10月1日(火)
夜中に、腹が減ってきたけれど我慢して、朝を迎える。昨晩も雨が降り続いていたようで、道路は水たまりがあちらこちらにできて、靴がドロドロになっています。
モロルコンジに向かうバスが何時に出発するのか、判らないので、6時にホテルを出てすぐそばのバスターミナルに向かいます。
まだ通りにも、人がまばらで少し不安を感じます。
マイクロバスのような車両が所狭しと並びますが、ほとんどが、とまったまま動く気配もない・・・・その辺にいた人たちに「モロルコンジ」のバスはどれって聞くと、入り口付近に止まっていたバスを指差しました。 やったぁ、これはすぐに動き出しそうだなぁ。 ロケットスチーマーは9時くらいに出発と聞いていたので、 ここからどれくらいの時間がかかるかわからないけど、一種の賭けです。間に合わなければ、戻ってくるしか道はありません。
このバスがモロルコンジ行きです。
それぞれ お気に入りのポーズで 写真をとってくれと言う
朝の六時に、バスターミナルに行って、なんとかバスがあることを確認して、バスに乗り込んだが、10分経っても乗客は集まらず、静まりかえっている、うろうろしながら時間をつぶすも、30分経っても状況は変わらず・・・・間に合うかなぁ・・・と思い始めて、40分経って少しずつ人が集まりだした。運転者らしき人にモロルコンジはどれくらいで行くの?と聞くと1時間半って言われた。船の時間までにまだ余裕はあるが、バスを降りて船までどれくらい掛かるか?時間通りに行くのか?それを考えると決して余裕のある時間ではない。
なんとかそれでもバスは、7時に出発した。1時間待ったことになる。バスの中はだんだん混んできて、私はひざの上にリックを乗せてひたすら我慢です。途中でひどい土砂降りの雨が降り出し、そんな川のようになった泥道を、ひたすらバスは走っていって、窓の外も見えない状態で、雨は降り続き、8時30分ごろモロルコンジに到着した。
周りの人にロケットスチーマーは?と聞くと、渡し舟を指差した。どうやらこれに乗って対岸に行って乗るらしい。
二等 船室 2人部屋をひとりで使う場合は
750×2=1500タカ払う
バスから降りて、渡し舟に乗って川を渡ると、サイクルリクシャが待っていて、ロケットスチーマーっていうと、「OK 30TKだよ」と言うことで、入り口まで送ってもらう。
車が入れない路地のようなところに、船会社のチケット売り場があった、本当にここかなと言うほど、薄暗くおっちゃんが座っているだけで、カウンターも何もない。「一人かい?」 「一人だから一人で二等部屋を使いたいんだけど」、長旅を考えると、もう一人分の750タカの分を払っても、一人部屋のほうがいい、「1等じゃなくてもいいの?」と聞かれたが、「二等で十分だよ」と言うことで、念願の二等客室を買うことができました。
船はかなり、ボロくて床はところどころさびて穴が開いている、私の部屋の窓は割れたままで、カーテンで雨が入らないようにしている・・・シーツはあるがジトッとしている 洗面所は窓の外で垂れ流し、2等と1等はそれぞれ チケットを持っていないと、フロアーにハイってこれないようになっていて地元の人は、200タカで3等を買って、床にござを敷いて寝ている。
売店もあるのですが、出航すると何か作っています、しかし、売店の前の場所にも、人が寝ていて近づけない状態です。二等のフロアでは、食事のカレーを用意してくれるが、薄暗い廊下で食べることとなる、何もすることもなく、エンジンのあるフロアに見に行ったり、外輪がまわる所を眺めたり、時間をつぶす。「ビールでもあればなぁ・・・・・」と何度も思うが、当然売っていない。
ちょっと 洗濯をしておくが、湿気が高く乾かない
売店の前の状況
この一帯は、水上交通がメインのため、イロイロな船が行き来しています。
ダッカ行きの フェリーですが、コックスバザールに行く予定だと言ったら、途中のチャンドプールで降りるとすぐ、駅があるからそこから行くといいよと言われました。何時間でそこに着くのか?どんなところかまったく判らないけど、着いたら教えてくれると言うのでそこで降りることとします。
朝、このロケットスチーマーに乗り、夕方近くまでぶらぶらしたりごろごろしたけど、時間はつぶせません・・・・
日が落ちるとどこを走っているのかまったく判りません・・・いまにも沈んでもおかしくないような船に乗って、明日の朝までベットに持ってきた、ピクニックシートを敷いて(何だがじめっとしていて、ダニがいそうな感じだったため)横になります。今日は一日雨で、移動の日でした。