9月26日(土)
朝早く起きて5時に迎えが来た タクシーでしばらく走って キングストーン行きのバス(ハイエース)が止まっている町の交差点まで行く、約一時間くらい走って行くのです。

外は未だ暗く、少し山沿いの道を走っていきます、窓から空を眺めると 満点の星が見えて 久しぶりに オオオッ って感じでした、星はただたんに 田舎のほうに行けばいっぱい見れるというわけではなく,,モロッコのサハラ砂漠でもそんなに多くの星は見れませんでした。
いままで すこいなぁ と感じたのは タイのチェンライで屋台で飲んでいるとき、ネパールでバスが夜中に荷物を屋根に載せているときに、見たときくらいだったのですが・・ 日の日の出前の星もこぼれるような多さだったなぁ。そんなことを思いながら 上ばかり見て1時間過ごしました。タクシーは小さな町の交差点で止まりました。「ヤマン ヤマン」っておじさんたちが寄ってきます。???? 電話をしながらも 町中でヤマン ヤマンって 聞こえるけど どう言う意味なんだ?
キングストーン行きのワゴンに乗り込む、交差点の中にいっぱいワゴンが並び それぞれ 客待ちをしているようです。
その間にも 自家用車が通り過ぎていきますが、ほとんどが 日本製の カローラーかカローラ バン です 以前はイギリスの植民地だったジャマイカは 日本と同じ右ハンドル車の国です。
多くの車が マフラーを変えていて ボオオオオオオオォ って走りすぎます。これでもかっ って言うくらい エンジンを引っ張って行きます。
ジャマイカ人はかなり いや 今まで行った国の中で1番だと 思うくらい 車の運転が荒いです。ブンブン空ぶかしはするわ 信号が変わると1秒も待てずにクラクションを鳴らすわ・ぎりぎりまで 車間をつめてあおるわ やりたい放題です。

結局 なかなか人が集まらなくて 1時間くらいは車の中で待ちました、日がすこしずつ上ってきます。
ようやく ワゴンは走り出しました。一緒に行った人は ちゃっかり助手席に乗り込みます。後ろの席は ギュウギュウ詰めです。ワゴンは海沿いを走り 延々 走ります。9時過ぎにはキングストーンに着きました。もともと 国自体が秋田県くらいの大きさのジャマイカです。 移動は何とかなるものです。

ここから 少しめんどくさいことになってきます。
自称DJは 自己紹介では キングストーに住んでいてジャマイカのいろいろところに 自分で作ったCDを持っていって売っているらしい、今回もネグリルで1日滞在してキングストーンに戻るということだったので ホテルの人がじゃあ 「一緒に連れて行ってあげてよ」 と頼んくれたのが 経緯だったのですが、
民宿ラ●リシュに連れて行ってもらい ありがとう と チップをJ500渡したら、いや 3000欲しい と言い出した  おおお 出たなぁ  それまで 信用していい人だなぁ と思い 休憩の時には飲み物をおごったりしていたのですが、ここに着いたらいきなり ごねだした 私は案内人だから 報酬をもらうと言い出す始末。
ネグリルでは そんなことは行っていなかったじゃないか 絶対払わないと はねのける。民宿は 看板も出ていなくて 民家のような感じです。 9時過ぎても門は閉まっているし やっていないんじゃないか ?
と思っていると 息子が出てきて 門を開けてもらった。
「チップを私は渡したから それで終わりだって」言って 30分くらい 言い合いになったが あきらめて帰って行った。
それにしてもここの宿はどうなっているんだ?誰も出てこないなぁ? と思っていると 二階から オーナーらしき日本人女性が 「ここは10時からだから、それから従業員が来るから それまでは庭で待っていてくれ 本来は10時からだけどね」って 言われ 暑い日差しの庭で待つことにする。10時に30代の日本人女性とジャマイカ人女性が 出勤してきた。私が庭で本を読んで待っていても、お構いなしに コーヒーを飲み始めて オーナーのおばさんと雑談を始めた。客扱いが最低だった・・・・
我慢して待っている 「あのーー 部屋はあるんですか?」と聞くと 少し むっとしたような言い方で 「あるけれど 未だ掃除が終わっていないから」って 言われた。  そうですかパソコンが使えるって 聞いたので 使わせてもらうにも 後ろからいちいち うるさい なんか少し後悔した・・・ 何で日本人宿ってこうなんだ?
宿の者の態度がどうも 横柄だ・・ようやく部屋に入る30ドルだから 安いは安いけれど ます 注意事項を教えられる、「何じゃこれは」 宿泊客が若い人ばかりなのでこんな言い方なのか?
どっちが客かわからん部屋に入り 扇風機をつけて 少し昼寝をする  すると 部屋がノックされて「知り合いの人だって言う人が着てるんだけど」って 面倒くさそうな従業員
行ってみると あいつだ! 「もっとお金をくれ」って 言いに着たらしい。
「もう 払わんって言ったじゃないか」って 言っても 本当は ネグリルに住んでいるんだ そこまで帰らないといけないんだ とか言い出す始末 「そんなことは私は知らない」自分お金でいきなよ」
そんなやり取りをしていると 横にいた 例の日本人従業員 「あのさ 悪いけど 門の外でやってくれない ここは基本ジャマイカ人は入ってはいけないから」    「・・・・・・」 おいおい あんたがここに入れて私がせっかく追い払ったのにまた金を請求されているんだよ、最初からここに入れたのはあんたじゃないか?私にとって その人は知り合いでもなんでもないのに またぶりかえして、そいつも必死だ少しでも金を取ろうと
いい加減な 無責任な従業員の一言で 「ここの宿は 宿として体をなしていないなぁ」と感じた。J500を払って帰っていった。こいつも 最悪だし この従業員の女も最悪 学生相手の威張った寮母のような感じです。もてなす心はゼロです。しかし、この後もっと腹がたつことになる。

明日の朝 発つといったら 1泊?って 怪訝な顔をされたが 明日はオーチョ リオスに行くんだ。
ここの宿には2ケ月・3ケ月の滞在者がいるらしく レゲエやDJになるためらしい、・・・・  純粋な旅行者ではないので 話が合わない・・・・・あした 朝 ナッツフォード エクスプレスのバスで オーチョ・リオスに 行きたいのですが?予約はここでとれますか?と 聞くと 取れますよ。とのことだったので 予約を願いします。と 3回ぐらい頼んでおいた、併せて時間も教えてください、確か6時発って聞いていたので、明日は早出したいので、と言っておきました。
夕方になってきてボブマーリィ博物館だけはいっておかないと、それにしても キングストーンは暑いなぁ、ジリジリする暑さだ、ガイドブックを見ると 16時までって やばい 1時間もないぞ バスで行こうと思ったが 宿から少し離れた博物館までJ300で行く 16時30分に到着US$20を払ってカメラを預けて、ほかのジャマイカ人と共に英語のガイドに連れられて、病気で亡くなる直前まで最後に住んでいた今は 博物館になった家を見て回る、中にはゴールドディスクやプラチナディスクが飾ってあったり、寝室や 使っていたギブソンのレスポール ギターなどが展示してありました。
ボブマーリィに代表されるレゲエというと 赤 黄 緑 と黒の4色ですが これはジャマイカ国旗の黒 黄 緑の3色と違い アフリカのエチオピアの国旗の色に黒を加えた物ですです アフリカ回帰思想からエチオピアの王様を信仰していたボブは その影響で 髪の毛も切らないラスタファリズム思想を持っていました
だから 今でもジャマイカには ラスタと呼ばれる髪の毛を伸ばしたりニット帽の中にしまって 頭がもっこりしている人がいます。
ここから乗り合いタクシー(J70)に乗って 町外れのパピンというところに 山から週末だけ人々が下りてきて マーケットが出るということなので行ってみる。
夕日が傾いてきたが 行ってみると人は多かったが何もなかった・・・・・・・・・・・
ローターリーの真ん中に公園があってそこで ビールを飲んで宿の近くに行くバスを見つけて「バスタミナル行き?」って聞いて乗り込む 二両連結のバスだった、そのバスもまた 運転が荒い ブンブン アクセルは吹かすわ、クラクションを鳴らすわ、疲れるなぁぁ ジャマイカ・・・宿にいったん帰ると 宿ではドンちゃん騒ぎの最中です 宿の長期宿泊者と知り合いの日本人ジャマイカ滞在者でやっているようです。とすごい大きな音で レゲエを流し(駐車している車の屋根に でっかいスピーカーを載せて ガンガン流していた)私は 明日のバスが気になっていたので、従業員を探したが 酔って盛り上がりの最中だった。
後で聞いてみようと 食事に出る。ショッピングセンターにあった レストランで ジャークーチキンとビールで食事を済ませる。
もう早く オーチョ・リオスに行きたい気分だ

ラ●リシュ 中はドミトリーの様なつくりです、値段はリズナーブルでも従業員は
言動を反省してもらいたい。

ボブマーリィの愛車と 最後に住んでいた家(今では博物館)

晩飯を食べて 宿に戻っても 大音響で レゲエを鳴らしています、部屋に帰り 宴会が終わったら 明日のバスのことを聞いてみようと思い待っていたら、宴会が終わったころには知り合いの人たちが あと片づけをして 従業員はもう帰っちゃったよ オーナーのおばさんは もう寝ちゃった とのことです。どうなっているんだ?明日は何時なの? どこに行けばいいの?  多分 従業員が忘れたのか? あれだけ念を押しておいたのに・・・  いい加減だ!オーナーのおばちゃんは さっきまで 居たのに知り合いの人に呼びに行ってもらったが もう寝たとのことです。
まったく 客のことは お構いなしの宿だった。この国に来る人は こんな人ばかりなのかと 思ってしまう。
とりあえず あした朝 早く起きてみよう 、だめなら すこしハードだけどまた ローカルバスで行こう・・・・・・ 
オーチョ・リオスに明日行くことが決まったので ネットで(ネットだと宿泊料金がわかる)日本につないで 今日 ホテルを連泊で予約しておいた (カード決済で入金完了)これで明日は ゆっくりホテルにチェックインできる。