糖尿病

初めて来院された方には、検尿・採血後に詳しく問診をさせて頂きます。診察は血糖・HbA1cの結果が出た後に行います。
当院では患者さんとの対話を大事にし、患者さん自身が前向きに治療に取り組むことが出来るよう最も適した治療を行います。
治療方針によりその日から薬物療法やインスリン治療を行う場合もありますが、当院では経験豊富な看護師が丁寧に指導を行いますので、安心して治療を開始することができます。
また、糖尿病の合併症の発症や進行を予防するため、検査技師が脈波図や頸動脈超音波検査などを必要に応じて行います。
食事については管理栄養士(糖尿病療養指導士)が患者さん一人一人の生活スタイルや病態に合わせた食事管理を提案します。

甲状腺疾患

当院では診察室で触診を行い、血液検査や抗体検査、腫瘍マーカー（ガン反応）などを調べ、超音波検査で大きさやしこりの性状などを調べています。 女性においては、糖尿病（耐糖能異常を含む）や甲状腺機能異常（特に機能低下症）が不妊や流産の原因となることがあります。
　甲状腺治療中の妊婦さんについては、かかりつけの産婦人科と連携して内科的管理を行っています。

血液検査

末梢血液検査、血糖検査、HbA1c、糖負荷試験を自動分析装置にて検査します。 HbA1cは過去1～２ヵ月の血糖の状態を反映しており、糖尿病の診断や血糖コントロール状態をみるために必要な検査です。 これらの検査は院内で実施しているので、30分程度で結果がわかります。 その他、生化学検査、免疫学検査、腫瘍マーカーなども行っています。

尿検査

ブドウ糖、蛋白、ビリルビン、ウロビリノーゲン、ＰＨ、比重、潜血、ケトン体、白血球反応などを試験紙を用いて自動分析します。尿沈渣（腎・尿路系疾患の診断や経過観察のための検査）や尿アルブミン検査（糖尿病性腎症の早期発見に有用な検査）も行っています。これらの検査は院内で行っているので、30分程度で結果がわかります。

生理検査

心電図、負荷心電図、ホルター心電図、24時間血圧測定、眼底検査、血圧脈波検査を行っています。また自費ではありますが、内臓脂肪検査も行っています。

画像検査

胸部・腹部レントゲン検査、腹部超音波検査（肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓、腹部大動脈などの臓器を超音波でみて、脂肪肝、胆石、腫瘍などの病気がないか調べる検査）、 頸動脈超音波検査(動脈硬化度を調べる検査）、甲状腺超音波検査（甲状腺の大きさや腫瘍の性状などを調べる検査）を行っています。