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北海道社会科教育研究会は、昭和22年より北海道の社会科教育の充実、発展を願って真摯に研究を続けてきている研究会です。

令和元年度の研究大会HEADLINE

第72回 北海道社会科教育研究大会開催

 10月18日(金)、秋晴れの札幌市立山の手南小学校において、約100名の参会者を得て、第72回北海道社会科教育研究大会及び第29回北海道生活か研究大会が開催されました。
 開会式では、平成30年度からの本会の研究主題「主体的に社会に参画できる資質・能力の育成」、研究小主題「見方・考え方とクリティカル・シンキングを働かせた「深い学び」を通して」と研究2年次に当たる今年度の研究テーマ「構想:社会に見られる課題を把握して、解決に向けて学習したことを基に、複数の立場や意見を踏まえて選択・判断できる力」について、中学校部会・小学校部会よりプレゼンが行われました。
 その後の授業公開は、小学校では、
    札幌市立山の手南小学校の金山明日美教諭が1年の生活科「きれいに さいてね」
    同札幌市立屯田西小学校の西田実央教諭が5年の社会科「自動車を作る工業」
 中学校では、
    札幌市立白石中学校の岩渕浩明教諭が1年の地理的分野「他地域と結びつくオセアニア」
    同札幌市立新陵中学校の渡辺宏輝教諭が1年の歴史的分野「中国にならった国家づくり」
    同札幌市立日章中学校の小森圭輔教諭が3年の公民的分野「地方自治と私たち」
の5つの授業が行われましたが、各授業の前にそれぞれの分科会会場で参会された先生方向けに「授業のポイント解説」が行われ、本時の授業のねらいや研究テーマとの関わり等についての説明を行った後に授業が公開されました。
 昼食を挟んで、分科会の前には兵庫教育大学の理事・副学長、大学院教授の吉水裕也先生による『見方・考え方を働かせた社会科の主体的・対話的で深い学び』〜社会科PBL的単元づくりを通して〜と題した記念講演が行われ、すぐにでも授業に生かしていくことができる、大変多くの示唆に富んだお話を聞くことができました。
 授業後の各分科会では本時の授業や今年度の研究テーマ・提言について、参会された先生方から多くの質問やご意見をいただき、活発な討議が行われ、設定されていた分科会の時間があっという間に過ぎてしまいました。これから、今年度の実践についての反省と検証を行い、次年度の研究に生かしていきたいと考えています。







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