裏庭から田んぼに降りる石の階段脇に、自生しています。

花の白さとまっすぐな立ち姿が、気品を感じさせます。

道路脇の畑の隅に咲いていました。

濃い青が目を引きます。

毎朝電線に並んでいます。

電線には９０羽ほどが並び、その下の大川を２０羽ほどが舞っていた時もあります。
（下の写真には８７羽写っています）

チョコチョコ羽の手入れをしています。

ツバメの鳴き声の聞きなしは、「土喰って、虫喰って、渋ーい」です。

横幅は１０センチ以上もあります。見たこともない薄緑のきれいな羽なので、奇種ではないかと勇んで調べたら、蛾の代表のようです。

この羽を妖精の羽にしたイラストもあり、人気の蛾だと知りました。

こちらは時々見ます。やはり大型の蛾で、この蚕から作られる絹は「繊維のダイヤモンド」とたとえられる希少価値があるそうです。

オオミズアオもヤママユも、成虫はともに口が退化していて、何も食べることができないそうです。

そういえば、翌朝には羽だけが残されていました。雀か何かの餌になったのでしょうか。

左は３�pほど、右は２�pほどの小さな蛾です。

右は名前が分からないのですが、羽がオオミズアオより明るい、鮮やかな黄緑。

この白い実は口に入れるとえぐいので、エゴノキとなったそうです。

果皮には有毒なサポニンを含み、昔は石けん代わりに洗濯に用いたそうです。木は将棋の駒の素材にもなるとのこと。

ススキが穂をつけると、秋だなあと思います。

今年は梅雨明け宣言のないまま８月も過ぎました。去年も暑い日は１週間もありませんでしたが、夏に限ると温暖化はどこへいったのか、と思います。

これも秋を感じさせる花。

四阿の周囲では至る所に咲いています。

階段を上った小道の脇に、可憐に咲いていました。

ぼんやりしていると見過ごしそうな、小さな花です。

四阿の下のレンギョウの小道を上っていくと、右手で羽音がします。見ると４羽のヤマドリが丘の上に駆け上がっていきました。

続いて左手の生け垣の奥で鳴き声がし、飛び立つような大きな羽音がしました。

丘に駆け上がったうちの１羽が、立ち止まってあたりを見回しています。そこで写真に撮ったのですが、これはメスで、親鳥だと思います。３羽の雛が安全に逃げるのを見守っていたのか。

左手で大きな羽音を立てて飛び立ったのはオスで、雛から注意をそらすためだったのだろうと思います。

下は、別の日に慌てて逃げるヒナ。
ピントが合わずボケていますが、右側の奥にも２羽います。

８月も下旬になると、寒暖の差が激しくなるせいか朝霧が立ってきます。
これは東の山の麓に白く湧き上がった霧。

６月には白い花を咲かせていたオオヤマレンゲが、丸い実をつけました。

成長すると１０メートルにもなり、枝を燃やすと切り口から泡を吹き出すので名付けられたという。また、白い花が泡を吹いたように見えるからとも。

体育館脇の灌木の上に覆い被さって、おぼろな白い花をつけています。

その花のかたまりは、小さな花の集まり。

枯葉とキノコは、秋の訪れの絵模様。

葛の葉は、山野を覆い尽くして身勝手にはびこっているのですが、花はけっこうあじわいがあります(葛原↓)

藪の中にひっそり咲いています。
仙翁というには可憐で、好きな花です。

神社の森の入り口の、まんじゅうのようなキノコです。

下の大きなキノコもですが、見るからに食べられない感じ。

どちらも白いホトトギスですが、左は森の中、右は森の入り口。

日当たりの違いで、こんなに成長が違います。

早朝のせいでバックが暗いのですが、池の水面です。

よく見る花なのに、名前がわからないのが残念。

子どものころは、この花びらの根元を二つに割って鼻にくっつけ、コケコッコーと遊んだのでした。

強い花なのか、池の上に渡された石造りの橋の手前で、やせた土の上に立派な花をつけています。

白い大輪のヤマユリと並んで、夏を代表する百合。

種子はできず、葉の付け根にできたムカゴがこぼれて繁殖。

「百合根」として球根は食用になります。

名前はわからないのですが、丸い集合花をつけた、おおぶりの花です。

どちらも、夏の野原を彩る代表的な花です。

いまは野原になっていますが、もとは畑だったのか、黄色と白の花を咲かせて、それぞれ蔓が勢いよく伸びていました。

これも、夏の野原を彩る代表的な花。

鮮やかな黄が目立ち、遠くからでも目に飛び込んできます。

ところがこれは、明治中頃に渡来した北米原産の帰化植物で、特定外来生物に指定され、栽培，販売，譲渡などは原則禁止。
国立公園内では駆除作業が行われているそうです。
在来種を駆逐し、植物の生態系に影響を及ぼすのだそうです。

確かに、一面にはびこっています。
　（ このまま黙ってい
　　ていいのかな？ ）

よく見ると、実の中に形の崩れているのがあります。（上の奥）

熟したのが小鳥の餌になったのでしょう。

この赤く熟した実は、甘くて食べられます。

夏を代表する花は、なんといってもこのヤマユリです。

バックの室根山が霞んで見えないのが残念ですが、背景の家並みも小さく見え、この一群れの豪華さが引き立ちます。

ユリ科最大級の花びらを持ち、甘い香りといい、「百合の王様」と言われるのももっとも。

地味な花ですが、黄色のオミナエシ（↓写真）と対になって、秋の野山を飾る花。

これも地味な花ですが、秋の七草に数えられる有名な花です。

それなのに、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧種に指定されているそうです。

有明の空にかかる月の下、ハシボソガラスの風情がなんとなくいいので、撮ってみました。

毎朝元気に、チュッピチ・ピチビッチューとさえずっています。

ふもとに朝霧のかかる室根山と、緑いや増す田んぼです。

別名ヘクソカズラ。
葉を揉むと臭いがするので。

ヤイトは、花の中心部がお灸の跡に似ているからの名付けという。

朝顔の色に似ていますが、ヒルガオです。

朝顔と違って、昼になっても花がしぼまないのをヒルガオと言うそうです。

名前はブドウですが、苦くて食べられません。
鳥は食べるそうです。

しばらくじっと魚を待っていましたが、撮影する私に気づいて飛び立ってしまいました。

目立たない花ですが、花びらが一枚ずつ分かれているのが特徴です。

夏の間中咲いていました。

バックの白いムクゲとの取り合わせもいい感じ。

子どもの頃からわからなかったのですが、これはカタツムリとは別種なのでしょうか。