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日本ヤナーチェク友の会編

ヤナーチェク 歌劇『利口な女狐の物語』

対訳と解説  


A5判ソフトカバー 142ページ 本体価格1500円(送料込み)

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オペラのなかで,こんなに も自然が豊かに,そうしてこしらえものでな い新鮮さと自由さとで,
生きているものを,私はほかに知らない。 (吉田 秀和 『私の好きな曲』より)


歌劇『利口な女狐の物語』は,森 羅万象を創造の源にしたヤナーチェクが,当時人気のあった新聞小説を元に,動物界と人間界の交錯,自然律の厳しさ,輪廻する生命を描いた晩年の傑作です。

日本ヤナーチェク友の会
では,ヤナーチェク・オペラ対訳解説書シリーズの第三弾として、「利口な女狐の物語 対訳と解説」を刊行し たします。このオペラの国内盤は既に廃盤となっているため,本書が現在入手できる唯一の日本語対訳解説書です。

 


目次

1.レオシュ・ヤナーチェクの『利口な女狐の物語』
    〜「私の好きな曲」より/吉田 秀和

2.歌劇『利口な女狐の物語』の成立と概要/佐川 吉男

3.リブレット対訳/関根 日出男 訳
  ※モラヴィア方言を研究し,チェスノフリーデクの原作の内容を踏まえた,
    読みやすく信頼性の高い訳です。
    

4.原作者チェスノフリーデクと「女狐」の成立について/関根 日出男

5.ロレクの挿絵
 ※ロレクによる原作の挿絵(右図)を58枚掲載しています。

6.オペラ『利口な女狐の物語』/ジョン・ティレル
 
  ※英Decca盤添付のライナーノート 本邦初訳

(内容見本)

上記のうち,内容見本として,対訳の一部(PDFファイル)をアップします。PDFファイルを 読むには,Adobe Acrobat Reader(フリー)が必要です。

歌劇『利口な女狐の物語』 日本語訳 第1幕  PDF版(1ページ,8kB)



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