<1-2:1999年3月01日〜15日>
前のページに戻る 次のページへ 日記の目次へ戻る

3月01日 3月02日 3月04日 3月04日 3月05日 3月06日 3月07日

***3月8日から3月15日までのデータが何故か消えている***
どうした?
 メモ帳を手繰ってみると8日から、10日までインドネシアから韓国へ出張、
この間ゴルフも1回やっているようだ。

 13日にインドネシアへ帰り、14日はFINNAでゴルフを2Rやったというのが
この間の実態であるようだ。

99年3月7日:体調も優れず、ゴルフは止めて休養した!

 明け方から喉が痛く「風邪」の症状が確定的、また体中が疲れ切っている状態であるため、無理をせずゴルフを休むことにした。よっぽど体調が優れないためだったと思われようが、今日は仲間がおらず一人だけのプレイの予定だったので、決断も容易であった。帰国後も疲れる環境にあったので、いい骨休めが出来た。夕方からは雨も振りだし天気も悪く、いい決断であったようだ。ただ終日体調は優れず、かなりきつい状態が続いている。

 休み休みパソコンを弄った。絵柄を入力することを覚えたので、益々はまり込んでしまった。プリンターも現場へ持ち込むこと

になりそうだ。今度のインドネシアへの帰りは荷物が大変だ。楽しみの為であり、止むを得ない。 

 娘夫婦が出かけたので、床屋に行きがてら夕食をとって来た。何とまた寿司屋。好きというより簡単でよいということだ。本屋にも立ち寄った。今週のベストセラーという「40歳を過ぎたら、好きなことをやれ!」と「小さいことにくよくよするな!」の、少し軽そうな2冊を買い求めた。会社が非常事態の今こんな本をどうかとも思ったが、こんな時こそこういう本が大事かもしれない。こんな時は小さく納まることなく伸び伸び行動出来たほうが良い。今後の行き方の参考にもなりそうであり、ゆっくり読んでみたい。明日の韓国行きは、
体調整わずきつそうである
* *
99年3月6日: 春一番が吹き荒れる中、久方の日本でのゴルフ!

例年より約1週間早い「春一番」が昨日吹き荒れたというが、今日もかなりの強風であった。午前中は砂埃も舞って全くゴルフにならず。50台を叩いたが後半は風も多少収まり30台であがる事が出来た。

 条件が悪い時はドライバーよりもスプーンを使った方が結果が良い。 <後日挿入> 前半で約50枚の負けがあったが、後半約60枚勝って最終的には12枚の勝ちとなっていた。

 インドネシアにいる時から多少風邪気味であったが、今日当たりから少し喉が痛い。本格的に風邪引き状態となってしまったか。明日はゆっくりすれば治りも早いと思うも、またゴルフに出掛けてしまうこと間違い無し。どうしようもない「ゴルフ狂」は今に始まった事ではないが。それにしたも、足の痙攣が起こりそうな気配があった。インドネシアでは全然感じない足の痙攣状態が18ホール目
で出て来た。

寒さと準備運動不足のためもあろうが、糖尿病が完治している訳ではないので今でも要注意であることが判った。油断禁物!

 家族3人で、小生の帰国時のお決まりとなっている寿司屋「山源」へ夕食に出かけた。娘が発意したが、このところ全くお決まりコースになってしまった。また、夕食後「山源」の近くの家電店に立ち寄り、「カラープリンター」を購入した。徐々に個人的なパソコン環境が整いつつある。パソコン関連の技術進歩スピードは目を見張るものがあり、出始めには数十万円もしたプリンターも、今ではカラー付きで34万円で手に入る。早速テスト、プリンター機能は問題無いが別の機能で入力不足があることが判明した。今まで“WORD”で作文機能だけ使っていたので少しづつ絵も採り込みたいとトライしたが、絵柄のデータが入力されていない。会社のシステムに詳しい連中にチェックしてもらおう。

99年3月5日: まだ大役が待ち構えている、一肌脱がねば!

 社長・副社長との会議は3時間、副社長とは更に2時間(夕方)会議を持った。十分に内容を理解してもらったと思う。このプロジェクトは、まだこれからが前途多難、最新の注意と先読みが何より重要である。広瀬副社長が社長になったあとは押田専務が対三井窓口になることとなったが、小職と阪上氏が補佐することも決められた。また、小職が当プロジェクトに専念するのは4月末迄というのも今日はっきりと指示あった。

 ようやく、小職のこれからの任務が明瞭になった。社長、広瀬副社長、吉田副社長、菊地専務と4人から話があったので100%間違い無い話になった。「副計画センター長(4月1日付け)兼調達本部長(6月1日付け)」というのが辞令となるようだ。まだ時間もあるので準備怠りなく無難なスタートを切るようにしたい。

4月末までは現業に専念出来る環境が出来たので、先ず現場に居るうちに前準備をしておくこと肝要であろう。責任も重く大変な役割であるが、最後の責任を果たすつもりで思いきった改革を実行してみたい。5年前建設本部長を命じられた時と違い、設計部門は勝手知ったる所であり外から見る機会もあって問題点も良く理解できているし、調達部門は全くの素人ではるが工事契約交渉は長年やっているので苦になることはない。ただし、調達に関しては外に居る内に十分に問題点を把握しておきたい。焦らず準備を出来ることは幸運である。
 今回、2,3の役員の方が左遷になるとの通告があったと自ら語っていたが、今回の会社の強い決意が窺えて、考えさせられるものがあった。同情を禁じ得ない面もあるが、これからは、責任の明確化がますます強まることは避けられないだろう。厳しい時代が到来した。

 このような状況のため、最近は日記もつい長文になってしまう

99年3月4日: 会社はリストラ計画で動揺の真っ只中!

 中期経営計画が発表されて初めて会社に顔を出した。

 現場同様BTB内でもかなりの動揺があるようだ。この事態はかなり前から予測は出来たが、出来れば来ないで欲しいという皆の願望が、つい現実に目を向けたがらなかったということであろう。現場でも、今年初めから再三現実の厳しさを伝えてきたつもりだが、会社から具体的に発表されるまで、何の反応も見られなかった。詳細の内容は「マネジメントニュース」に記載されているが、今日は忙しく目を通す暇もなかった。明日社長・副社長との会議が終わってからでも見ておきたい。

また怒りが大爆発した。日記に書けば怒りが収まるというものでもないのでやめておこう!

 23日は年度末査定の調整会議、4月1日は新年度始めでかつ新社長の所信発表と帰国が必要なことが多い。20日頃から10日間余り帰ることになりそうだ。調達に行くか設計にいくかに関係なく5月移籍が無理のないところと言えそうだ。 

99年3月4日: 偶然の出会いは多々あるものだ!

 4日になって家でこれを書いている。昨夜はジャカルタ空港のラウンジで書こうと思っていたが、阪上氏、三井の古賀氏と一緒になってパソコンに向かうタイミングを失してしまった。貴重な一時間半が無駄になったような気分だが、古賀氏とは久しぶりに顔を目の前にしては話したので、有意義な時間ではあった。

 また、搭乗口で「荒栄」氏に数年振りに会った。TECを辞めてから電気関係の会社で海外の駐在を続けていて、2年ほど前からジャカルタ駐在となっていることは知っていたが、小生も最近ジャカルタに出ることは殆どないため会う機会もなかった。このような偶然は時折ある。特にジャカルタ空港では意外な出会いが多い。付き合いのある工事会社関係の人との出会いが多く、そう数回以上にもなるような気がする。
99年3月2日: 一夜明ければ、また気分も変わるというものだ!

 昨夜7時間たっぷりと睡眠を執ったので、今日は頭すっきりで仕事も捗った。自分で纏めるべき部分は今日中に終了したので、西PMに依頼分にもし一部宿題は残しても明日予定通り帰国することにしたい。

 いろいろ愚痴っても何事も落ち着くところに落ち着くというのが現実である。冷静に事態の推移を見守るしかないだろう。小職の移籍は何時が妥当か、なかなか明白にし難いが後は思い切りである。西、保里の要請もあり4月末までは当ジョブ専任が妥当なところとは思うが。後はトップの判断に委ねたい。

 残りが少なくなると未練も出て来る。仕事以外にもいろいろ遣り残した事が気に懸かるようになってきた。何時も何をしても、あの時にあれをやっておけばと思うのは小生だけではあるまい。「後悔後にたたず」とは誰にも言える言葉と思いたい。

<南国の果物は美味しい!> 

 雨季明けが近付いてきて「ランプータン」(その形状から「トラのキンタマ」と俗称される)が至る所に出て来たので、南国の果物に思いを馳せた。
果物の王様と言われる「ドリアン」はその強烈な匂い(どちらかと言えば、悪臭と称したほうが適切か)のために、食べる場所も限定されるし、他人の近くに持ち込めないため、容易に食べられない。または、甘い味ながら、強烈な匂いに負けて好きになれない人が多い。それに比して、果物の女王と言われる「マンゴスチン」は癖も少なく美味で多くの人に好まれている。ただ痛み易いし腐りが早いという欠点があるように思う。外観が毛もじゃらな「ランプータン」は、その毛の部分に虫が付き易いためか日本の店頭に並ぶことも無いが、味も美味で癖がなくしかも舌触りも良くて食べ易い果物である。インドネシアに限らず南の国では最も馴染みの多い一般好みの食べ物のように見受けられる。

 「西瓜」と「メロン」は、年中絶える事が無いが、味はさほど良いとは意い難い。西瓜はまずまずだが、メロンはどうも頂けない。西瓜は宿舎でも毎日3食とも必ず食べるが、メロンは月に一度も食べることはない。これほどに味の差があるのだ。バナナは小粒のものが味もよく高級感がある。ただカロリーが高いという意識があって、糖尿病の身ゆえ、ゴルフに行った時などカロリー消費が大きいと思われるとき意外はあまり口にしないようにしている。

 「マンゴー」は小生が滞在している地区がインドネシア最大の産地で種類も多く、安く食べられる。美味で舌触りもよいが、種が大きくてナイフを使うのに多少不便があるため、面倒臭いという弱点がある。ただ、マンゴーで一番美味なものはインド地区で産出する赤色の小粒なものという説もあるが、小生の経験からも同意できる。日本の果物屋でよく見かけるフィリピン産は、味の点では頭を傾げたくなる。多少の癖はあるが、インドネシア産マンゴーはフィリピン産より数段味が良いと思う。

その他、南の国では日本で見かけない珍しい果物が数多く、結構たのしめる。ただし、日本で食べる良く熟した柿に勝る果物には未だお目にかかっていない。糖尿を気にしながらも、秋から初冬にかけての楽しみの一つは柿の賞味である。日本の自宅の庭にも似つかわしくないほど大きな柿木が鎮座している。15年ほど前に千葉の八街から大型トラックで運び込んだ物であるが、今の住居へ移転する時も植木屋に命じて移植した愛着ある代物である。毎年数え切れないほどの実をつけてくれる宝物である。昨秋も帰国時に、偶然にも食べ頃に出くわし十分に堪能出来た。我が家の庭では「びわ」も実を着け始めて3-4年になる。昨年は丁度実りの時に帰国し十分楽しむことが出来た。今年は完全帰国も近いのでまた楽しみである

99年3月1日: 何とも苛立つ一日であった!

 朝4時ホテル出発で5時50分にキャンプに着。何時もの通りに出勤出来た。二日続きの早起き、寝不足はきつい。朝の一時期はかなり辛いものがあった。大いに反省。   

 西PMへ依頼していた課題纏めが多忙のために終わっておらず、3日に間に合うか大いに疑問。このまま最終的に見届けないで帰国するか、帰国を1日延ばすか明日には決めねばならない。帰ってそのまま休む時間もなく社長との会議に入るのは、多少きついので出きるだけ3日には帰りたい。

いろんなことがあって、9時頃からは疲れも眠気も一気に吹き飛んだ。昔から刺激があるほど仕事の能率があがるきらいがあるので、明日は一気に纏まりが着くだろうと思うが、2,3日遅れた打ち合わせが明日中に数多く予定されているので時間的にはきつい。

 こんな状態で、「シルバー委員会」も「季節の無い国で」も一向に筆が進まない。止む無し。