10月3日(土)

今日は朝から目が覚めて 中庭でオウムの鳴き声を聞いていた、外ではザワザワ行きかう人の声が聞こえる、ここの中庭は外からは完全に視界が遮断されていて見えない、私も今日はバスに乗って 島を横切って反対側の海に行くのです。
 キューバ最大のリゾート地 バラデロ メキシコのカンクンのように岬がズーート続いていて底に多くのリゾートホテルが 建っています。カストロたちによって奴隷が解放されるまでは、地主の欧米人の大豪邸が多くたっていて 開放時に逃げていった豪邸をホテルにしたり ビーチ沿いに 何キロもにわたって ホテルが並んでいます。今ではカナダをはじめ メキシコ人 スイスやフランス人 などが 訪れる場所です。
そのバラデロでは オールインクルーシブ スタイルが主流で(食べ物 飲み物すべて含まれていて いつでも 軽食 ビールなら何度でも レストランやプールバーなどでもらえる)一度は財布を持たずにホテル内やガーデンテラス プライベ−トビーチ内のラウンジで食事にありつける このスタイルのホテルに泊まってみたかったのです。ジャマイカではモンティゴベイにもあるのですが 高級すぎて手が出ない ここなら私でも泊まれるということで プラヤ カレタ ホテルに泊まることに 日本で予約を入れておいたのです。

トリニダの宿では 皆で写真を撮って お別れです。急遽決めた この宿でしたが ドアの鍵がナカナカ開かないことには 参りましたが 宿の人はのんびりしていて 気楽な宿でした。

民宿の家族 

これが民宿のマークです これが玄関先にあると民宿やっていますと言うことです。

バスは9時に出発して 順調にいろいろな街の中を通り過ぎていきます。こうして名前もわからない街を過ぎていくのですが、車窓からそれを眺めるのが好きです。その国の様子がよくわかるからですこのバスは 季節外れなのか ガラガラで これは採算取れそうもないなぁ って言うのが 乗った印象でした。

さあ 出発だぁ!

快適に バスは主要道路を走ります、きれいに舗装された道が急に 街に入ると 「おお こんな路地を通り抜けていくぞ」って 人の家の間をバスの幅ぎりぎりで 走ったりもします。
バラデロには お昼過ぎぐらいに 到着しました、いったいここは バラデロのどこなんだ? バラデロは岬のようになった町で 20キロ以上にも及ぶ海沿いの町なのです。バスはどうやらその真ん中付近のバスターミナルのようです、そこからミニバスに乗り換えて 少しお金を払ってホテルまで連れて行ってもらいます、一番最後に 岬の一番付け根のホテルが 私のホテルでした。「おお 結構でかいホテルだなぁ」 フロントに 「海側の部屋にしてね」って 頼みました。

ガラガラの車内 国営企業のなせる業

バックパッカーにはもったいないほどきれいな部屋

ここのホテルは オールインクルーシブ ようは 飯やドリンク ビールなども 全部含まれていて ビーチやロビー など6箇所くらいに飲み食いできるところがあって 自由にいつでも 飲食できるのです。しかし 値段が1泊50ドルチョットなので 実際は サンドイッチや ピザなどあまりチョイスがなく(朝晩のメニューはブッフェスタイル)正直言って 値段をケチったオールインクルーシブは、だめだなぁ でした。 カクテルも ラム酒に色のシロップを入れて ビニールコップに注いでくれるというもので 全然おいしくなく また ホテルの周りは何もなく 少々がっかりしました。ビーチはきれいでのんびりすごすには もってこいの環境でした。
客層は メキシコの家族連れやカナダ人が多かったです。

快適な部屋で うとうとしている内に 日が傾きだしました。 小さなバルコニーがあって そこで 海を眺めながら時間をすごしました。

夜はキューバのエンターテイメントに盛り上がる

キューバーは 音楽やショウーなどの興行の盛んな国です。
国の音楽や踊りの学校もあって ハバマには無数のライブハウスがあります。ここバラデロにも2〜3軒のライブハウスがあります。

9時から始まるそうで タクシーに乗ってちょうど バラデロの真ん中付近のライブハウスに行ってみます、もう多くの人が集まっていました。順番に並んで入場券を買います。

中は2階が回廊のようになっていて1階の席は既に通路まで満員です。

既に音楽が流されていてビールをカウンターで購入して みんな盛り上がっています。

今日のバンドはサルサのような音楽です、パーカッションや金管楽器 ギター キーボードなどが
ガンガン アピールして お客さんももう立ち上がって 一緒に踊っています。

私は 二階席からビールを飲みながら 手拍子をしていました。さすがキューバ人はノリがいい腰を振ってステージ上でも 延々とアドリブの掛け合いが続きます。

店の雰囲気も他のお客さんは 席を譲ってくれたり 親切でみんな楽しそう。

1時過ぎに バンドの演奏は終わり 私は店を後にしましたが、まだまだ 3時くらいまで盛り上がっているそうです。

← 帰りはこのタクシーで ホテルまで帰りました。一様メーターがついているのですが、日本円で800円位かかりました
ボディーは クラッシックですが、エンジンはディーゼルエンジンに変えているようで、ガラガラ 独特のエンジン音でした
しかし、こんなに古い車が 走っているのは その日ごろのメンテナンスに脱帽です。


ホテルに帰ってそのまま シャワーを浴びて あっという間に 寝てしまいました。
もう2時過ぎです。