シュエダゴォン・バヤーには、タクシーで駅から約20分3000チャット(以後Kと表記)
で行きました、たぶん本当はモット安いのでしょうが,来たばっかりで感覚がわかりません、タクシーで玄関先まで行き、入場料5ドルを払う。ミャンマーでは国の施設や、その地域に入るために、入場料や入域料を払わなくてはならず、(たとえばマンダーレのお寺に入るには、その地域にある、寺などをまとめて15ドルなど、)米ドルでしか、使えないようになっています。ミャンマー政府がドルによってストックをしておこうということで、自国の通貨を信用していないのです。(たまに いきなり、紙幣がただの紙になってしまう)

四隅にエレベーターがありそれに乗って少し高台になった、寺院の中に行きます。
ミャンマーのお寺は、どこでもその敷地内に入るために、靴や靴下を脱いで、素足にならなくてはいけません、それも普通に土の所や、決して裸足で歩けるようになっている綺麗な床とは限らないので、足が小石で痛かったり、落ちた小枝で、痛かったり大変でした。

ここは、紀元前585年に、モン族の商人兄弟が、修行中のゴータマ・シッダールタ(釈迦)から8本の髪譲り受け それを国に持ち帰り納めて作られた モン族のお寺だそうで、代々モン族の王が築き上げ 15世紀に今の寺の形が作られたそうです。

しかし、今では四隅にエレベータが作られたり、いたるところにある仏像は金ぴかに塗り直さされたり、仏塔も金ぴかに塗りなおしてあったり、白い壁を常に塗ったりしてあり、日本人のワビサビの少し古い感じが良いという感覚は微塵もなく、「ああっ 塗ったちゃったよ」という感じです。
でも地元の人は、灼熱の太陽の下 暑くなった床に額をこすりつけながら、熱心にお祈りをいています。どこの国でも 他の宗教でも 信心深い人が無心にお祈りをしている姿は、すばらしく その姿が戦争につながっていってしまう事が、無宗教にも近い私には、残念に思えることでもあります。
境内は広大で、国内外の
観光客で賑わっています。

裸足で歩くと白い石の所は
いいのですが、黒い石の所は、足が暑くて
飛び跳ねて歩きます。

丘の上に立てられたこのお寺は、涼しい風が
吹き抜け しばしの間街の喧騒から離れ
のんびりできました。
金ぴかのお寺は、ラオスでもよく見かけるのですが
ミャンマーでは、近代的に綺麗にしてしまって、折角
の古きよき時代の名残が建築様式のみになってし
まっています。

     この石が軽いと感じれば
   願いが叶い、重いと感じれば叶わない

学生たちも日陰で熱心に祈る

こら坊主!このあと金をねだるのはよせ

shwedagon paya

寺を出てから、何か見るものはないかな?時間は13時過ぎ、あと二時間くらい、ブラブラ町を歩いてみようか?

カンダーチー湖が近くにあるようです、歩いて行って見る事にしますその前に、のどが渇いたので、通りにあった小さなお店で、コーラーのような、飲み物500kで購入、カラカラに乾いたのどを潤し、湖にでも行こうと思います。

歩くこと20分くらい、何の変哲もない、湖に着きました。
外国人はカメラを持っていると、500k徴収されます。

何も撮るものもない、湖なのに・・・・・湖のこの木製の回廊を掃除している、子供(今は学校が休みの季節)に、おもちゃのバイクを上げたら、ジーーーーーットそのおもちゃを眺めること5分以上、スキップをしながら湖近くにある小屋の
ような家に駆け込み、
お母さんに見せて
いました。

駅に戻ろうと思います。はやいところバスターミナルにでも行って、昼飯でも食おうかな・・・
タクシ−でも探して、と思ったのですが、全然タクシーは通りません、背中には45L(10キロ弱)のリックを背負ったままの移動です。
駅までの道を、そのうちタクシーが通るだろうと、方角だけを頼りに歩いていきます。

駅までは2キロ弱のはず・・・・・街を眺めながら歩くのもなかなかよいものです。いつも日本ならそんなに歩かないのですが、外国に来ると歩いて街を移動するのも、そこに暮らす人の日常が垣間見れて、なかなか楽しいです。

駅に行くのに少し迷いましたが、その辺にいる人に、聞きながら(ほとんど英語が通じなかった・・・)何とか、15時には結局歩いて、旅行会社の前にたどり着きました。

ピックアップトラックが待機しており、そこにはすでに4人の欧米人と地元の人6人ぐらいが居ました。
ジリジリする暑さの中、トラックは15じ15分くらいに出発しました。

どうも、他の人たちは、同じマンダーレに行く、16時発のバスで行くようです。このバスはところどころ止まって行くので、結局 マンダーレ到着時間は、私の乗る、急行バスと変わらなくなってしまうのです。

トラックに揺られること、一時間近く、街が雑然として、多くの荷物を持った人や、ボロバスが路上にあふれている、バスターミナルというより、路地という路地に好き勝手に、斜めにバスを駐車して、いるような、クラクションがなりっぱなしの、埃が舞い上がる、3ブロックくらいの町全体がバスターミナルという感じです。

この乗り合いトラックにに乗ってこなければ、どこの会社のバスがどこに止まっているのかもわからない状態で、物売り、こんなところに、こんなバス突っ込んでいいいの?というくらいの路地の狭い所に、何台ものバスが、我先に駐車してる状態のところです。

少し歩いたらもう見るほどのものもなく、すぐ外に出てしましました。

← この店の前に大型のボロバス、日本製の市バスのお古や、○○温泉、××高校
さらに、○○旅館などと書いた、20年前のバスが、威勢のよい音を立てて、出入りしています。
写真はピックアップ トラックここに、バスがデーーンと何台も駐車します。

「これは面白くなってきたぞ」わくわくしてきました、旅行モードがもう一段階上がります。

飯を食いに、近くの食堂に入ります、言葉がまったく通じませんが、店先でラーメンのようなものを作っています。それを指差し「ビール」と伝えると、恐る恐るて「これでいいのかな?」という態度で、女の子が、ラーメンとビールを持ってきてくれました。
ビルの銘柄は、ずばりミャンマービールって書いてあります。
このビールがなかなかおいしくて、何でもドイツのビール品評会で入賞したこともあるものだそうです。
ラーメンはプチどんぶりのようなものなので、おいしかったので、「うまい!もういっぱい」と追加すると、店の親父は嬉しそうに、作り出しました。

そのうち、マンダーレに帰郷する、僧侶の一団がやってきて(10人くらい、小坊主からベテラン坊主まで)店は一気に忙しくなりました。

そろそろ17時近くなり、バスの出発時間です、少し陽が傾きだしました。
エアコンバスということで、メキシコのときのように、冷蔵庫状態も考慮して、長袖を出しておきます。

バスは満員の状態で、そのうち外国人は、私を含めて3人、あまり旅行者は使わないのかな?しかし、地獄のバスとなるとは・・・・・・