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「アイスバーグ」は純白の基準品種です。それを受け継いだ「つるアイスバーグ」も、半八重・平咲きで8pほどの、純白の花をつけます。
6月の末から8月の初めにかけて、ほぼ1ヶ月半にわたり真っ白な花を次々に咲かせてくれました。4mほどになるそうなので、倉庫の壁に這わそうと思っています。
1968年イギリス作出、1季咲きのClF(クライミング・フロリバンダ)。
なお、アイスバーグは「氷山」の意ですが、別名「シュネーヴィッチェン」(白雪姫)ともいうそうです。純白の気品ゆえでしょうか。
バレリーナ に似ていますが、花の色はバレリーナより濃く、くっきりと目立ちます。
11月下旬まで切れることなく新しい花を咲かせ続けました。
1937年ドイツ作出、四季咲きのHMsk(ハイブリッド・ムスク)。
花柄を切らずにおくと小さな橙色のきれいな実をつけるそうです。今年ためしてみようと思っています。
咲き始めはレモンのような濃い黄色なのですが、開花するにつれ薄くなり、最後にはほとんど白になります。
花持ちがいいので、右側の写真のように1つの房の中で3色が同居しています。
1987年オランダ作出、四季咲きのシュラブ。
これも次々にたくさん蕾を付け、6月中旬から11月下旬まで花を切らすことがありませんでした。
八重の平咲きで、5輪ほどの房咲きになるそうですが、まだ株が若いせいか花数は多くありませんでした。
1973年イギリス作出の四季咲きフロリバンダ。
色は違いますが、花の感じは「ほのか」 に少し似ています
それがしだいに変化し、花全体が赤みがかった藤色に染まっていきます。左の写真にその色調の変化がよく出ています。
8月に購入した若い株なので花数が少なかったのですが、これからの成長が楽しみです。
香りも強く、柑橘類の甘い香りがします。
2005年フランスメイアン社作出、四季咲きのハイブリッドティー。
右の写真が分かりやすいのですが、花びらの中心に向かって少し渦が巻いています。アンティークタッチのバラなのだそうです。病気に強く、花持ちもよくて、11月まで咲き続けました。
2008年ドイツ作出、四季咲きのフロリバンダ
「テラコッタ」とはもともと「焼いた土」のことで、茶色がかったオレンジ、レンガ色をいうようになりました。この花は別名チョコレートプリンスとも言うそうです。
花持ちがよく、花数は少なかったのですが同じ花がずっと咲き続けていました。
1999年ニュージーランド作出。四季咲きのハイブリッドティ。
咲き始めは(右の写真のように)深いカップ咲きで、やがてクォーター・ロゼット咲きになります。 クラシックな花形で人気が高く、2006年「バラの栄誉の殿堂」入りを果たしたそうです。
1988年フランス作出、一季咲きのLCI(ラージ・フラワード・クライマー)。
樹高が3mになるつるバラなので、どう支柱を立てるか思案中です