バスは順調に12時に出発しました。ばたばた した ワイルザザートの滞在でした、町の中をすり抜けただけで早くも マラケシュに向かいます。向かう先は、ジャマ・エル・フナ広場です。
夜景のきれいな 私の大好きな屋台が ビッシリ出るところです。

バスは クネクネした山道を登り始めました。フランスのナンバーを付けた車も目立ちます。フランスからは車で来ることもできるそうです。
この山を挟んで 砂漠地帯と 地中海地帯と 気候が別れるそうです。この国営バスは、快調に飛ばしていきます。

カトマンズに行く道とも アンデス山脈を走る道とも 違った大きく広く大陸を感じさせる。山道です、眼下には今走ってきた道がらせん状に見えます。通る車は少なく時々 グランタクシーの古いベンツが 息を切らせて登っていきます。

背の低い柑橘系の木々が見え始めたら もう山を越えた証拠です。日差しが心なしか強くなって、車も人も増えてきました。
もうマラケシュはすぐのようです。
マラケシュ市内のCTMバスターミナルは、マラケシュ駅の南 路地を入った周りには何もないところです。まるで住宅街のような静かな感じで「ここはどこだ?」と・・・・バスを降りるとプチタクシーが待っています。
案の定 吹っかけてきます。地図上では、私が目指す ジャマ・エル・フナまで2キロ弱といってところでしょうか、16時30分に着いたということは、4時間半のバスの移動でした。
今日は 朝早くから 行動していたので少し疲れていましたが、まだまだ、明るい時間に宿を探せれるのは 気が楽になります。
最初はフナまで50DH「話にならない・・」 じゃあ30DH「まだまだ高いなぁ」 ほかの旅行客とシェアして15DHで フナまで行く、先にヨーロッパの夫婦が、降りて30払っていった そうしたら 「ハイあんたも30」と来た、「おいおい さっき15って入ったじゃないか」「さっきの人は30払ったら あんたも30」「あの人たちは2人で30じゃないか 見ていたぞ、お金を払うとき」「じゃあ あんたは20」 ポイと15DHを放り投げて 降りてきてやった。全く疲れるなぁ・・・
今度は宿を探すために フナ広場に行く まだ ラマダン中で閑散としている CTMホテルの南側に安宿外があるそうだ、行ってみよう。
最初に目星を付けた 宿はきれいでトイレやバスもついていたが、200DHで 少し他も見ることとする。
客引きが しつこく付いてくる、「もういいよ 自分で探すから」って 断って歩く、そのうち近くを通りがかった、女性の人が「いい加減にしなさいよ」と助け舟を出してくれたら その女性に「余計なことを 言うな」と言わんばかりに すごく食って掛かって その女性は英語で「モロッコの恥だわ」ってささやく その人にお礼を言って 怒鳴り散らしていたおやじには「j警察に行こうか?」と言うとプイット きびすを返して帰っていった やれやれ ・・・結局、
オテル・アフリキアというホテルにする、中庭をはさんで部屋があり 落ち着いた感じで、値段もアウトバス トイレだったが 共同トイレもきれいで、70DHも魅力的でした。
ホテル探しのときに リアド・シトウンラグデム通りという路地を歩いていると、「日本人 日本人」って からかわれる、><
頭にきたので、何人かの青年の前で、思いっきり チキンを食って「うまい!昼間に食う飯はうまい」って 立ち止まって 目の前で散々やってやった「よかったら 食べる?」って さすがに からかわなくなった。
もうすぐ日没 彼らの腹ペコ最高潮 これには堪えられないようだ、目をそらせて 向こうに行ってしまったwwww
他のおじさんは なぜだか この攻撃に 「ナイスナ攻撃だなぁ」って 笑っていた。アフキアでシャワーを浴びて 時間をつぶして 空砲がなるのを待つ ドカーーーン ドカーーンと空砲がなって、アザーンが流れたら、本日のラマダン明けだ。
夜のジャマ・エル・フナ広場は、すごい活気で 見渡す限りの屋台やたい 良い匂いがしてジュウジュウ 肉を焼いていたり、オレンジジュースの屋台が並んでいたり、土産物屋が立っていたり、大道芸人が芸を見せていたり、喧騒の中に夜の更けるのも忘れるくらいな感じです。

まずは 今日初めてのきちんとした 食事です。
炭で焼いた 肉の匂いが いたるところの屋台からモウモウとあがる煙に乗って 広場中に広がっています。
その中の 1件の女将さんがクスクスを すくって おやじさんが ケバブを焼いている 屋台に決めました。写真のソーセージも右のように調理され、羊のケバブも頼んで、腹いっぱい食べました。味の方はというと、残念ながら トルコのケバブやソーセージのようにスパイスが効いておらず、少しパサパサした感じだったです。それに おいしそうな直絞りのオレンジジュースとサラダを頼んで95DHでした。
もちろん 血眼になって ビールを探したのですが、・・・なかった。
隣にはホフィという 直接 ミントの葉っぱを 中国茶に入れた ミントティーがあります。
通常 緑茶にミントを混ぜて 煎じて飲むのですが、ホフイは ミントの葉に 角砂糖が乗せてあり、そこにグリンティーを注いだものです。
1杯10DHでしたが、とても ミントの香りと スーーーとした味覚が楽しめました。

食事の時間が過ぎると、おしゃべり好きな モロッコのおじさんたちが 集まってきて さっきまで 手持ち無沙汰だったここの屋台も 忙しくなってきました。
私もホフィを飲んでブラブラ 土産物屋さんや 向こう側に ここの広場が一望できそうな 屋上レストランがあるそこに上って 見ることにしました。