1.自己紹介

2.京大受験 ―勉強方法

3.センター/併願校について

4.模試成績と入試得点開示

5.京大入試本番について

6.ひとこと

・ペンネーム:Alice
・大学/学部:京都大学工学部
・現浪区分:現役
・塾/予備校:鉄緑会
・出身地:東京
・出身高校の例年の京大合格者数:5名ほど、東大は25名ほど

〈本格的に第一志望の大学のための勉強を始めた時期〉
高2の夏

 

〈1日の生活パターン〉
7時起床、8時~15時学校、その後勉強し、12時ごろ就寝

 

〈各教科の勉強方法〉

 

◎数学
高2の夏に鉄緑の高1のテキスト(数1A2B)を解き直した(青チャ、プラチカレベルと思ってください)。
高2で数3の典型題を解けるようにした。
高3では1年かけて鉄緑の高2のテキストを解き直した(大数レベルだと思う…)。
あとは25か年、2週間で完成!整数問題を秋ごろからやった。
京大を目指すなら数2B、数3をまず完成させるべきだと思う。
整数、確率は確かに頻出だが、博打要素が高いのでまずは求積問題などを「ミスなく」解けるようになるべきだ。

 

◎英語
(何の参考にもならないので読み飛ばしましょう)
単語に関しては、高2でDUOを一通り終わらせ、直前期にシス単を詰め込んだ。
文法は高2で英頻をやったのみ。
構文の勉強は、高3の夏にポレポレをやった。
長文は勉強しなかった。強いて言うなら、センターと2次の過去問くらい。

 

◎物理
高2の冬ごろから物理のエッセンスをやり、4月の始めに完成させた。
高3では塾の勉強と並行させて名問の森を進めた。
10月から25か年を始め、12月ごろからは理論物理への道標を苦手分野の補強としてやった(この戦略が正しかったのかは分からない)。
公式の理解→典型題のマスター→応用題への慣れという流れで勉強するのが重要だと思う。

 

◎化学
高2の春休みから有機→理論→無機の順でやった。夏休み中に塾のテキストでインプットを終わらせた。
9月からは演習を増やし、間違えた問題は、問題文ごと書き写した間違い直しノートを作った。
このノートを作るようになってから成績が急に伸びたので、割と効果があったのだと思う。
また、覚えるのが苦手な人は一度手間をかけて自分でまとめノートを作るといいと思う(個人差あり)。

 

〈過去問の利用について〉
9月から昔のほうから順に解いていった(理数のみ)。計30年分ほど。
25か年を問題集として1問ずつ解く人もいるが、時間を計ってセットで解くことをお勧めする。
英語はセンター後から直近10年分ほど解いた。

センター対策は英国を10年ほど、地理を10年∔模試の過去問

〈併願校とその合否〉
慶応理工合格

〈併願校の対策〉
過去問を直近2年分

〈センター対策〉
京大工学部の配点がセンター200点、2次800点で、センターの配点の内訳が英国が50点ずつ、社会が100点、数理が0点だったため、はじめから社会(僕の場合は地理)に力を注いだ。地理は網羅系の参考書、問題集、赤本をやって、覚えていなかったことを白地図にまとめるようにした。
国語は漢文を早覚え速答法で対策した。

〈模試成績〉
第一回全統:B
第二回駿べネ:B
第一回実戦:B
第二回OP:A
第二回実戦:C

〈センター自己採点〉
英語:182(圧縮)
国語:155
数1A:96
数2B:81
物理100
化学92
地理92

前日の昼に京都入り。試験の教室の確認と下宿先の仮押さえをし、友人と京都観光をした。
ホテルの枕が硬かったのが印象に残っている。
受験生の皆さんへ
本番だからといって普段しないことをするのはやめましょう。
本番で普段飲まないレッドブルを一気飲みして、試験中お腹が痛くなった友人がいます。

受験の必勝法は、勉強を好きになること。
僕の場合、好きだった化学はあっという間に成績が上がり(1年間偏差値70を切りませんでした)、嫌いだった英語は最後まで苦手なままでした。
皆さんも受験を通して勉強を好きになってみてください。楽しい受験生活が送れますよ。
P.S.受験を理数科目で突破しようとするのは(なるべく)やめておきましょう。博打性が高くなります。