日々のエッセイ



 2018年が始まりました。 今年もこのホームページで、どうぞよろしくお願い致します。
            

 お正月はいかがでしたか? 初詣で、大吉のおみくじを引き当てた、幸先のよい人もいることでしょう。 今年が平和で、優しい気持ちで過ごせる一年になりますように。

              


 冬のあたたかな陽ざしに包まれながら、東京の下町をぶらぶら歩きました。 上野動物園に近い地下鉄の駅には、ホームドアが設置されていて、パンダの絵柄。 去年は、待望のパンダの赤ちゃん、シャンシャンが生まれたこともあって、ちょっとしたパンダブーム。電車を待つセカセカした時間も、このホームドアのおかげで、のんびり出来そうですね。

                

  裏道で出会った個性的な本屋さん。 独自のテーマごとに本が並べられ、目的なく訪れても、買いたいなと思える本が見つかりそう。 表紙を見せて飾る壁面のディスプレイが、ギャラリーみたいで素敵です。 本の表紙は、大事な顔ですものね。
                  
 本屋さんのすぐ近くにある、古い倉庫を改造したカフェには、こんなランプシェードがありました。 よく見ると、昔懐かしいスライド写真を、いくつもつなぎ合わせ、ランプの傘として被せてあります。ほのかな灯りで浮かびあがる風景写真。映写機がなくても、思い出のひとコマが蘇るアイディア、いいですね。
           
                  

 同じお店の天井を見上げると、ここにもアイディアが光るランプが。 大きな透明な瓶を使った、ペンダントランプです。 やわらかな光が、お店を優しく照らしていました。

             
  知らない町を歩くと、思いがけなく目に飛び込んでくる面白い物たち。 たとえば、これ。 デザート皿に盛られたメロンならぬ、メロン財布。 革製品で財布やスマホケースなどの小物を作るお店です。 どれもメロン模様。 ちゃんと赤肉と、ふつうのタイプと、二種類用意されています。 私は赤肉派かな。

                 
   メロンを見ていたら、お腹がすいてきました。街角の小さなお店に、なにやら人の列。 ひっきりなしに人が集まるペリカンマークのお店は、この界隈で有名なパン屋さんでした。 どんな味なのか気になって、並んで食パンを買ったところ、ちょうど私で最後の一斤。 後ろにいた、たくさんの人たちが、がっかりして帰っていき、申し訳なかったです。 うちに帰って食べてみたら、昔むかしの素朴なパンの味。耳までしっかり、理想的なパンの味でした。

               
  頂いた和のティストのミニ便箋。 絵柄が洋風なところが可愛いな。 今年は嬉しいお便りをたくさん書ける年にしたいと思っています! 

                        2018年 1月


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