06.06 正二十面体の星形化 (6)



正二十面体の星形化第6作目です。
正二十面体の星形化(3)の 12個の凹みの部分から,長いとげ1本ずつを突き出したような形です。
ウェニンガー先生の本によれば,「正二十面体の第6星形化」です。

いままでの作品をリンクすると,
第1星形第2星形第3星形第4星形第5星形

さて,今回の第6星形化は5色モデルです。
展開図は5色モデルに加え単色モデルのも掲載します。

とりあえず写真を。
6thStellationOfIcosa_1
並べてあるCDと見比べると大きさが分かります。

3つの方向から見た写真をどうぞ。
6thStellationOfIcosa_2 6thStellationOfIcosa_3 6thStellationOfIcosa_4

面を形作る三角形は,下の図の黄色の部分です。
最も外側の正三角形の辺の上の点は,黄金分割の点です。
6thStellationOfIcosa_Face

この図が20枚あるとして,中心の青い正三角形を,正二十面体の20個の面に貼り付けていけば,「正二十面体の第6星形化」の構成完了です。
5色模型ではこれらが同色です。

展開図をアップしておきます。
---> <正二十面体の星形化(6)の展開図ダウンロード>

ここで,5色模型の作り方について,少し書きとめます。
展開図のpdfを見てもらうと,分かりやすいと思います。
A〜Lの12個の凹みに,A〜Lの12個の角(ツノ)を付けます。
任意に組み立てると配色がぐちゃぐちゃになります。
特に角の接着の位置に気をつけてます。
配色の結合を示した図をここに示しておきます。
この図は,展開図のpdfの最初にも入れておきましたので使ってみてください。

6thStellationOfIcosa_ColorConfig

写真だけでは,図形の形状がわかりにくいので, いつものように,分かりやすいように,全体の見取り図をパソコン画面上で動かせるようにしました。
ぜひ動かしてみてください。
(今回,配色を展開図の配色に一致させるのをさぼってしまいました。)
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注1:Windows ではうまく動くのですが,Macでは失敗します。Cabriのサポートに問合せてみているのですが,一向に返事がありません。Macユーザの皆さん,ご了承ください。
注2:Windowsで別ウィンドウに表示されるはずですが,うまくいかないときは,その別ウィンドウの表示をF5キーで更新してみてください。
注3:それでもWindows で表示がうまくいかない場合,「互換表示」の設定を行ってみてください。PlugInのバージョンが対応していない模様です。よろしくお願いします。
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下の図にリンクしてありますので,クリックしてみてください。
まず新しいウィンドウでプラグインのインストールについてのセキュリティの確認をすると, Cabri3Dというソフトのプラグインがインストールされます。
インストールに同意して,インストールが終了すると,見取り図が表示されます。
その見取り図の上にカーソルを置いて,マウスの右ボタンを押して動かすと,マウスのポインターが回転用の矢印に変わります。

すると,図が回転して立体の形がよくわかります。

正二十面体の星形化(6)を動かす <正二十面体の星形化(6)を動かす>

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