに泊まるほどでもないと思ったので当日も自宅から。
ただし通勤ラッシュに巻き込まれないようにグリーン車的なものを使いました。
会場は工学部14号館。30人ほどしかいない小さな教室で、リスニングもクリアに聴こえてよかったけど、暖房が死ぬほど暑かった。
昼飯を食べたあとに案の定眠くなったので顔を洗ったり外で友達と話したり。当日の会場で勉強するのはあまりおすすめしません。
また、隣の席の受験生が風邪をひいていたらしくゴホゴホうるさくて(しかもマスクつけてない)、一日目は風邪移るんじゃないかと心配で仕方なかったけどまあなんとか集中しました。この程度のハプニングは普通にあります。
まず現時点での成績が良い人。当たり前ですが油断しないでください。
あなたがその成績を維持したとしても落ちるときは落ちる、それが受験です。実際俺の知り合いで、A判しかとったことない人が3人ほど落ちてます。10回に9回受かるとしても、落ちることだってありうるんです。
だから現状に満足せず、自分のできることは全てやった上で本番に臨んでください。
次、成績がそこまで良くない人。悪すぎて東大を諦めかけてる人。
安心してください。成績悪いのは自分だけじゃありません。また、成績が良い人とどれだけ現時点で差があるか。全然ありません。
結局は本気でやろうと思った日から、東大受験を生活の中心に据えた日からの勉強が大事なんです。
俺の上の成績見てください。全然誇れたものじゃないけど、6月の東進と2月の本番で倍違う。
俺は高3開始時点では東大に手の届かない位置にいましたが、そこから必死で努力したおかげでここまでの伸びがあったと自負しています。
できない人のほうが面白いほど伸びるんです。これは現役浪人関係ないと思います。
だからまず諦めないでください。諦めない上で、どうしたら目標を達成できるかよく考える。周りに相談する。
それから頭の悪い自分と戦い続けて、あらゆる誘惑を跳ね除けて、ひたすら突っ走ってください。きっと道が開けるはずです。