世界遺産 バゲルハット BAGERHOT

15世紀のモスジット群(寺院)イスラム神秘主義者武将カーン・ジャハーン・アリが築いた町です。  最盛期には360ものモスジットがあったのですが、現存するのはわずかだそうです。

のどかな、農道を走っていたバスが、集落に差し掛かりました。本来ならば終点の手前、シャット・ゴンブス・モスジットの前で、降りれば効率よく、周れたのですが、ここが、そのモスジットなのか?分からないため、町まで行ってしまった。町と遺跡は6キロほど離れており、また、オートリキシャで遺跡に行かなくてはなりません。

普通はクルナに泊まって日帰りで着て帰るので十分ですが、私は早朝のバスでモロルコンシに行って、ロケットスチーマー(外輪船)に乗りたいので、あえてバゲルハットで1泊します。

バングラデシュ最大のモスジット・  ジャット・コンブス・モスジット

バスターミナル前のガイドブックにも乗っていない、安ホテルを目指して、行くがフロントも何もない、行商の人や地方出張のバングラディシュ人が使うホテルです。机ひとつが玄関先に置いてあるだけの感じで、オーナーはいますぐ横にある、イスラム教の礼拝所でお祈り中ということで、30分ぐらい待ちます。言葉は、出張でここをよく利用すると言っていた、ビジネスマンが通訳をしてくれました。

1泊600TKで、泊まるだけなら、ということで、荷物を降ろし、カメラと貴重品だけもって、また、遺跡エリアに戻ります。
サイクルリクシャに交渉をして、50TKで6キロ ギコギコこいでもらいました。 ジャット・コンブス。・モスジットに着いたときには、片側のタイヤがパンクしていて、おじさんは残念そうにタイヤを眺めていました。

緑のきれいな、手入れの行き届いた。ジャット・コンブス・モスジットには、外国人は100TKの入場料金が要ります。   のんびりした空気の中でくつろぎたいのですが、空は今にも雨が降りそうです。 先を急ぎ早足になると、蒸し暑く汗が噴き出します。
雨季の為、外国人観光客は、0でした 地元の人が家族で2〜3組  後は、草むしりをする人たちがいるだけです。

芝生を食べないように・・・

カーン・ジャハーン・アリ廊(墓)

ビビ・ベグニ・モスジットに行く道

ビビ・ベグニ・モスジット

シンガイル・モスジット

次に見に行ったのが、ビビ・ベグニ・モスジットです。シャット・コンブス・モシジットの横のため池沿いを奥に歩いていきます。素焼きレンガつくりの道は、雨季でコケが生えてつるつるに滑ります、氷の上を歩いているような感覚です。今回履いていった、メレルノカメレオンUは、石畳や、大理石風の濡れた路面には、めっぽう弱く日本でも地下鉄の階段で滑って転んだこともあります。
メレルの靴は好きなので、いろいろな種類の物を6足持っていますが、特にカメレオンUは、素材はゴアテックスで雨に強いのですが、底がいまいちです。

ビビ・ベグニ・モシジットまでは、結構遠くようやく着いたら、中にも入れず、鍵がかけられ森の中に建物が立っているだけでした、そして周りを回ったのですが、靴が滑って前に進まない状態で、現地の人にそのヘッピリ腰ぶりを笑われただけでした。

森から通りに戻ってきて、シンガイル・モスジット、ジッタダピル・モスジット を周り 夕暮れ近くのカーン・ジャハーン・アリ廊を見てサイクルリキシャでホテルに帰ります。夕食はホテルの前の通りにある飯屋で、手づかみでカレーを食べます。おいしくないなぁ・・・

ジンダヒル・モスジット 壁面のレリーフもきれいです。

ホテルの部屋 シーツがないので、アルミシートを敷いて寝る  トイレはアジア式のトイレだった・・
バングラデシュでは、キャンプ用のアルミシートが、大活躍でした。