合格発表について     文責/Kay

受験生のみならず、高校生のみなさんのほとんどが受けることになるであろう模擬試験。ここでは、模試についての基本的なことから各模試の特徴までご紹介します。

◎合格発表の基礎情報


東京大学の合格発表は、例年、3月10日に行われます。

大勢の受験生が掲示板の前で泣き、笑い、運動会の大学生に胴上げしてもらう姿はテレビ

などで目にしたことがある人も多いと思います。

 

しかしそんな合格発表に関して今年、2014年から大きな変更がありました。

毎年本郷キャンパスで行われていた合格者の番号の掲示が取りやめになり、ネットでの発表と電子郵便(通称:レタックス)のみになったのです。

 

総合図書館の拡張工事のため2014年~2016年の3年間は中止されることが公式に発表されています。

2017年以降の入試合格者発表の掲示の再開は未定とのことです。

 

また2014年には運動会や東大新聞が3月13日に駒場キャンパスで「Freshman Festival 2014」というイベントを開催しました。トークショーや交流会、そして伝統の「胴上げ」などが開催され非常に好評だったそうです。


◎ネットの掲示


東大の合格発表はWebサイト上で見ることができます。

合格者の番号は12時頃に掲載されます。

アクセスが集中するためつながりにくくなる可能性がありますが、そういうときは落ち着いて待ちましょう。

◎レタックス


レタックスとは、日本郵便の郵便サービスのひとつで、電子郵便 とも呼ばれます。
合格発表日の12時以降に配達員の方がやってきて手渡されます。
(不在の場合はポストに投函されます)
なお、レタックスが届く時刻は家の場所や、その地域の郵便の配達経路によって多少は異なります。しかし「合格者にはレタックスが早く届き、不合格者には遅く届く」などということはありません。




◎合格発表当日に届くもの


まず、東大前期の二次試験に不合格通知書はありません。
前期で合格していれば合格通知書が届きます。
前期が不合格なら、前期しか出願していない人のもとには何も届きません。翌日以降に成績表のみが送られてきます。
前期は不合格だったけど後期も出願した人のもとには後期の第一段階選抜合格通知書または不合格通知書が送られてきます。

つまり、前・後期共に出願している人は、レタックスを開けるまで合否は分かりません。

一方、東大前期にしか出願していない人は、レタックスさえ届けばそれは合格通知書です。