2017年も、あと少し。毎年、この時期になると、今年の自分を振り返りたくなります。 悲しいこともあったし、嬉しいこともあったし、忙しい一年でした。 いつもとは違うジャンルの人たちと会う機会が多く、まだまだ知らない事がいっぱいあるなぁと思う日々でした。
ガラスみたいなツリー。
小学生がデザインを考えたツリー。
そうこう言っているうちに、町はクリスマス一色。 あちこちで凝ったツリーを見掛けます。 夜のライトアップもきれい。 この世界中で、どれだけのツリーが、どれだけの人たちをワクワクさせているのでしょうね。
先日、写真家の金城真喜子さんの、素敵な写真展を見ました。 金城さんは、コンストラクテッドフォトと言う、物語性の強い、美しい写真をたくさん発表されています。
華やかなデザインのパンプスが、大空高く飛んでいく一枚。 女性の、心の解放を感じます。
すすきの野原にたたずむ、ロングコートの人物。 立ち姿は男性ふうですが、髪は豊かな長いブロンド。 手塚治虫さんの本に、中性的な容姿というのが一番美しいと書かれていましたが、この人物はまさにそんな雰囲気。 金城さんのお話によると、この人物は池袋のデパートのウィンドウに立っていたマネキンだそうです。
上の二点の写真は、どちらも私の本『静かなネグレクト』(愛育社)のカバーを飾っていただいた作品です。
表紙の帯がつくと、こんな感じ。 本では、背景のすすきが、よく見ないとわからないくらい濃くなっています。物語の世界を幻想的な写真で飾っていただけて、大切な本になりました。
クリスマスは毎年、23日頃に、実家にみんなが集まり、プレゼント交換をしたり、美味しいものを食べたり。 メインのプレゼントの他に、ビンゴゲームで、ささやかな贈り物を渡したり。 ビンゴの数字を書いた玉を、ミッキーマウスが自動的に回して取り出す玩具を持っているので、それを愛用しています。 クリスマスの夜のゲームは、童心に返って、素朴なゲームが楽しいですね。
チョコレートみたいな、木でできたオセロ。 手触りもスベスベで、あたたかみがあって、暖房のきいたお部屋で、ゆったり遊んでみるのもいいなぁ。
クリスマスに読みたい、キュートな絵本、『ひゃくおくまんのサンタクロース』(アノニマ・スタジオ)は、子どもも大人も思わず笑顔になる展開。 12月、めちゃくちゃに忙しいサンタクロース、世界の子どもたちにプレゼントを届けるために、苦肉の策(?)を考え出しました。 どんな方法かって? それは読んでからのお楽しみ。 忙しいママさんたちも、この方法が使えたらって思うことでしょう。
絵本に登場するサンタクロースに似た、シンプルな置物。 玄関に飾って、お客様を迎えたいな。
なにかと忙しい12月。 風邪などひかないように気をつけながら、今年中にやりたいことをしっかりやって、来年の準備をしたいですね。 余裕を持って新しい年を迎えれば、きっと良い事ありそう!
2017年12月
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