早朝の散歩のよさは、日中には見られない光の芸術？に遭遇できることです。
この時もそうでした。

霞が朝日をさえぎってかもし出す光景は、墨絵のように幻想的でした。

田んぼの脇にわすれな草が群生しています。

小さな花々が朝日を浴びておぼろに輝いているのを、スズメが珍しくじっと見下ろしていました。

橋の手前の道路際に咲いているツツジとアヤメです。

蕗の葉が無造作に混じっているのも、自然な感じ。

写真の右下の道路をまっすぐ行くと、南流神社に出ます。
この林の左手に四阿があり、その後ろが体育館です。

この林には、時々ウグイスが来て鳴いています。
ホオジロやカワラヒワ、ヒヨドリはむろん、いろんな小鳥がやってきて鳴く、鳥の楽園です。

四阿の下の道路脇、植え込みの若葉です。

霞越しに差す、薄い朝の光に輝いていました。

逆光に浮かぶ木々の美しさも、朝の散歩の魅力です。

ウワミズザクラは、花が集まって太い穂になったもので、これも桜の仲間でバラ科の植物だそうです。

四阿の小道にはツツジの生け垣があります。

手入れはあまり行き届いていないので、このような味があります。

同じくドウダンの生け垣から。

朝日を受け、花の奥がうっすら明るく透けて見えました。

左側の白い花は、ナナカマドの花です。
秋には真っ赤な実になります。

右は菜の花とツツジ。

５月はまさに緑の季節です。

ツツジの紅がアクセントになっています。

南流神社の裏の森には、小さな花々が咲いています。

左はスミレの一種。中はチゴユリだと思います。右はシロバナエンレイソウ。

神社の桜も散り、池にはしばらく花びらが漂っていました。

神社前の小道にそって１０メートルほど、タンポポが群生しています。

神社向かいの小道を上り詰めると、体育館に通じる道路に出ます。
その道路脇に藤の花が咲いていました。

体育館からの道路を下ってきて、ふと振り返ると、大きな虹が目に入ってきました。

虹の根もと？が間近にあり、珍しさにしばらくたたずんで眺めました。

四阿の奥の丘にある白い建物は、室根診療所と特別養護老人ホームです。

５月半ば、水田に水を張り、このあと田植えになります。

室根山のふもとの春霞も、この季節の朝の特徴です。

雑木林の若葉が初々しく、山吹の黄色が映えます。

ここにもヒヨドリをはじめ、小鳥たちがやって来ます。

この雑木林の、別の木々にも花が咲いていました。

あいにく名前がわからないのが残念。

その林の下にセリの花が咲いていました。

隣の紅梅は、花が終わったら切られていました。毎年咲くのを楽しみにしていたので、残念。

道路脇の水仙が、朝日に明るく浮き立っていました。

赤と白のヒメジョンです。

花を上からアップで撮影　　　　　↓

我が家近くの、裏の小道の庭から。

裏の家の庭には、季節の花がたくさん咲いています。