9月27日(日)
やっぱり気になって 朝早く起きた ひょっとしてチケットを持ってきてくれるかも しかし、 何も変化なし 誰も居ない。ここは 各自が鍵を持って いて 自分の部屋の鍵 建物の鍵 門扉の鍵です。夜は従業員もおばちゃんも誰も居なくて 宿泊者だけです。自由といえば自由ですが 移動する旅行者にとってはつかいずらい 宿というものは私の考えでは チケットを取ったり タクシーを頼んでおいたり ツアーの予約をしたりできるものかと思っていて 今までどんなに安宿でもそれは当たり前にできた。しかし、ここは本当の日本人のみ相手にしている部屋貸しのようなところだった。(多分 外国人だったら文句炸裂するから 限定日本人なのでしょう) タバコを吸いに庭に出て見る まだ 薄暗い 庭で早くここを出ようと決めた。

荷造りをして 待っていると 若い男の人がドミから出てきた 今日帰国するらしい ジャマイカは3ケ月居たそうだ「いかないでって」ジャマイカンのよな髪形をした日本人の女の子がすがっていた ・・・ほかの人たちは1日中ベットの上でごろごろしているみたいで  旅行というより滞在型の人たちばかりのようだ。
9時過ぎにようやく 従業員の日本人がでてきて 聞いてみる 「昨日頼んだ バスの件どうなっている?」「ああ  正式に頼まれていないから」だって  ふざけるな! 何度も何度も 頼んだにもかかわらずそのときは ハイハイって 言っておいて 正式って何だ? 非常にむかついたけれど こんなことで 自分の今日一日の気分を害するのもばかばかしく 「そうかぁ そうゆうことかぁ まあ いいわ」って鍵を返して、そこの宿の親戚のジャマイカ人タクシードライバーにローカルバスターミナルに行ってくれ って頼んだ
荷物をタクシーに積み込んでいる時に オーナーのおばさんが裏の家から顔を出して「もう行っちゃうの?」 「 ええ もう十分ですので 早くオーチョーに行きますわ」  多分 おばさんはこの経緯を良く知らないだろうけれど 雇った従業員がだめでしたね。すぐにタクシーに乗り込んで 出て行きました
またこの親戚タクシーの運転が乱暴なこと 急ブレーキや 急発進は当たり前 遅い前の車に 何か怒鳴ったり 車に乗ると人が変わる それにしても 朝から 気分が悪いぜ。
高い言い値のJ1000を払い 降りると「フレンド チップくれって」 言う 「1000に含まれれるぞ」 言い返す。 何もかも だめだめな 宿だった。 
雑然とワゴンや 大型バスが止まっているところで オーチヨ・リオス行きの1ボックスに乗りしばらく待って 出発!しばらく走ると山並みが見えてきた、これが ブルーマウンテンだ コーヒーで有名なこの山は日本のコーヒー会社がコーヒー農園を持っていて90%以上が日本向けらしい 山からは豊かな水がオーチョリオスにも注ぎます。
ブルーマウンテンは 霧の出やすい場所で それだけ寒暖の差があるのですが、今まで行った国で 紅茶で有名なインドのダージリンも 高級ウーロン茶の台湾の有里山も みな 霧の発生する土地で収穫されます。うまみが凝縮されるらしいのです 温度差で・・
山自体は それほど険しくもなく 日本で言えば峠くらいの感じです。車窓から見える景色をきょろきょろ みてたら 峠越えは終わっていました。 少し暑くなってきたら もう オーチョに近づいていました。

2時間位で オーチョ・リオスに到着 場所はマーケットの裏です、さあ 昨日ネットで予約した ホテルは説明ではどこにあるか?よくわからない 海は見えないと書いてあるので、山側なのかなぁ、そこら辺居た人に シルバーシーズンホテルはどこですか?」と聞いてみたが指差す方向が まちまちで これは当てにならないなぁ と感じた、街のほうに歩いていってみるかぁ まだ時間はたっぷりあるし・・・ そうのうち一人の男性が 俺が案内してやる と先導しだした これはチイップをくれって言うパターンだな? と思い いいよいいよ自分で探すから、って 街の中から少し外れた ところを5分ぐらい歩くと ゲートがあって小さく シルバーシーズンホテルって書いてある ああすごく近いなぁ、これはラッキーだ そのゲートから海の方に歩いていくと 海沿いにそのホテルはあった これはあたりだ!
このオーチョ・リオスは屈指のリゾートで なかなかリズナーブルな値段で、宿泊できない 地球の歩き方でも 安い宿は$70位なんです、もちろんきちんとしたところですが、私のいつも泊まっている安宿は見当たりません、ここはコテージ風のつくりで、ベランダからそのまま海に出れるし、プールも完備 それで$50部屋数は100以上ありそうです。部屋は二階建ての一階です、バルコニーが着いていてそこから 小さなプライベートビーチに出れます。
オーチョ・リオスはサンゴ礁に囲まれた土地で 砂浜自体が少ないのです。波がほとんどないカリブ海では砂が運ばれてくることがないからだと思います。 波はぜんぜんありませんだから 海にそばの部屋でも波の音は聞こえません。

ホテルの目印はこの看板

看板から100m海側に行くとある

ホテルの裏庭 涼しい日陰

水中カメラを持って着てよかった

一人では十分 広いツインルーム2泊は正解だった

今日から2泊 3日間ここでゆっくりできそうだ まずは 明日のダンスリバーの滝登りのツアーを頼んでおこう、フロントに行ってダンスリバーに行きたいのだけどと言うと タクシーで片道50ドルです そこで入場料を払って$15だそうです。「違う違う グループツアーってあるでしょ それに参加したいんだよ」何度言っても わからない様子、いろんなところを回って みんなでわいわいやって それに参加したい と言ってもなかなか「 旅行会社に電話してそこに参加させてもらって」頼んだら じゃあ 明日聞いてみると 明日じゃ多分 出発しちゃっているじゃないか・・・・不安一杯ですが これ以上 無理なので 下駄を預ける。
もうひとつ あさって モンベイに帰るときに 因縁のナッツフォード エクスプレスのバスに乗って行きたい バス乗り場を教えて それとチケットの予約を取りたいのだけど・・・OK 問題ないとの 力強い答え 乗り場はジャークセンターだよ     ジャークセンター? 持っていた地図でどこ?って 聞いても 地図上では誰もわからない・・・困ったなぁ 昨日の悪夢がよみがえる・・・
まあ いいかぁ    
まずは昼飯を食いに行こう いままで あまりいい物を食べていないので ここでは本に乗っている店で がっつり 食べてやる。
その前に ホテルにいた人が 私はそこの海岸で マリンスポーツツアーをやっているんだけど 何かやらない?と話しかけてきた 海がきれいだし 気楽なスノーケリングでもしようかな?
[OK じゃあ 14時にまたここに戻ってくるから スノーケリングにつれてって」と頼んでおいた マスクとフィンつきで1時間 $25  ちょっと高いかなって思ったけれど 、頼んでおいた。
その足で Bi Bi Bips Bar &grillに行く 海沿いの崖の上に立つレストランは 風が強かったけど 見晴らしは絶景でした。 上品なジャークチキンと ストロベリーダイキリ そしてブレンドコーヒを飲んで J2500 さすが本に紹介されているだけあって いい値段だ シーズンオフのこの季節でもバスで食事に来ている人たちがいました。

さすが おいしかった イチゴは生イチゴ冷たくて頭が痛くなる 席から見える海は透明で遠浅のきれいな海だった。リゾート気分急上昇です。
モチベーションがあがってきたぞ。  いいところだ オーチョ・リアス  実際 ジャマイカでは 一番いいところでした。ここならもう一度 行きたいなぁ
ホテルに戻り 水着に着替えて デジカメを専用水中ケースに 収めます。今回 海に行くことが多いだろうと推測して ちょっとかさばるこの水中ケースを持ってきました、水深40mまで対応の優れものです。カメラは 少しおおぶりな キャノン パワーショット G9 です。
日焼けに備えて ラッシュガード(上着)も着ていきます。
小さな船で ホテルの船着場から 50mくらい沖に行ったところは すでに珊瑚帯です。 ズーーート 沖に続いていて 浅いところは水深0.5m位です。浅いからって 珊瑚の上を歩いて傷つけないように 注意されました。腹ばい状態で 浅い水深を行くときに 珊瑚で腹を擦らないようにラッシュガードは有効です。
波がないので、気持ちよく泳ぐことができ 流れもないので流されることもありません ゆっくり水中散歩です。
時々 深い所があり5mくらいありますが もぐって 海底に行くのも面白いのです。

しばし 水中写真を スノーケリングで もぐって 静止してとるのは なかなか難しい 魚が逃げないように 静かにもぐって  パシャ  息が続くうちに 水上に出るんです。 プファアァァアア

もぐった後は、少し部屋で休憩して、町をぶらぶらしました。ボブマーリィの奥さんがやっていたレストラン ママ マーリーズで 少しみやげ物を買い 今度はマンゴ ダイキリを飲みます。ラム酒が入った カクテルですが ぜんぜん酔っ払いません何杯も 飲んじゃいます。

ホテルの近くに 教会がありますが、朝から今日は日曜礼拝スピーカーから牧師の説教が聞こえます、夕方くらいにはゴスペルタイムになってきて すごいパワフルなドラムと共に 聖歌隊 オルガン みんなが歌いノリノリです、すごくいい感じに延々と続く 音楽に思わず足を止めて聞きほれてしまいました、リズム感が違います。さすが本場のゴスベルは違うなぁ・・
結局 この日曜礼拝は朝から22時過ぎまでやっていました 一種のストレス発散のような気がしました。

夜の飯は、これまたホテルからはすぐ近くの アーモンドツリーという レストランに行きました、そこでは 名物と書いてあったジャマイカ・プランテーションライスと言うものを頼みました、いわゆるチャーハンでした値段はJ2500 これは高いお店自体が少し敷居の高い感じでした。そこでもストロベリーダイキリ二杯飲んで ホテルに帰りました。少し疲れが出たのか、デジタルプレーヤーで音楽を聴いているうちに 寝てしまいました。
バルコニーでは いつも旅行にはもって行く インドの香を焚いて とてもリラックスした時間が過ぎていきました。