1.自己紹介

2.東大受験 ―勉強方法

3.センター/併願校について

4.模試成績と入試得点開示

5.東大入試本番について

6.ひとこと

・HN:Junca
☆ブログ:『Tea Time♪東大文Ⅲ宅浪きろく
(この体験記より詳しい受験総括記事をupしてあります。よければ目次記事からどうぞ^^)
・科類:文科三類
・現浪:一浪/宅浪
・塾/予備校:現役時、単発で東進の東大特進コースの授業を御茶ノ水・渋谷にていくつか受けました。浪人時は宅浪で、冬休みに4日間だけ駿台の御茶ノ水にゆきました
・出身高校の例年合格者数:現浪合わせて10人前後

〈本格的に東大をめざした勉強を始めた時期〉
志望校を決定したのは高2の2月ごろでしたが、本格的な勉強は部活引退後の高3の7月から始めました。

〈生活パターン〉(浪人時)
朝は7時半~9時の間のどこかで起き、午前中の2時間はカフェで、午後は家で勉強…という感じが多かったです。
夜はあまり夜更かししすぎないようにはしましたが、「何時までに寝る」みたいな決まりはつくりませんでした。
あと、気晴らしと称し、宅浪の特権を生かしてしょっちゅう母とお出かけしていました笑

〈各教科の勉強法〉
◎全体
浪人時のものだけですが、どの時期になにをしていたかという詳細については以下を参照してください(..)☆
http://ameblo.jp/cafe-cafe1016/entry-11801598688.html

また、上記HPで書き落としたことを中心に、受験生のみなさんにご紹介したいことだけ以下にまとめます。

・見直しファイル
わたしが現浪とおして勉強の柱に据えていた一つとして、バイブルサイズのファイルがあります。



一問一答で何度も間違えてしまうところ、模試や問題集で間違えたところ、教科書や参考書を読んで、チェックしとくべきだなと思ったところなどを、教科別に色分けしたリフィルにまとめていました。基本的には、覚えたい単語やフレーズをオレンジ色のペンで書いて穴埋めの形にし、赤シートで隠して覚えるという作業を繰り返しました。普段の空き時間にも使いましたが、特に模試の前は重点的に見直しを行い、入試本番も直前までチェックをしていました。いわばこのファイルは、いままで解いたあらゆる問題から自分の苦手が抽出された問題集なので、これを繰り返すことは効率的でよかったと思います。

・模試の復習
現役のときに怠って失敗し、浪人のときにがんばって成功したのが模試の復習です。出来がよくなかった模試の解答・解説を読むのはしんどいと思いますが、やはりそれを乗り越えて復習をしっかりすることは大事です。
模試の復習のしかたとして、わたしがやっていたことを紹介します。まずおすすめするのは、試験中の段階で「わからないところ」「たぶん合ってると思うけど自信がないところ」にチェックを入れておくことです。特に後者は、きちんとチェックしておかないと答えが合っていたときに復習をしそびれてしまう可能性があります。そのときたまたま合っていても、次に似たような問題で間違えてしまうという可能性は結構高いので、それを防ぐ意味でもチェックは必要です。次に、試験後の自己採点について。模試が終わったら必ずすぐに解答・解説を読むべきです。わたしはこの際、解答・解説に書いてある知らなかったこと、理解の甘かったことすべてにアンダーラインを引いていました。そしてそれらをすべて、前述の見直しファイルにまとめて覚えるようにしました。
こうしていくと、模試の復習はほんの数時間で終わるものではありません。わたしは宅浪だったので、模試の翌日と翌々日は模試復習デー(デイズ?笑)にしてほかの勉強は計画に一切入れないようにしていました。高校生なら平日は学校があると思いますが、たとえば模試の翌日からは家に帰ってからの1時間を毎日模試の復習にあてる、などすれば、長くても1週間あればやりきれるはずです。入試本番で「あれ、これ模試で似たような問題やったはずなんだけどな…」と後味のものすごく悪い思いをしないために、復習の徹底は強くおすすめします。

・計画の立て方
浪人時は毎月の頭に1カ月ぶんの計画を立てるようにしていました。まず使う参考書・問題集のページ数をすべて書き出して把握し、いつまでに終わらせたいかを考えて逆算して、カレンダーに「この日はチャート1~6」という感じで全部書き込みました。見やすくする為に英語はオレンジ、数学は青……というように色分けして書いていました。また、基本的には月~土曜日のみにして、日曜日はその1週でずれてしまった部分の補填としました。それでもずれた場合は次の月に調整しました。

・わたしが受験について必須だと思うこと…
☆毎日の勉強時間(教科ごとと、合計)を記録すること
☆参考書や問題集は志望校の合格体験記のレビューなどを参考にし、自分のフィーリングのみでは選ばないこと
☆年度はじめに各予備校(駿台・河合・代ゼミ・東進)の年間模試予定をチェックし、申し込み期限に遅れないようにすること(特に、河合のマーク模試は早くに席が埋まる)


◎国語―現代文
現役時は東進の東大特進で林修先生(まだ今でしょとかそんな言ってない頃の笑)の授業を何度かとりました。
浪人時は基本的には自学で、ときどき高校の先生に添削していただきました。
まず言っておきますが、予備校の予想問題はほとんどあてになりません。東大の2000年度以降の問題のみやればいいと思います。解答は東進のものがいちばんいいかと思います…25カ年もわるくないけど、たまによくわからないことを言っていたりします。
わたしは解き終わったら模範解答を自分の解答の隣に写して、どこが同じでどこが違うか比べていました。また、わたしは文章を構造で把握したかったので、第一問の解答の要素はピンク、第二問のは青、第三問のは黄色、第四問のは緑、というように色分けしてペンで線をひいてみたりしていました。論の流れをつかむということは大事かなと思います。


◎国語―古文漢文
東大の古典はここ十年ほど読みやすく、そんなに苦労はしないと思います。(模試や予想問題は難しいの多いけど、できなくても気にする必要はあまりないと思う)
古文単語もそんなにマニアックなものは要求されないし、漢文句形も大事なものをちゃんと覚えておけば大丈夫です。あとは必要な要素を、どれだけ簡潔に解答用紙上で表現するかなので、記述対策はきちんとしておくといいと思います。参考書のところ参照ですが、『得点奪取』の古文編・漢文編を導入に使い、過去問演習に鉄緑会のものを使うのがわたしのおすすめです。


◎数学
現役時の本番で10点という惨敗をし、わたしの鬼門でした笑
でも決して嫌いではなく、単元によっては高校でも結構上位に入ったりもしていました。要はまちまちな感じでした(..)
浪人して、はじめは青チャートで基礎から洗い直し、その後『文系数学の良問プラチカ』を繰り返し繰り返し、自分で答えを書ききれるまですべての問題をやり直しました。
それが終わってから東大の過去問を10年分(鉄緑会のを使用)、これもできるまで繰り返し、試験前日も、試験開始1分前までも解きなおしました。(めっちゃ難しいやつは繰り返してないです笑)
数学が苦手な文系受験生でよくあるのは、「自分では全然完答できないけど、模範解答を読めば知っていることばかり」というケースだと思います。そういう人は知識や基礎はあるけど使い方がわからない、発想の仕方がわからない、という感じじゃないでしょうか??わたしは解答解説を読んで、「なぜここでそういう発想になるのか」「ここでこの式変形をするのはどういうふうに効果的なのか」などを理解することを重視し、それがわからない場合はどんなに基本的なばかばかしいことでも先生に質問しました。高校の数学の先生には宅浪時に週1回1時間ペースでマンツーマンで質問に答えていただきました…感謝してもしきれません(;;)
わたしは浪人時の本番では少し失敗し40点を切ってしまいましたが、模試では40点台、50点台を出すことができました。ちなみに現役の夏には6点とか出したことあります。そんな人でもちゃんとやれば伸びます!わたしが浪人時にやったようなことを高校時代にちゃんとやれば現役でもじゅうぶん伸びるはずです。苦手意識は吹っ飛ばせるものです。がんばってください(><)


◎世界史
東大世界史の問題は東京書籍の世界史Bの教科書をベースにつくられている、とよく言われ、山川の教科書と一長一短があるから読み比べたほうがいいということでわたしもやりました。でも、実際よく理解していないときにやってもどの程度効果があるかはわかりません。それよりどちらかの教科書に集中したほうがいいんじゃないか、という気も個人的にはします。
全体として、用語をマスターすることがまず基盤なので一問一答は現役時から浪人時の最後の最後まで繰り返しました。教科書は上半期に黙読・音読を繰り返していましたが正直あまり効果は出せなかったように思います…また、模試や問題集でわからなかったところや見落としていた点を小さなノートにまとめて何度も見直しました。

①大論述
構成は大事ですが、知識がないとどうにもならないので一問一答からかためるほうがいいと思います。
わたしは現役時は完全に知識不足で、添削を出そうとしても「調べ学習」状態でした。←小学生笑
浪人時はある程度知識を夏前までにかためていたので、7月から2月まで、高校の先生に約10回添削をお願いしました。すっごくいい先生で、心から感謝しています。
大論述を書くときには構成メモを大事にしました。基本的にはメモづくりに25分、解答に15分をめやすにしていたと思います。
大論述には「移民」や「世界の一体化」などいくつかの頻出テーマがあるので、それをおさえておくのも手かもしれません。

②中小論述
わたしのネックでした笑
指定語句などもないので、知識がアウトプットできなければまず書けません。これも一問一答をかためるほうがいいと思います。
書くときには5W1Hをベースに、過不足なくまとめるように努力しました。

③一問一答/小論述
満点目標にがんばって、本番は9割とるくらいのつもりがいいと思います。忘れちゃった!っていうものがあっても焦らないために。


◎日本史
周知のとおり東大日本史の問題形式はかなり特殊で、解法をつかみにくいです。
わたしは現役のときに東進の東大特進で野島博之先生の東大日本史を何度かとっており、その授業と教材(『日本史ハンドブック』)が浪人時にも日本史学習の軸になりました。
上半期は教科書とハンドブックの黙読・音読、下半期は過去問演習を中心にしていました。また、夏からZ会の東大日本史をとりました。毎回いちおうちゃんと提出し、ランキングも常に載りましたが途中から復習がおろそかになり反省しています…Z会は添削も丁寧で良いですが、復習しないと意味がかなり薄れてしまうなあと思います。
過去問や予想問題を解くときには、世界史と同様メモづくりを大事にしました。資料から読み取ったことを自分の知識と連関させてどこまで抽象化・一般化できるか…というのは難しい問題で、いまでも自信はありません(._.)メモは模試の採点基準のように書くように、と冬に行った駿台で言われたのでちょっと意識してみました。そうするとたしかに頭の中は整理されるなと思いました。


◎英語
全体として、東大英語は問題自体が難しいというより時間との戦いです。演習をするときには必ず時間を計って解きましょう(^o^)
また、時間短縮には自分に合った解答順を把握することも大事です。模試などでいろいろ試行錯誤してみて、「どの問題から解くのか」「どれを何分くらいの目標でいくのか」をある程度考えておくといいと思います。ただし、英語は毎年問題形式がころころ変わるので、柔軟な対応力も必要です。
参考書・問題集としては、すべてのベースとして『DUO3.0』と『英文法・語法のトレーニング 1戦略編』(Z会出版)をおすすめします。DUOは例文が560個載っていて、わたしはこれを暗唱例文の要領で一日20個ずつくらい書くというのをほぼ年間通して日課にしていました。この例文は単語や熟語表現も覚えられるし、英作文にそのままつかえたりもします。付属のCDは数えきれないほど何度もききました。『英文法・語法のトレーニング』は東大英語で必要な文法知識をそろえるのにいいと思います。意外と盲点が多かったりもするので、文法に自信があってもきちんとチェックしておくことをおすすめします。

①要約
硬質な文章が出される年もあるので、しょっぱなの問題だからといって必ずしも最初に解かなくても、ペースが乗ってきてから着手するほうがいいかもわかりません。ひとによるけど…
対策としては、『英文 要旨要約問題の解法』(駿台文庫)は要約問題の解き方と採点基準が載っていて、論の流れも簡潔に説明されているのでおすすめです。

②英作文
わたしは英作文が得意で、現役の頃から減点もほぼされたことがなく、さっさと解けるのでいつも最初に解いていました。ところが浪人時には英作文から始めて完璧を狙いすぎたせいで時間が押してしまい、英語大失敗の原因になりました…時間配分は大事だなと思います。

③リスニング
月並みですが、『キムタツの東大英語リスニング』シリーズをおすすめします。苦手なら焦らずBASICから始めるといいと思います(^^)やり方としては、解く→解説を読む→スクリプトをかる~く一度読む(どういう話だったのかの確認)→ディクテーション→ディクテーションで聞き取れなかった部分をこまかくこまかくチェック→もう一度きく(特に聞き取れなかった部分に注意して)→音読複数回→きく→音読って感じでわたしはやっていました。ディクテーションははじめは難しく、たった4,5分の文章を書き取るのに1時間くらいかかったりしますが、くじけずに続けると結果になります。わたしはディクテーションで聞き取れなかった部分はこまかく色分けしてスクリプトにチェックを入れ(「なんて言ったのかわからなかったところ」「別の単語に聞こえてしまったところ」「音についていけなくてそもそも言葉自体聞き取れなかったところ」「なにも言っていないのに、なにか単語を言っていると思ってしまったところ」など)、自分が聞き取れないのはどういう部分なのかというのを研究しました。

④誤文訂正/和訳
正誤問題については文法を勉強することと、『スーパー講義 英文法・語法正誤問題』(河合出版)をおすすめします。
和訳については特に対策とらなかったな…あ、でも過去問は息抜きも兼ねて25ヵ年ぶんをやりました。

⑤長文(小説、随筆)
問題文が長いので読みきるのも大変ですよね。わたしは模試で何回か試行錯誤してやっとコツをつかんだ気がします…(と、思ったら当日なにも時間なくて解けなかったけど笑)
持論ですが、まず登場人物の確認が大事だと思います。すぐに把握できなければ出てきた人の名前に印をつけて、空いてるスペースに関係図みたいなものを書くのも手です。会話文が混雑してたら誰の台詞なのかちょこちょこっと書いておくとわかりやすくなります。
それから、本文に目を通す前に問題をひととおり流し読みしておくほうが、なにに注意して読めばいいかわかりやすくなるのでいいかなと思います。


〈過去問の利用について〉
過去問は早い時期に解くとあとで解くものがなくなりそう、遅く解くと終わらなさそう、と悩むと思います。。
でもわたしが思うのは、早く解けるなら解いておけばいいのかなということです。一発解いてみて、完璧に問題や解き方を覚えられる人はあまりいないと思います。だったら先に解けるだけやってしまって、どんどん2周目、3周目をやるほうが効率的なはずです。
使い方については人それぞれだろうけど、基本的に過去問は最上の問題集です。ほかのものより重視するのがいいのかなと思います。

〈おすすめ参考書〉
長くなるので…
http://ameblo.jp/cafe-cafe1016/entry-11800870876.html
参照でお願いします(..)かなり詳しく書きました。

〈併願校とその合否〉
◎現役時
併願は出しませんでした。
◎浪人時(志望順)
早稲田大学文学部(一般)→合格
早稲田大学文学部(センター併用)→合格
筑波大学人文・文化学群人文学類(後期)→出願のみ
明治大学文学部日本文学科(センター利用前期5科目)→合格
早稲田大学国際教養学部(センター利用)→不合格

〈併願校の対策〉
わたしは早稲田の文学部のみ一般受験のため対策をとりました。
試験内容は
英語:90分間/75点満点
国語:90分間/75点満点
世界史または日本史:60分間/50点満点
で、わたしは世界史を選択しました。日本史の細かい知識があまり得意ではなかったこと、早稲田の文学部の世界史は重箱の隅をつつくような私大的な問題ではないと言われることが理由です。
対策としては、センター明けの1月23日に初めて赤本を解き、形式やレベルを確認しました。
その後、英語と国語はそれぞれ3年分、世界史は4年分解きました。
ただし、試験前日に英語の要約問題(最後に1つだけ記述の大問)と、国語の文学史問題(古典で例年1題ほど出ている)は赤本に載っていた7年分すべてを解きました。
↓いちおう結果の記録をつけてたので、参考までに。(%は正答率。配点がわからないので、換算得点はあくまで単純計算です)

2014年度(受験本番)
英語:57.9%(記述除く)←※爆死笑
国語:84.9%
世界史:80.9%

2013年度
英語:89.5%→63点くらい*所要時間80min
国語:85.7%→64点くらい*所要時間60min
世界史:82.5%→41.3点くらい
合計:85.5%前後→168点くらい
(成績標準化後の合格最低点:127.3点)

2012年度
英語:76.3%→55点くらい
国語:86.8%→64点くらい*所要時間70min
世界史:80%前後→40点前後
合計:81%前後→159点くらい
(成績標準化後の合格最低点:127.8点)

2011年度
英語:78.9%→55点くらい
国語:87.5%→65点くらい*所要時間65min
世界史:78.7%→39.4点くらい
合計:81%前後→160点くらい

2010年度
世界史:79.8%→39.9点くらい


〈センター対策〉
◎全体
わたしはセンター試験が現役時・浪人時ともに苦手だったので、なめずに対策をしようという意識は強くありました。
センターでしか使わない生物は4月(浪人)からぼちぼち、そのほかの科目は12月の頭くらいからセンター用の勉強に時間を割きました。
また、センターはほとんどの科目が時間勝負です。当たり前のことですが、過去問や予想問題を解くときはマークシートとHBの鉛筆を用意し、時間をきっちり計る、ということを守りましょう(..)

◎英語
現浪ともに特に対策はしていません。
ただ、東大受験生は第1問の発音・アクセントで点を落としがちだというので、『音でおぼえる発音・アクセント』という参考書を浪人時につぶしました。参考書のところのリンク先でも触れていますが、とてもおすすめです。

◎数学
とにかく予想問題を解き、大問ごとにかかった時間と点数を毎回記録しました。それによって自分の得意・苦手が把握できます。また、『センター試験必勝マニュアル』の公式で使えそうなものを覚えました。
それから、センター数学は問題の誘導にいかに上手く乗れるか、ということが鍵となります。過去問や予想問題を解いていて「どうしてこういう誘導がされているのか、どういう発想なのか」ということがわからないときは、先生や友だちに聞いて解決することを強くおすすめします!

◎国語
国語に関しては予備校各社の予想問題はあてにならないと思ったので、解くのは赤本にしぼり、11年分やりました。
ただし直前期に謎の低空飛行を始めた古文漢文に関しては、『センター試験必勝マニュアル』や『マドンナ古文常識』、『明説漢文』などをばーっと見たうえで赤本を追加で解きました。
センター国語はほんとうに水物です。わたしは国語は得意教科でしたが、センターに関しての自信は全然つきませんでした…また、本番にわけわかめな問題が出る可能性も高いと思っておいたほうが得策です。センターの目標点を定めるとき、どんなに得意でも国語の高得点ありきで皮算用することはおすすめできません。

◎世界史
一問一答・年号・地図をおさえることが大事かなと思います。
世界史は範囲は広いけど得点源にしやすい科目です。わたしは問題集や模試でまちがえたところ、一問一答で毎回忘れてしまうところなどをすべて小さなノートに穴埋め形式でまとめ、何周もするようにしていました。ちょっとした知識がほかの部分との接着に役立つことも多々あります。センターの世界史は二次の世界史に活用してやる気持ちで対策をするといいと思います(^^)

◎日本史
現役時には点数がなかなか伸びず、とても苦労した科目です…笑
わたしは浪人の冬になってから年号を集中的に暗記してストックを520個程度に増やして『センター試験への道 日本史』で並び替え問題と社会・文化史のみ一周し、できなかったところを世界史と同様ノートにまとめて何周もしました。この年号暗記はかなり効いたと思うのでおすすめします(*^^*)

◎生物
現役なら夏休みのうちに簡単な参考書で全体を知っておくことが有効ですが、問題演習は秋冬からで大丈夫だと思います。
浪人時には、わたしは4月から教科書・資料集を読むようにし、春夏は市販のサブノートを埋めたり簡単な問題集を解いたりしていました。秋冬は予想問題・過去問に着手し、わからなかったところや苦手部分は上述と同じくノートにまとめて何周もしました。

〈模試成績〉

[駿台全国模試①]
英語 143/200
数学 120/200
国語 107/200
世界史 69/100
日本史 64/100
 合計503/800
→東大文三、東大後期、京大文、早稲田文、北大法後期、早稲田文化構想いずれもA判定

[東進東大本番レベル模試①]
国語63(19+14+20+10)
数学12
世界史34
日本史37
英語75
 合計221

[代ゼミ東大プレ①](四捨五入)
国語50
数学50
世界史40
日本史40
英語70
 合計250
→東大文科いずれもA判定・冊子掲載

[駿台全国マーク](四捨五入)
英語190(lis除く)
数①80(マークミス多発笑)
数②70
国語170(34+38+50+50)
世界史90
日本史90
生物80
 合計770/900
→東大文三などA判定・冊子掲載

[駿台東大実戦①]
国語68
数学6
世界史31
日本史17
英語83
 合計205
→文三C判定(あと1点でB笑)
(7月の全国マークとドッキングでB判定)

[河合東大オープン①](四捨五入)
国語70
数学40
世界史30
日本史30
英語80
 合計250
→文三A判定・冊子掲載

[東進東大本番レベル模試②]
国語74
数学11
世界史22
日本史39
英語82
 合計228

[河合全統マーク③]
英語191(lis除く)
数①90
数②75
国語179(42+44+43+50)
世界史81
日本史82
生物90
 合計788/900

[河合東大オープン②](四捨五入)
国語60
数学40
世界史40
日本史40
英語80
 合計250
→文三A判定・冊子掲載

[駿台東大実戦②](四捨五入)
国語40
数学48
世界史40
日本史20
英語90
 合計240
→文三A判定・冊子掲載

[代ゼミ東大プレ②](四捨五入)
国語70
数学30
世界史40
日本史40
英語80
 合計250
→文三A判定・冊子掲載

[河合センタープレ]
英語191(lis除く)
数①77
数②94
国語155(34+50+50+20)
世界史94
日本史90
生物93
 合計793/900

東大文三 B
東大後期 D
早稲田文 C
国際教養大C日程 C
早稲田国際教養セ C
京大文 A
一橋社会後期 B
早稲田文セ併 A
慶応文 B

[駿台センタープレ]
英語167(lis除く)
数①95
数②66
国語181 (38+50+43+50)
世界史91
日本史73
生物73
 合計746/900

東大文三、東大後期、国際教養大C日程がB判定
早稲田文(セ併)と早稲田国際教養(セ)、京大文、国際教養大A日程とB日程がA判定
(本気で東大E判定覚悟してたんですが、結構Aに近めのB判定でした。)

[東進東大本番レベル③](センター1週間後)
国語39
数学23
世界史38
日本史51
英語89
 合計240

[河合本番プレテスト]
国語86(31+17+24+14)
数学11
世界史27
日本史21
英語53
 合計198←←


〈センター得点開示〉
英語 190
listening 50
数① 87
数② 82
国語 171(46+50+38+37)
世界史 84
日本史 95
生物 71
合計780/900 (+lis50→830/950)

〈東大得点開示〉
国語 57
数学 34
世界史 34
日本史 38
英語 70
計233

〈当日の過ごし方〉
2月22日に衣類や洗面用具などの、勉強とは関わりない受験用品(というか旅行用品)をボストンバッグに入れて宅配で東京のホテルに送っておきました。荷物を減らして体力を温存~♪
24日の11時ごろ渋谷入り。ホテルにチェックインできる時刻を訊きに行ってみると、前日に母が電話で問い合わせてくれたため早めのチェックインを可能にしてもらえました。電話してみる価値ありです!

わたしが浪人時に泊まったのは渋谷マークシティの上にある渋谷エクセルホテル東急で、かなりの数の東大受験生が泊まっていました。ホテルの予約はだいたい半年前から可能で、秋冬ごろにはいいところは埋まってしまいます。早めの行動をおすすめします。
ちなみに現役時にはJR渋谷駅の新南口のすぐ近くにあるホテルに泊まったんですあ、井の頭線からかなり遠く、通勤ラッシュの駅構内を10分以上歩きました…地方に住んでるとわからなかったりしますが、渋谷駅はとっても大きく、駒場東大前駅に行けるのは京王井の頭線のみです。JR渋谷駅に近くても京王の渋谷駅には遠い、ということがありえます。気をつけてください、、

チェックイン後は、荷物の整理・勉強・駒場東大前まで一応行ってみる・明日のごはん食べる場所探し歩く(朝食・夕食つけませんでした)などしていました。
また、わたしは直前まで勉強しているほうが安心できるほうのタイプだったので、やれることは全部やりました。

25日は8:20開門、8:50までに入室だったんですが、8:04に駒場東大前に着く電車に乗りました。着くと開門前だというのに人だかりで、例年と同様ものすごい人数の応援勢が叫んでいました笑
26日は開門・入室締切は前日より10分ずつ遅く設定されており、わたしも少しゆっくりめに行きました。
浪人時は両日とも、京王井の頭線の渋谷駅~駒場東大前駅間はそんなにこみませんでした。現役のときはもみくちゃにされた記憶があるのでふしぎでした(いまだに謎は解けていない)
また、駒場東大前駅はふだん急行列車に華麗にスルーされていますが、入試の日だけは停まってくれるので注意しなくても大丈夫です。


〈自分の受験会場こんなところでした〉
文三の後ろのほうの苗字の人は900番教室(席数のめちゃくちゃ多い講堂)になると思います。去年は暖房がかなりきいて暑いくらいだったのに、今年は寒かったです。ひざかけ持っていってほんとによかったです(ただし使うときは試験官に許可をとること)
リスニングの音質などには特に問題ありませんでした。

なんかめっちゃ長くなってしまってすみません笑
自分のブログからのこぴぺも結構多いので、よければリンクからそちらを参照してくれるとうれしいです。JOPの企画についての記事や大学生活についても随時更新中です。