こんにちは! ひこざらす。会長の武田です |
私は埼玉大学の教養学部で哲学を専攻しています。哲学というと、なんだか小難しそうなイメージがあると思います。実際、わたしも哲学書なんて読んだって面白くなくて、ぽいっと放り投げてしまいそうになることもありますが、「私は本当に存在しているのか」とか、「私が安倍首相になることはありえるのか」なんてことを真面目な顔してみんなで考える授業がわたしは嫌いではありません。 たまには「わかりにくいもの」についてじっくり考えてみるのも悪くはないのかもと思います。 さて、学校が始まりいつもの日々が少しだけ帰ってきている頃でしょうか。お家にこもっていると少し窮屈で、外を自由に出歩いていた日々は、当たり前ではなかったんだなあと思わされます。ひこざもオンラインでの開塾ではありますが、少しずつ賑やかさが戻ってきているようで嬉しいです。梅雨入りしてからじめじめ暑い日が続いていますが、自由に外に出れる日を楽しみに、負けずに乗り切りましょう〜! 武田温子 |
ものづくりの仕事 2020年2月 |
塾では、塾生と大学生が机に向き合って数学や英語の問題に取り組んでいます。勉強だけではなく、塾生の未来への希望についての話し合いが行われます。テスト結果と志望校の問題に加えて、大工、自動車整備、保育園の先生、パンの製造、介護など、やってみたい仕事のことが話されます。最近、木工の授業を見学して、木工の仕事をしたくなったので、その学校にどうしても入学したいという子がいました。自分の夢を語る表情の真剣さに心打たれました。 (職業能力開発促進法)に基づく技能検定を埼玉県職業能力開発 協会が実施しています。菓子製造、建築大工、時計修理、婦人子供服製造など多くの検定職種があって、1級、2級、3級、単一等級の区分があります。合格には実技の訓練と学科試験の準備とにかなりの努力がいります。合格者は「技能士」を名乗ることができます。ものつくりには、例えば大工には本来の仕事以外に建築士、技能検定、パソコンでCAD による図面作成、電気工事、ドローン、足場、ゴンドラなど多くの勉強が要求されます。 それだけやりがいのある仕事と言えます。ものつくりの現場では仕事仲間との関係が大切です。遅刻、手抜きには激 しい叱責あるけれども、いい仕事をすれば「おまえは器用だな」「おまえはまめだな」とのおほめの一言があります。ものつくりの職場から健全な市民が育つものと期待しています。 理事 石川 巌 |
2年生です | こんにちは!教育学部2 年の 向坪涼夏です。友人の紹介で「ひこざ」の仲間に入れてもらうことになりました!私は教育学部の英語専修に所属しています。英語が好きで、英語の楽しさを伝えたいと思って教員を目指していますが、最近は教える側としての英語を学び直さなくてはならないな
と感じているところです。 大学生活での全ての経験が何かしら今後の役に立つと思ってこれからも色々なことに挑戦していきたいと思っています!どうぞよろしくお願いします。 教育学部2 年 向坪涼夏何 |
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「無料塾ひこざ」をはじめてから丸5年となる新しい年を迎えました。多くの方々の途切れることのないご支援でここまで来れたことに心から感謝したいと思います。2020年、今年はどんな年になるでしょうか?変化の激しい複雑で解決の道も定まらない時代ですが、昨年は、社会のさまざまな所で理不尽なことに対して声を上げ続ける人もふえてきました。教育の分野でも、無意味とも思えるブラック校則の見直しを求めたり、忙しすぎて生徒と向き合えない先生方の働き方を見直す必要の声など・・・。はじめは小さなつ ぶやきであっても少しづつ共感する人たちに広がってゆくことを実感しています。 私は昨年、おもしろい本に出合 いました。 『 読みたい心に火をつけろ 』( 木下通子著 、 岩波ジュニア新書 です。著者は長く春日部高校など県立高校の司書を つと められている方です。埼玉県は県立高校の学校図書館すべてに専任の司書が配属されていること、司書は人と本をつなぐことがしごとなので、いつも生徒に声をかけ、高校生の好きなコミックや雑誌も用意、エアコンのきいた図書館は生徒たちのくつろぎの場所になっている様子など、はじめて知ることが多かったのです。 私は孫が小学生だった頃、学校開放日に授業参観したあと、図書室がとなりにあったので、のぞいたところ、司書の方がいらし た ので、お話を聞きました。パート勤務なので週に何時間だけ開くそうです。本も偉人伝のような古い本が並んでいて魅力的な新しい本は少ないと感じたことを思い だ し、専任の司書のいるこの県立学校図書館の充実ぶりと司書の活動の見事さにおどろきました。 「ビブリオバトル」の取り組みと広がり」や「本の購入予算」のことなど、もっと知りたいことも多く「百聞は一見に如かず」なので、今年は許されるなら近くの県立高校の図書館を 見学したいと思います。 予測測もつかない程、速く複雑に変化してゆくこの世界にあって、明日に向かって生きてゆくひこざの 塾生 も含め、すべての子どもたちが、成功や失敗をくり返しながらも、しっかりと生きてゆけるよう、自分にとって大切な一冊の本にめぐり合う機会がふえるといいなと思います。 代表理事 角田 眞喜子 |
2年生です。 テニス好きです |
「ひこざ」では「ともみん」と呼ばれています。中学校3 年間ソフトテニスをしていて、今も大学のソフトテニスサークルに所属しています。 話を聞くこともすることもすごく好きなので、 「 ひこざ 」 では勉強を教えるだけでなく、いろんな人といろんな話ができればいいなと思っています。プーさんがすごく好きなのでプーさん好 きの人はぜひ話しかけてください!英語話せればいろんな人と話せると思い教育の英語分野に入りましたが、喋れるわけではないです。が 、英語は好きなのでわからないことがあったら 、 ぜひ聞いてください! 私も全力で調べて一緒に考えます!よろしくお願いします。 教育学部2 年 渡辺智美 |
温かいスープ | 3か月前から金曜日の遅番 スタッフ を担当しています。子どもたちが帰ったあとの学生さんのミーティングや軽食に立ちあっています。 寒くなってきて「温かいみそ汁があったらいいのに 」と思 うようになり、「ひこざ」 の 台所 で作る こと にしました。さっそく、次の金曜日に 味噌 、豆腐、えのき茸 を持ってきて作りました。「美味しい」 「美味しい」 と好評でみそ汁は完食されました。3回目に、 玉ねぎ と 卵 の コンソメスープ をつくったところ 大好評でした。 若い人はスープ の ほうが いいのかな と思いました 。 量を間違えて多く作ったりしても全部完食してくれます。特に冬は暖かいのがごちそうだと思います。 ある学生さんが「いつも、美味しいお味噌汁をありがとうございます。」と言ってくれました。 野菜も食べてほしくて、キャベツを 千切り にしたのを、毎回もってきていま す 。 マヨネーズ、ポン酢ドレッシングを常備しています。これもいつも完食してくれます。学生さんが 美味しそうに 食べてくれるのが嬉しいです。 「ひこざ」スタッフ 佐々木 ミサ子 |
〒338-0825
さいたま市桜区下大久保816
TEL.080-4717−1535
FAX.