9月23日(火)

今日は朝早く起きて アイト ベン ハットウに行きます。
朝7時前に 部屋を出て 宿のおじさんに荷物お預けて グランタクシー乗り場を教えてもらいます。言葉が通じないので おじさんが タクシーの運転手に、行き場所を告げて、朝の時間だったのです、すぐにタクシーは出発しました。料金は10DHです。Oued Malehで タクシーを乗り換えます。

右に曲がる少し細い道に すでに もう一台タクシーが待っていました。ラッキーまたずに乗れるぞ。。そのタクシーに乗ったら 後は一本道 料金は9DH 7時半にはアイト ベン ハットウに着きました。早すぎて 誰もいない・・・・・・今はラマダンで、みんな朝は遅いのです。

この通路を降りると川が見えてくる

大きな観光バスの駐車場を越えて レストランの脇の小さな道を降りると、水深は浅いけれど 広い川に出ました。ここは昔、敵から町を守るために 川が目の前にあります。橋はないのです。

歩いてわたることは容易ですが、靴がぬれる。そうするとやっぱり 隙間産業が、ロバに乗って川を渡してくれるんですが、いいとこ5DHです。
小学生くらいの 子供が「ロバに乗らない?」って 声をかけてきます。「いくら?」って 聞いてみると、なんと50DHという、周りには まだほかの観光客もいないので、吹っかけてきたが、50とは 昨日の宿代より高い、「これに乗ないと わたれないよ」と 不敵な笑いが カチンときた。「このガキ 向こうに行け 自分で歩くからいい」

それでも 周りをぐるぐる回って からかってくる  「こら いい加減にしないと 石投げるぞ!」といったら 悪態ついて 帰っていった。そのまま、遠くでまだ見ている、水深は10センチくらい流れもゆるい そのまま タイクティカル ブーツ(湾岸戦争で使われた軍用プーツ)なのでジャブジャブ入っていった。「どうだぁ」でも靴の中は びしょびしょ  「はあああああっ少しため息が出た、5DHなら使ったのに・・・50は許せない。
門をくぐると、中で入場料10DHを払う そのまま 迷路のような道を歩くが、どうやって行くのかは 全くわからない・・・・・挙句の果てに 川沿いに出てしまった。

城塞都市の頂上にはどうやっていくのか わからないし ほかに観光客は誰もまだいない。本来の道と違って 川から 城壁を見上げ 「よし 城壁登って行ってやろう 」 と多分見張り台のようなところを、歩いて上っていった途中で、見張り台に腰掛け 靴を脱いで見る ジャジャー と水が出てきた、あああ 靴下もびしょびしょだ、おまけに 足がふやけて 靴擦れみたいになってしまった、バイキンでも入ったら 大変だけど、我慢する。


何とか 城壁も攻め落とし 最後はぶら下がるようにして 窓のようなところから中に入る・・・・下は 何十メートルのガケだぁ
頂上は 小さな建物が 建っているだけで 360度のパノラマです。ゆっくり時間をかけて 周りを見る、そのうち 先ほどのレストランのあった場所にホテルが2・3件あって そこから観光客が出てきた。川を渡って 正規のルートであっという間に 頂上に団体が来た。
騒がしくなったので 逃げるようにしたに下る。

城の中はお土産やさんがひっそり 店を出している感じです。
あっという間に、川に面した門に出ました。もう10時過ぎ 続々と観光客が着ます、韓国語が聞こえてきます。バスでマラケシュから来たのでしょうか?20人くらいです。ロバの少年たちも大忙しです。でも地元のガイドの人がいるので ボッタくることはできません。ガイドの人は韓国人観光客に一人5DHですよ と言っているようです。こうゆう時はツアーだと いやな思いをしなくてすみます。

行きでは、靴がぬれて失敗して あとで考えたら 靴を脱いで渡ればいいんだ、地元の人は草履なのでそのまま渡っています。今度は みんなが渡っている正面から少し離れたところを 渡っているので 誰も声をかけてきません。

びしょ濡れだぁ

このガキィ

陥落させたぞ

昼寝の時間

ここもやっぱり 遠くから眺めて映える町です。

帰りは 駐車場にいた タクシーにOued Malehまでって いうと ワイルザザートまで100DHでどうだって しつこいそんな金はないよ、乗り合いでいい って 何度も 言っても すぐに じゃあ50でどうだとか いや グランタクシーでというと すこしムッとして、ほかのところに寄り道して、Oued Malehに着く そこでも ワイルまで20でどうだ?ほかの客も乗せて わたしだけ20って 言っている。
「来たときは10だったよ、」そのとき 前にもグランタクシーが 止まっていた。向きからして ワイル行きは明らかだった、そのタクシーに聞くと10だよ」って そちらに乗り換える、「まてまて 俺も10でいいよ」と言うのを 断って 前のタクシーに乗り込む、正直じゃないやつは 嫌いだ!

帰りもすんなりワイルザザートに戻ってきた 順調だ。宿には11時頃戻って 荷物をもらい マラケシュ行きのバスの時間を見ると11時45分発がある。
その前に、町の中心部で両替をしたい。とうとう 最初に両替した DHがなくなり掛けている。町の銀行の両替は 外にある 機械で行う、それが 面倒で まず銀行員に手順を教えてもらった。言葉が全く読めなかったから助かった。
その人は150ドルを両替してくれた、一枚一枚しか紙幣が入らないから 非常に時間がかかる。ずっと付き合ってくれた。感謝お礼にボールペンで・・・ピシット スーツを着た銀行員の人は ニコッって 喜んでくれた。

銀行の横には 国営バスCTMの車庫があった。こちらのバスのほうが民営よりしっかりしている、値段はわずかに高いが こちらがあれば 使いたい。中をのぞくとくと、「もうすぐ出るよ」 それは ラッキーだ12時にバスがあり その次は22時だそうだ、ラッキーだった。いいぞいいぞ今日は何もかも順調だ。

まだ時間があるので その横の郵便局に行く、日本への絵葉書が溜まっていた、10枚出して78DHだった、結構 高いなぁ・・・・・・・だって 昨日の宿泊費40DHだったから・・
ちなみに マラケシュ行きのバスは 80DH 明るいうちに アトラス山脈越えを 味わえるなぁ。マラケシュに着いたら、ジャマエル フナ 広場に行きたいなぁ、ビール 飲みたいなぁ 日本を出て まだ一滴も アルコール 飲んでいないからなぁ。そんなことを考えながら バスに乗り込んだ。