参考 「 アプリコットネクター 」
夢香と丹頂
オーバーナイトセンセーションとボレロ
カーディナルの1年目と2年目(今年)の成長ぶり
裏庭中央の通路
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2007年日本作出のフロリバンダ。薄い青みがかった桃色で、中心が濃い桃色。
他にも香りの良いバラが何種類かあるのですが、いまでもこのバラの甘い香りがいちばん気に入っています。
花弁の先端は紅色でも中は白なのがまず驚きでした。このように花弁に縁取りがある花の色を覆輪と言うのだそうです。
さらに紅色の花びらの先端は花が開いていくにつれ次第に赤味を増していくのでした。 その不思議な変化も驚きでした。
1986年日本作出、剣弁高芯咲きのハイブリッドティ。バラも日進月歩、日々新たに創り出されていることを知りました。
蕾の形が美しく、花持ちがよいので、切り花として一世を風靡したとのこと。
なお、カトリック教会の枢機卿を「カーディナル」といい、枢機卿は緋色の服をまとったので、「カーディナル」といえば枢機卿の礼服の赤色もさすようになりました。それがこの花の名前になったのでしょう。
実は、このカーディナルがわが家の裏庭の中心的なバラになっています。ちょうど裏庭の中央付近に位置するのと、その鮮明な赤い花の色が目立つので、裏庭に出るとまっさきに目につきます。
香りもあり、花は直径13pにもなります。1999年ドイツ作出。
今年購入したばかりなので株もまだ小さいのですが、その花の大きさは一番です。黄色と赤の交じった大輪が花開くと、隣のカーディナルもたじたじという迫力です。2年目の来年、花数の増えるのが楽しみです。
2010年オランダ作出のフロリバンダ。花が開くとけっこう大きくなります。
ただ、黒星病に強いという宣伝文句とは違って、1ヶ月もしないうちに葉が黒点を帯び、今では半分ほど葉を落としてしまいました。来年無事に育つといいのですが。
1990年アメリカ作出のミニチュア。紫色を帯びたローズ色で、名前が大げさな割に小ぶりの花をたくさん付け、ほとんど切れ目なくいつも咲いています。
2009年フランス、メイアン作出。ロゼット咲き(花弁が何重にも重なり、外側が大きい…右側の写真参照)のフロリバンダです。
香りの強さは1級品で、トロピカルフルーツの香りなのだそうです。
もう咲くことはないと見切りをつけていた妻は、その元気な咲きぶりにいたく感激していました。
写真でも葉に黒い点々が写っていますが、これが全部の葉に蔓延し、秋には葉を落としてしまいました。それで株に力が無かったせいで枯死したのだと思います。
アプリコット色の10pもある花弁を開き、甘い香りのする好きなバラだったのですが、残念です。
丹頂の覆輪の美しさに驚いて、それから次々にバラを購入し始めたのでした。
畑の畝の間を歩いているのは、今年1月から飼い猫になった「クロ(2世)」です。
背丈は2倍に、茎の数はほぼ3倍になりました。それで花数は5倍にはなっていると思います。
バラは3年目から本格的に見ごろになると本には書いてあるのですが、来年がその3年目になります。ほかのバラもこう順調に成長してくれるか、今から楽しみです。
写真の右側(東)、左側(西)、手前(南西)にもそれぞれ7〜8株ずつバラが植えてあるのですが、それも順次ご紹介していく予定です。