世田谷合唱祭 第44回 2010/11/23 合唱祭プログラム 会場の感想
  
   曲名をクリックすると音声が聴けます。      ☆Mp3制作 美坂祐子

歌劇「ナブッコ」より
行け、わが想いよ金色の翼に乗って
(作曲)ヴェルディ
(編曲) 古橋 富士雄
麦藁帽子 (作曲)三善 晃 (作詞) 立原 道造
  指揮:安藤英市  ピアノ : 伊坪淑子
 <今年のコメント>
 塚戸小PTAコーラス発足の時からのメンバーが、子どもが卒業しても集まって歌い続けてきました。途中参加の方々も増えて日曜夜のゴールデンタイムの練習も充実しています。
指導者は3代目になりますが、それぞれの方の個性豊かなご指導にいろいろな音楽の楽しみを発見し、団の個性が作られてきました。ここ数年オペラのアリアなどドラマティックな曲を思い切りのびのびと歌ってきましたが、今年の選曲では情熱を内に秘めてピアニッシモに挑戦したいと思います。
http://www.cohrdieruhe.com/
(コーアディルーエ)
 
 <講評> 
○センスの良い、こだわりを感じさせるおしゃれな衣装ですね。そのこだわりが演奏に、声にでています。(誉めてます!!) 1人1人がしっかり身体を使ってお腹から声を出せているので少人数ながらfもよく響いていて気持ち良いです。時々こもるので前にあてて、吠えた感じにならないように。
『麦藁帽子』特にfでは太く出しすぎないで、明るい透明な声で、この曲のさわやかさを演出して下さい。
全体に思い切りの良い伸び伸びした声ですから曲に合わせて何色かの声を使い分けると良いと思います。丁寧な音楽作りで、また安定していますからその点を工夫して下さい。

○15名の人数にしては立派な声量で堂々と歌い上げて下さいました。体と良くつながった声ですね。しかし、やや無理をして深くしている様な不自由さを感じます。顔面上、前の方 鼻腔を使って下さいもっと利用できると一段とひろがりが出てくることと思います。声の最後の味付けは顔面のつかい方が大切です。お顔の練習をなさってみて下さい。 ありがとうございました。

○Verdiの曲への挑戦は見事です。懸命に唄わんとして居ることは判ります。
惜しいのはもっとLatin系のことばでも目り張りを明確につけて歌って欲しいと思う。
2曲目に日本語の折にもよりことばを明確に出来たらと考えます。

益々お元気な初代指導者の清家幸子先生をお迎えして

指導者の安藤英市先生とピアニストの伊坪淑子先生