気分転換・息抜きについて     文責/Junca

 受験生の多くがぶつかる、気分転換・息抜きの問題。志望校には合格したいけど、眠い、集中力がつづかない、勉強をちょっと投げ出したくなってしまう…難関と呼ばれる大学に合格した大学生だって、おなじ悩みを抱えていた人ばかりです。ここでは、大学生10人に聞いた気分転換・息抜きの方法をご紹介します。



◎カフェでゆったり勉強♪

 わたしは集中力がつづかないほうだったので苦労しました。やる気がなくなってくると途中で短い動画を観たり(ピングーとか…笑)、勉強場所をかえたりしていました。カフェでおいしいコーヒーを飲むのが好きだったので、空いているお店や時間帯をチェックしていくつも縄張りを張っていました笑 勉強道具だけ持って公共の場所に行くと、寝ることもできないし遊ぶこともできないしという状況になり、おのずと勉強せざるを得なくなるのでおすすめです。

(東京大/文科三類 女性 Junca)

 

◎ランニングでスッキリ!

 勉強で頭を使って疲れたら自分はランニングに出ていました。元々体育会系で身体を動かすことが好きなのですが、それだけでなく、無心で走ることで頭を休めて、シャワー後に勉強再開という流れはうまくいくことが多く、良い頃合いに眠気がやってきてくれるので睡眠も良質なものとなり翌日の目覚めもスッキリします。という訳で事あるごとに結構な頻度で走っていました。但し、秋冬は寒いので体調には注意してくださいね!
(東京大/文科一類 男性 風来坊)

 

◎自習室を一度出てリフレッシュ

 僕は気分転換として自習室をでて外の空気を吸ったり、トイレで顔や手を洗っていました。特に直前期はエアコンの効いた部屋で頭がぼーっとしがちだったのでそうやってリフレッシュしていました!
(京都大/経済学部 男性 地学マスター)

 

◎友だちとの会話、大好きな音楽を励みに

 私の休憩方法は「友達と話す」ことでした。私は学校や塾の自習室でほとんど勉強していたので、仲の良い友達と時間を決めて2-3時間おきぐらいに軽い休憩をとっていました。友達と他愛もない会話をすることが受験生時代の数少ない楽しみでした。○○ちゃんも頑張っているんだから約束の時間までは私も頑張らなきゃいけないと気合を入れることもできていたと思います。
また友達が休みだったり、自宅で勉強しているときには頭が疲れてきて限界だなと思ったら、自分の大好きな音楽を1曲だけ聞くと決めていました。私は音楽を聞きながら勉強をするタイプでしたが、休憩用と決めている曲は普段は聞かず頑張ったご褒美用と決めていました。ある程度の時間頑張った充足感とともに聞く大好きな曲は私をとっても幸せな気分にしてくれて、リフレッシュできました。

 

◎お気に入りの小説を原書で♪

 わたしは、好きな小説の原書を読んでいました。原書なら英語の勉強もできるし、好きな小説なので楽しく息抜きできていました!そのおかげか、英語を読むスピードや集中力もアップしました。
(東京大/文科三類 女性 りっちゃん)

 

◎マッサージでリラックス

 気分転換は受験生活において必要不可欠なものです。人それぞれに合った方法があると思いますが、今回は私の行っていた方法を紹介します。私は集中力が切れたり疲れが溜まったときは、友人や家族にマッサージをしてもらっていました。体をほぐしたり伸ばしたりすると血行が良くなり頭も冴え眠気が覚めます。でも、本当に疲れてしまったときは寝てしまいましょう。睡眠は大切にしてください。
(東京大/文科三類 男性 けいてぃー)

 

◎読書や運動を挟んでモチベーション維持

 僕は図書館、学校や公民館の自習室で勉強していたのですが、学校と公民館にも図書館が付随していたので、勉強の息抜きとして読書をしていました。また、学校では同級生、図書館や公民館では地元の友達と一緒に勉強をしていたので、昼食後には雑談タイムや卓球、バスケ等運動をする時間を設けていました。理想としていたタイムスケジュールは以下の通りです。
  09時~12時・・・勉強(3h)
  12時~13時・・・昼食/雑談/運動(1h)
  13時~14時・・・勉強(1h)
  14時~15時・・・読書(1h)
  15時~16時・・・勉強(1h)
 毎週水曜日は勉強をしない日として予備日を取っていました。やる気が出なかったり、やっていても思うように進まなかったりすることがありますよね。そのようなときには水曜日にも勉強をして追いつけばよいのだと気持ちに余裕を残すことで、健全なメンタルの維持を図りました。
 また、モチベーションを維持するために帰宅後は勉強をせず、趣味の時間に充てることにしていました。
振り返ってみると、昼の休憩や読書の時間が一時間で終わらず、午後の勉強時間がなくなってしまう日が多かったように思います。(僕は思い付かなかったのですが、)意志が弱くとも時間を区切れる息抜きを考えるべきかもしれません。
週一の予備日の確保は多少予定通りにいかなくても心に余裕が生まれますし、一日中読書をしたり遊びに行ったりすることができて、気持ちが鬱屈することを防ぐことに非常に貢献したように思いますので、お勧めです。
(東京大/理科一類 男性 Troper)

 

◎好きな音楽を聴きながら普段通らない道を散歩

 ありきたりですが、僕の場合は音楽を聴きながらの散歩が一番リフレッシュ出来たように思います。特にいつもは通らないような道を歩くことで、新鮮な気分で散歩も音楽も楽しむことが出来て、その後の勉強に良い気分で向かうことが出来ました。
(関西の大学 男性 いちかわ)

 

◎ちょっとした睡眠も効果的

僕は集中力が途切れてくると思い切って机に突っ伏して寝ていました。15〜20分ぐらいにしておけば気分転換としてはタイムロスにならないですし、無駄な眠気が消えシャキッと机に向かうことができました。寝起きで頭がぼーっとする場合は顔を洗ってくるとよいと思います。
(東京大/理科二類 男性 けんと)

 

 

◎メリハリを付けて勉強を!

僕は三、四時間一気に勉強すると集中力が途切れてくるので、教科ごとに一、二時間程度で区切ってこまめに休憩を挟んでいました。10分程度、読書をすることでいい気分転換にもなっていたし、休憩後は集中して勉強できていました。休憩するときにダラダラせずに、しっかりと切り替えることが重要だと思います。

(男性 9点)