10月5日(月)

ハバナに向かうバスに乗るために 街の中心部のビアズールのバスターミナルに向かう、既に陽は高く 汗が滴り落ちてくる、バスに乗り込むと程よい冷房が効いていて、窓の外の空気と一変する。
バスはホテルの対岸の道を走り 海沿いをひたすらハバナに向かいます。

ビアズールのバスターミナル

湖の対岸を走るバスから ホテルを見る

ハバナには昼過ぎに到着 蒸し暑い街です。
ホテルはHoteturDeauvilleに また泊まります、エアコンの効かないロビーでしばらくまって 受付の人に また海側の部屋をお願いすると、快く了解してくれました。
そこの部屋は 真下に道路が見えて 遠くにはモロ要塞も見え お気に入りの部屋です。
部屋が決まったら 早速 ホテル内にある旅行代理店に 明日のツアーの申し込みをしに行きました。
カヨ ラルゴ日帰りツアーに申し込むことです。cuc137と書いてあるので 値段も手ごろです、ここにセスナで渡り クルージングやシュノーケリングも含まれています。
しかし、聞いてみると朝10時までに申し込まなくてはいけないそうです、もうお昼を過ぎているので いろいろ聞いてくれたのですが、どうやらセスナに乗る人を政府に届け出なくてはならない締め切りを過ぎてしまったそうです、このツアーはCUC137のほかにも 空港税やらなんやらで260くらいかかるそうです、もう金銭もさびしくなってきているので、諦めがつきました。その代わり明日の夜は キャバレー トロピーカーナに行きます、キャバレーとは お酒が飲めて壮大なショーを見る場所で、その中でもここトロピーカーナは 最高のところです。料金もCUC90(9000円)キューバでは 相当高級な場所です。収容人数は2000人 ダンサーは90人という屋外劇場です。
それと時間の空いた明日は ビニャーレス渓谷に行ってみようと思います。昼食つきのツアーです。ハバナから30キロ 途中で葉巻工場に寄って 渓谷の鍾乳洞内で モーターボートに乗って移動するというものです。

街をまたブラブラ歩いてみます、それにしてもハバナは暑い・・・・

町の中心部に歩いて 行きます 世界遺産に登録されたハバナの旧市街
きれいな建築美とクラッシックカーがマッチしています。

アメリカのホワイトハウスを模倣して作った 旧議事堂なども 広々とした
道路に面して建っています。
ホテルからしばらく歩いて旧市街の中心に 葉巻の専門店があると知り行ってみることにした。トリニダで偽者つかまされたからお店選びは慎重に行かないと・・・ 少し迷いながらも 何とかその小さなお店を見つけることが出来ました。店は場所が変わっていましたが、近くに移転したので地元の人に聞いて見つけました。殺風景な店の中には 重厚な本棚のような家具が並びその中に いろいろな種類の葉巻が 置いてあります。葉巻はNoによって大きさや太さが違い、何度でも消して吸う物なので 何回吸えるかも違います。
カストロ前議長の好きなコヒーバ 黄色い箱に入っています。チェゲバラが好きだった モンテクリスト こげ茶の箱に入っています。1本ずつ箱に入った葉巻が10本入っているの物や20本入っている木箱の物(木箱は湿気を吸い、また乾燥しないのでよく使われています。)さまざまな太さの物と 種類を買って お土産や自分用にします。そこでは結局 CUC100位買ってしまいました。1本だけ吸って帰るから、吸い口を切って欲しいというと、専用の葉巻切で パチン と先端を切ってくれました。火をつけてみると 、まろやかで甘い香りと葉巻独特のいい匂いがします。
「おおお 偽者と全然違う」葉巻は基本的に肺に入れません 口の中でニコチンが吸収される物です。太い物は何度も吸うので、いったん消します。消すときにもみ消しては次の時に非常に味がまずくなるので 自然に消さないとダメです
ホテルまでいったん帰り荷物を置きに行きます。 でこぼこの石畳の上を歩いて行くのでこれが結構疲れます。ホテルに荷物を置くともう19時を過ぎています。対岸の要塞に今日は行きたいので 急いでホテルを出て対岸を目指します。
対岸のモロ要塞を見てから 夜9時になると大砲を鳴らすガバーニャ要塞に行ってみます。対岸に渡るには どうしたらよいか?悩んでいると 警察官が通りがかりました 行き方を聞いてみるとバスかタクシーじゃないといけないって どうやら海中トンネルがあって それで結ばれているのですが そこは車専用の道らしい・・・ しぶしぶタクシーを探すが ほとんどのタクシーはCUC10じゃないと行かないってぼったくるトンネルを渡るだけじゃない・・・ 粘ってメーターで行ってくれるタクシーを探す。何とかおじさんのタクシーを見つけて モロ要塞までいく メーターはCUC3の基本料金だった正直なおじさんに感謝の気持ちを込めてCUC5を渡す。モロ要塞は入場料CUC7です。暗くなる前に まわっておきたいので足早に要塞の先端まで行く 

海中トンネルの入り口

夜になっても暑さは変らず シャツが汗でベタベタになる。 水を飲みながら要塞の先端で 遠くを行き来する小さな漁船を眺める。 夕方になると次々と漁船が港に帰ってくる。真っ暗な中で市街地の方を眺めて時間をすごす 落ち着くなぁぁ

次は歩いて ガバーニャ要塞に行く ここは夜九時になると150年前から 大砲を鳴らす儀式が行われます、その時間に合わせて人々が集まってきます。

夜の9時までガバーニャ要塞の前の店で ビールを飲んで時間をつぶす、8時を過ぎると続々と人が集まってきた、入場券を買って中に入る、海側の砲台で行われるようです。カメラを構えて待つと、掛け声と共に何人かの兵隊が 行進してきます、砲台の上に上がると砲身の掃除をして火薬を詰めて ようやく 点火です。ひもが張ってある外には見物人がいっぱいです。「ドオオオオーーン」地響きのような音で1発空砲が撃たれました。想像以上に 大きな音で歓声が上がりました。
これで海賊や大英帝国軍を追い払ったのかぁ・・・ と思いながら、ホテルに向かいます。帰りはタクシーを知らない人と相乗りで行きます しかし、どうやら向こうは2人でCUC3 私は一人でCUC5納得がいかないので タクシーを降りる、すると 「あなたが乗らないと 私達はこれ以上出せないから、タクシーが動いてくれない」と どうやらこの人たちはキューバの人で ハバナに遊びに来てここを訪れたらしい、現地の人にとって3は安い値段ではないなぁ、正規にメーターを使えばトンネル渡るのは基本のCUC3なのに、(外国人用タクシー)メーターを使うタクシーは少ない、外国人は CUCと言う通貨を使い タクシーも外国人用にしか乗れない、クラッシックタクシーはキューバの人しか乗れない。海峡を地下トンネルで渡って タクシーを降りる、ホテルまでの道すがらレストランや食い物屋があればよって行こうと思う、時間はもうすぐ22時半、テクテクテク 歩いていけども、店らしきものはない、アジアの屋台文化が懐かしい、食うことに苦労しないアジアはいいなぁ。ホテルに着いてしまい昼間っから歩き通しで 疲れが出てきた、飯らしきものを今日一日食べていない。しかし、今から仕切りなおして、遠くのホテル地域のレストランに行く気力がない くたくただ食べていないからか疲労が溜まってきているのか? ホテルのフロントの横の小さなバースタンドで 缶ビールを2本かって 部屋で飲んだ。疲れと空腹のアルコールで シャワーを浴びたら、そのままベットに倒れこんで寝てしまった。

ドッカーーーン

シュポッ

葉巻屋さん